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シネマ座椅子

座椅子に座り、酒を飲みながら日々映画鑑賞。
映画の結末を待たずに酒の力で本日の結末を迎えることもしばしば。

告白

2011-11-20 | つまらん
これはまだ去年の映画だったんだな。これがTVで宣伝されてたのは随分昔のような気もするが。2011年は世の中色々な事がありすぎて時間の経過の感覚がヘンだ。


中学の担任の先生の娘が殺されて、その犯人が先生が担任していたクラスの生徒のうちの誰からしい。というような話らしい。という認識で観てみた。犯人探しものなのか?





さて観始めてみて15分経ったかどうか、あっさりと娘を殺した犯人が判明。なるほど、この映画は犯人探しものではない。


じゃあ何なのか?「一体何なんだこの映画」と思いつつ観進める。





しかし中島哲也監督、思い返すと「下妻物語」の監督か。この監督はとにかく映像に凝るんだな。この「告白」はまだそれを抑えた方らしいが、それにしたってヘンに凝っている。ハッキリ言うと見るのが面倒くさいカットが異様に多い。




物語は子供殺された親の復讐もので、やってることはさながら野島伸司のドラマ「人間・失格」のノリである。あのドラマと比べると、復讐する側の親がものすごく冷徹なのか一番の違いか。

まぁこんな内容なので、観てて愉快なワケもなく、なんだか辛気臭い物語を面倒くさい映像に載せて流れていく時間を淡々と過ごした感でありました。





そういえば殺される娘役の子は芦田愛菜ちゃん。言わばブレイク前の愛菜ちゃんですな。この時点ではまだちっこい。現在のマルモリ踊ってる愛菜ちゃんと全く違う。やはり子供って1年でエラくデカくなるんだな。


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