帆∞翼(セイル バイ ウイング) -太陽そして風と供に- 

海・南風・そして何より”真夏の太陽”が大好きな翔です。

「よろしく!」  

春かな~?、でもまだ早いよね (^^)えへへ

2014年01月30日 | ど下手な 詩集やエッセイ等

 

「ステップ(歩)」

このところ暖かい・・・、 朝もさほど寒くないし、 暖房を付けても設定温度は低めで十分だ。

天気予報を見ていると、3月半頃の気温とか言っていて、さすれば”さくらの花”が咲く少し前の陽気という事になる。

季節の歩みは遅く、でも時折ジャンプして少し前に歩んでは、又すぐに戻ったりもする。

真っ茶色だった芝生にはちらほら、街角のなにげない片隅にも可愛らしい芽が出始めたけど、それが自然に瞳に入ってくる度に、幸せな気持ちになる。

 

人にとって冬は孤独を感じさせる厳しい存在だ。

そこいら中に有った緑の輝きは失われ、虫達のささやきも無いし、何より寒さが体に染み込む。

 

手の平を地面につけてみると、大地の優しさを知ることが出来るのだけど、その裏側の甲を撫でていく風は、冷たく無表情だ。

そっと手を離すと、今度はその風が平の方へと廻り込み、それまであった温もりは徐々に失われていく。

ただ、それと同時に、いや引き替えに 陽光の温もりを甲に感じられるのを知る。

 

ひとつ深呼吸すると、桜の大きな木を見上げてみるが、案外眠たそうな顔をしたままボクに囁いてくれた。

「ゆったりと待っていれば 春はいつの間にかキミを包み込んでいるからね・・・・」と。

 

詩 By 翔

 

 

SEA / 秦基博 (+playlist)

 



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