2000年の映画です。
麻生久美子が若い。
小学生時代の同級生が海難事故で亡くなり、
その葬式で久々に集まった同級生や、
亡くなった同級生の元彼とかの縁者が集まって、
故人の話を色々していくうちに何となく
事故の悲しみや各々が持っている悩みなど、
様々な思いを突き破ってそれぞれの一歩を
踏み出していくという話。
「白夜行」の時に注目宣言しました粟田麗さんが出てます。
今回は4~5番目の結構いい役。
2000年の映画だけにまだ若い。結構かわいい。
麻生久美子は確かに雰囲気ある。
こういう役やると彼女の魅力引き立つね。
そして今や邦画界のエース、ミスター視聴率の
マサ様が、この映画では完全なる端役で出ています。
大河の「新撰組!」以前の作品なので、
要するに無名時代。今になると貴重です。
などと中肉中背な感想を抱いた後に、
とあるネタバレを見て驚愕しました。
この映画、驚愕だ。
以下超ネタバレなので、
この映画を今後観たいと思っている方は、
映画を観た後にお読みください。
<隠された事実>
・終盤に埋もれた船を掘り返した輝明以外の11人
・序盤の海難事故を知らせるニュースにて死亡が報道された朋美以外の11人
上記2点における11人は、全て同じ人々。
つまり
船を掘り返した輝明以外の11人は、
既 に 全 員 死 亡 し て い る 。
いやー、驚きましたね。慌てて観直しました。
でもこれどうなんですかね。
どう考えても話として成り立ってない。
手っ取り早く言うとミステリーにおけるペテン。
これがペテンでないと説明するならば、
やはり主流の考えである夢落ちしかない。
事故の報道までが現実で、ニュース画面が
ノイズになるところからが夢、みたいな感じか。
この映画で葬式がらみのイベントから
唯一切り離された存在である主役の彼女の電話で
物語が終わるあたり、そこでその世界(=夢)から
切り離される、というエンディングなのかなと。
なんか、考える余地がたくさん与えられてる
映画でした。
お願いだから、このネタが実は制作側の悪戯で、
下らない深読みしてないでこの生涯青春的な
青春ストーリーを素直に楽しめよ!みたいな
過剰な深読み志向に対するアンチテーゼだった、
みたいのはやめてほしい。
映画くらいしか楽しみがない残念な大人を
からかうのはやめてほしい。
作品紹介はこちら
麻生久美子が若い。
小学生時代の同級生が海難事故で亡くなり、
その葬式で久々に集まった同級生や、
亡くなった同級生の元彼とかの縁者が集まって、
故人の話を色々していくうちに何となく
事故の悲しみや各々が持っている悩みなど、
様々な思いを突き破ってそれぞれの一歩を
踏み出していくという話。
「白夜行」の時に注目宣言しました粟田麗さんが出てます。
今回は4~5番目の結構いい役。
2000年の映画だけにまだ若い。結構かわいい。
麻生久美子は確かに雰囲気ある。
こういう役やると彼女の魅力引き立つね。
そして今や邦画界のエース、ミスター視聴率の
マサ様が、この映画では完全なる端役で出ています。
大河の「新撰組!」以前の作品なので、
要するに無名時代。今になると貴重です。
などと中肉中背な感想を抱いた後に、
とあるネタバレを見て驚愕しました。
この映画、驚愕だ。
以下超ネタバレなので、
この映画を今後観たいと思っている方は、
映画を観た後にお読みください。
<隠された事実>
・終盤に埋もれた船を掘り返した輝明以外の11人
・序盤の海難事故を知らせるニュースにて死亡が報道された朋美以外の11人
上記2点における11人は、全て同じ人々。
つまり
船を掘り返した輝明以外の11人は、
既 に 全 員 死 亡 し て い る 。
いやー、驚きましたね。慌てて観直しました。
でもこれどうなんですかね。
どう考えても話として成り立ってない。
手っ取り早く言うとミステリーにおけるペテン。
これがペテンでないと説明するならば、
やはり主流の考えである夢落ちしかない。
事故の報道までが現実で、ニュース画面が
ノイズになるところからが夢、みたいな感じか。
この映画で葬式がらみのイベントから
唯一切り離された存在である主役の彼女の電話で
物語が終わるあたり、そこでその世界(=夢)から
切り離される、というエンディングなのかなと。
なんか、考える余地がたくさん与えられてる
映画でした。
お願いだから、このネタが実は制作側の悪戯で、
下らない深読みしてないでこの生涯青春的な
青春ストーリーを素直に楽しめよ!みたいな
過剰な深読み志向に対するアンチテーゼだった、
みたいのはやめてほしい。
映画くらいしか楽しみがない残念な大人を
からかうのはやめてほしい。
作品紹介はこちら