間もなく発売する『大図書館の羊飼い』ですが、ショートノベルが載っている無料小冊子が店頭に置かれていたので貰ってきました。
で、早速読んでみましたよっと。
このショートノベル、なんとノベライズを担当した田尾さん(ガチラノベ作家さん)が手がけてらっしゃいます。
僕はてっきりオーガストの小冊子と同じように、シナリオライターの藤原さんが書かれてると思っていたので驚きました。気合入ってるよなあ。
まあ、内容的には特筆することもないというか(酷!)、いわゆる「真面目な二次創作」みたいなSSだったので、発売前にキャラクターたちのやり取りを軽く味わえるといった程度の軽い栄養補給に使える感じでした。
ただひとつ思ったのは、本編のシナリオがこのSSのように「図書部の活動」=「学園の人助け」をメインに進んでいくとなると、ちと不安かもしれません。かつてオーガストの『FA』では、くそ面白くもない「生徒会活動」に重きを置きすぎたため、シナリオにメリハリがなくなってしまいましたが、その二の舞になりそうな臭いがぷんぷんします。
こういった「日常の少し不思議な謎を解明していく」というような話は嫌いではないんですけど、その反面、物語に起伏をつけるのが難しい題材なので、果たしてオーガストの制作陣に扱えるのかな、と。
これが杞憂であることを願っております。頼むよマジでマジで。
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