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シネマ座椅子

座椅子に座り、酒を飲みながら日々映画鑑賞。
映画の結末を待たずに酒の力で本日の結末を迎えることもしばしば。

エリザベス

2007-11-04 | おもろい
このような映画でタイトルロールを演じるのって、ものすごいことだと思うのですが、ケイト・ブランシェットはスゴかった。ラスト・サムライで明治天皇を演じたのは七之助でしたが、それとは若干と言うか結構と言うか相当と言うか、雰囲気違うものを感じます。

予想以上に、すごい建物&衣装でした。要は超大作だったのね。予習ゼロで観てすみませんでしたって感じ。

しかし、史実に基づくフィクションとするにしては、あまりに劇的な話の展開に結構な衝撃。

「女」と「女王」の狭間で苦しみながら、「女」から「女王」に変化していくケイト・ブランシェットはしつこいがスゴい。エリザベス女王の葛藤と決意が伝わるような思いでした。

しかし、女王がただ一人心を許し、女王ではなく「1人の女性」として心を開いてきたはずであった男が実は、、、という展開は面白い。それゆえに「処女王」が生まれた、という展開は面白い。すごいぞ大英帝国。


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