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帆∞翼(セイル バイ ウイング) -太陽そして風と供に- 

海・南風・そして何より”真夏の太陽”が大好きな翔です。

「よろしく!」  

バリ冷却の取り付け

2008年08月07日 | ダッジキャンピングカー メンテナンス
たった一日で修理の完了したバリ冷却&ヘビーデュティー仕様のラジェーター
取り外されたコアをみると「こりゃひどい・・・」

明らかにリークストップ剤と分かるのが、詰った物を指でこそいでもんで見ると主成分であるゴムの細かい破片があるのがよく分かります。

「やっぱり・・・」と再度思うも、まあこれで問題はなくなるわけですから有る意味幸運だったとも言えます。

高速で気付かずに水が無くなるまで走ればエンジンは確実にお釈迦になります。

そんでもって家に帰ってきて早速取り付け、例のごとく吸血鬼(蚊)が早速うようよ。

体に虫除けを吹き、手の届く範囲にフマキラーを置いて作業開始。

取り付け自体は分解の逆ですから特に問題もなしにさくさく進みます。
ところが、最後のトルコンクーラーのクイックコネクタにフィッティングをはめ込む段階で大変な目に。

というのは、取り付ける部分に小さなゴム製のシールが入っています。
弾力のあるゴムですが、修理の段階で無くされないようにあらかじめ外しておいて、取り付けの際にコネクタ内に戻さねばならないのですが。
すでにラジエータを取り付けてしまったので角度的にきちんと入っているかが分からない。
鏡片手に見てみると、ゆがんで入り込んでいるために取り出して再度入れ直しの連続。

実はこれラジェータを取り付ける前にいれれば「とーっても簡単」だったのですが、すっかり忘れていまして (^^;)はは

結局1時間近く車の下でこれだけの作業をする羽目に・・・

暑いので汗をかく、虫除けスプレーが流れる、蚊が寄ってくる、フマキラーで殺す、コキコキと作業して又汗をかき蚊が喜ぶ、すかさずフマキラーのサドンデス。

オマケにコネクタについている小さなロックピンを落として行方不明で捜したり。

何が嫌かというなら、おそらく100匹は始末しただろうと思うくらいの蚊の多さ。「なんでこんなに家の近くにはいるのだろう?」と誰しもが納得するであろう
困難作業(実はとっても簡単だったのですが)結局で夕方7時を回る頃にやっと完了しました。

冷却液を入れてエア抜き作業とトルコンクーラーフィッテイングの漏れがないかを点検して全て終了しました。

一風呂浴びて飲むビール、旨いんだなこれが (^^)


フィッテイングはホースが写真の黒いラジエータに刺さっている部分にあります。


ラジエーター

2008年08月05日 | ダッジキャンピングカー メンテナンス
日曜にオーバーヒートしたラジエーター、通常使用では問題有りませんが、トレラーを牽引して高速道路の長い上り坂をあがるとやばいことが判明。
そんでもってそのままにはしておけませんから、さっそく在庫と価格を調べます。
ネットを中心にして外国車のリビルドや中古を扱うところを、またアメ車の部品を扱っているところなど20カ所以上にメール、もちろんアメリカにある会社にも連絡をします(ただし物違いなどのトラブルを考えて日本人のいるところ)。

まあ当然だろうなと思いつつも例のごとく人の弱みにつけ込むようないい加減な値段設定。
一番マトモだったのが知り合いのラジエータ屋の親父とアメリカの会社だけ。

価格的には3万円台後半で入手可能なアメリカの会社(ちなみに某日本の会社は11万円という値段を付けてくれました)ですが、納期が3週かかり、これでは夏が終わってしまうために、近くのラジエーター屋に決定。

電話をすると「オウ、まかせとけ!」でな感じで人なつこい笑顔が目に浮かびます。
話を聞くと信頼性のたかい日本製コアをつかって現在のラジエータより一段コア数が多い「バリ冷えの超ヘビーデューティー仕様にしてやるぜ! はっはっは!」てなもので、値段は5万7千円

先ほどのアメリカの会社は送料と関税で約1万2千円がプラスですから,金額的には7千円程度の差.

ただし納期の問題がない事が○

「いつラジエター外そうかな・・・」 (^^)

何ちゅう一日・・・・4度目の正直?

2008年08月04日 | Weblog
久々にウインドに言った昨日、ところがトラブル続きの一日でした。
うきうき気分で家を出たところまではOK、
中古で購入したダッジのキャンピングカーに初めてトレーラーを引かせての走行となるわけですが、まあ、中古車は何かしら問題があることも考えられるので、「早めにトラブルを出しちゃえ!」 とばかりに目指すは富士。

ここは本栖湖や西湖というウインドサーファーにとっては天国のような場所ではあるわけですが、
料金所で出ようとしたらなんか湯気見たいなものがボンネットからゆらゆら。
 (ーー) 「ん?・・・・・・・」
とりあえず料金所を出て路肩に寄せてフードを開けるとあらあらリザーバータンクが煮えくり返っている。
あらら (^^;)

「オーバーヒートか・・・・」と別に慌てもせず窓を全開してエアコンをヒーターモード全開(これオーバーヒート時の緊急対処法です)、見る間に水温計が下がっていきます。

安全圏になったところでもう一度水のレベルを確認し、とりあえず今日は西湖までの移動に決定しました。

しばらく走りましたが普通の走行では水温が上がってきません。
ということは半詰まりということでしょうか?

西湖に到着するもエンジンが冷えるまでラジエーターキャップをあけることはできませんから、とりあえずウインド。

ボードを下ろして、家内のボードを見ると以前修理しておいた部分が取れて小さな穴ができてます。
このままにしておくと水が入るので「応急処置せな~あかん」というわけでベントキャップをあけて内圧を抜き、紫外線効果樹脂をヌリヌリして簡易修理完了。

と、ここまではよかったのですが、なんとベントキャップを閉めるのを忘れてしまい、おまけに家内がそのまま出てしまったのですね。

すっかり忘れていた自分が悪いわけですが、戻ってきたボードを見て慌てるも時遅し、

おおお・・・・ (ーー”)

逆さにするとポタポタ、しっかりとボード内に水が入ってました。

「ガー最悪!」(ーー”)

と、しばしの間自分で自分を罵倒、「あほだよな~」

そんでもってこの水が完全に抜けるまでは乗れませんし、ましてやベントキャップが行方不明ではボードを使えません。

もうひとつのボードを持ってくればよかったと反省するも、
時遅しでして (^^;)あはは

まさかねという気持ちがあったのがまずかったです。

さて、そんなこんなしていたわですが、とつぜん湖一帯に突然の突風。

「オオー!」(^^)

と喜んでトレーラーの前に出たとたん、なんとすぐ近くにあったでかいセイルが風にあおられて自分めがけてぶっ飛んできた。

気がついたのは何気なく横を向いたときでしたが、そのときは自分の1Mくらいのところまで来ていたわけで、反射的に受身を取るとセイルは右腕のひじ近くにマストを当ててそのまま乗り越え、何と隣の車へ衝突。

セイルの持ち主があわててその車のところへ行くも、初めにぶつかった僕の事はどうも知らないようで、ひたすらその隣の車持ち主のところで平謝りしています。

この車の持ち主ですが、家族旅行で来ていたみたいで思わぬ出来事にパニック、しかも車は新車らしくて「こりゃもめるな・・・・」(--;)

と自分も同じ被害者なわけですが、双方のことを考えて暗い気持ちに。
とりあえず突風はおさまったわけですが、セイルの持ち主が完全にパニックとなっているらしく、
飛んでいったセイルを又変な置き方をしておりまして。

「おいおい・・・」(ーー;)

と思ったものの、気持ちがわからなくもないために、人の良い私?は彼にかわって
黙ってセイルを移動、ボードと接続して風に飛ばされない方向にきちんと置いておきました。

セイルとボードには風に対しての方向というものがあり、これをきちんと理解しておかないとこうした事故になるわけです。

ちなみにボードに水の入った家内のセットはセイルをはずして飛ばされないように車のバンパーにベルトで固定してありました。

さて、これでオーバーヒートと重なって二つ目のトラブルなわけですが、結構激しく当たったひじをこすりつつの昼ごはん、「ターラコ、ターラコ~♪」なスパゲティなんぞを食いながら湖面を見ているとだんだん良風が入ってきます、当然にじっとしていられないのが僕。
そくさくと皿を平らげる、もちろんボードに乗ってしばし祝福のひと時。
自分の張ったセイルサイズが7.5だったのですが、8.5にしておけばよかったと多少後悔しつつも湖面を爆走、レイルジャイブ(レーシングジャイブ)に何度もトライしますが、腕はまだまだ未熟というか自分で納得するほど下手。

途中で色々とセッティングを変えながら乗ってましたが、今の板はソニックの125Lで、前に乗っていたビッグの156Lのほうがどうしても乗りやすく感じてしまいます。
ソニックのほうが最高速度は速くジャイブをしやすいのですが、その分風が今ひとつの風域ではずるずるした感じから抜け出せずめに、これなら多少遅くとも安定したプレーニングができるビッグのほうが自分にあっているかもしれないという思いがどうしても強くなってしまいます。

そんなことを考えていたのもいけないのかも知れませんが、この時に3度目をやってしまいました。
というのはセッティング変更のために一度岸まで戻ってきて、ボードから下りた時にたまたま右足の人差し指が湖底にあるゴロ石に割れ目にはまり込みそのまま横へねじれておまけに抜ける際にばっさりと切ってしまったのですね。

「うー・・・・」(;;”)

とあまりの痛みに湖面で唸る事数分、かなり深く切ったので痛いのなんのって。 

「足は痛いんですよね・・・・」 (^^;)

あまりに動かないので家内が心配して来てくれたのですが、西湖はこれが一番怖い。
湖底にゴロゴロしている石は海と異なって角が取れずにありますから結構危ない。
そのままとりあえず痛みが治まるまで待つしかないわけですが、あまりにも長いことから「ボードに乗れば収まるわい!」とか何とか自分でも訳わからないことをいって流血状態で再び沖へと爆走。

自分の子供の頃はこんな風に怪我をしようがお構いなしに遊び続けていたのが普通でして、
当然に薬も塗りませんし絆創膏やましてや包帯などするわけなく。
友達が包帯なんぞしてくるととんでもない怪我だと大騒ぎしていたわけですが、
今の子供たちを見ているとかすり傷で包帯、少しでも熱が出れば病院。

これじゃ引きこもりが増えて当たり前なわけですが、子供のころからのこうした一軒ばかばかしく思える忍耐力というのが実は大人になって重要なわけで、本能的が体へ走る激痛をどうこらえて乗り越えるかというきわめて原始的な基礎は、当然に将来と対人関係における精神的(心理的)苦しさを乗り越える基礎になるのです。

痛みに耐えることができないということはそれだけ本能的トレーニングをしていなことでもあり、過保護であるほど心の成長も未熟であることは、自分の周りにいた友達や人間を見ても否定できない事実としてあります。


さて流血したままぶっ飛んでほぼ1時間半ほど遊んでいましたがいよいよ風も落ちて今日は終わり。

道具を引き上げると一休み。

さてエンジンも冷えたので、その間にオーバーヒートの原因を探らねばなりません、とりあえずラジェーターキャップをあけて中をみると、

(ーー”)「・・・・・・・」

「やっぱり」

というのは、前の持ち主の神経質さからいって、ある程度予想はしていたのですが、ラジエーターからの漏れを予防するためにホルツなどの漏れ止めもしくは漏れ予防剤をラジェーターに入れると、それが逆に詰まらせる原因となることはよくあることでして、日本製のWAKOS等の漏れ止め剤と異なって、車用品店で安く買えるものは当然に粗悪ですから、こうしたことは珍しくもありません。

前の持ち主が神経質ゆえに予防としていれておいたらしき物が、逆の結果を生んでしまったわけです。

とりあえず、普通の走行で水温が上がることはないために無理しなければ家まで帰れますから、ゆっくり帰宅することにしました。

オーバーヒート 、飛んできたセイル、足の怪我、今日は3度もイベント?がありましたからこれで打ち止めだろうとおもっていたら、
帰りの高速で赤い文字が目に。

“事故渋滞”とのこと、自分の降りるインターまで120分以上だそうです、

(ーー;)「ふー・・・」