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「よろしく!」  

ハイエースや、 キャンピングカー用ポータブルクーラー La Cool (ラ・クール)取り付け その3

2013年08月14日 | ハイエースキャンピングカー メンテナンス

しかし暑い・・・・・・・

でも、めげずにラクールの取り付け作業開始。 作業は昼休みの1時間と、終業後の数時間で

行っていますが、とにかく気温が下がらない、 一日に3回Tシャツを交換しての作業。

この記事は3日分をまとめた物ですので、よろしく! えへへ

 

いい加減に終わらせたい気持ち  ですが、変に手抜きすると後で絶対に後悔しますので気を引き締めて作業を行います。

前回は換気ダクトの取り付けまでやりましたので、今回はいよいよ完成まで持っていきます。

室外機の排気をどうするかが一番の問題でしたが、色々と試行錯誤して、 室外機背面のスペースを全て排気のために使う事にしたのは、前回書いたかと思います。

これは単純に排気口ダクト加工などせずに有るスペースの全てを排気空間にしてしまうと言う考えで、理由は出来るだけ単純な方がよいからです。

 

その2からの続きは、クローゼット内部の寸法を測り天板を作成するところから開始。

そして排気ダクトにエアを導く囲いも作ります。

すべて現物合わせしながらの作業。  

周辺にも蓋を取り付けるための縁(ピンク矢印がそれ)を取り付けていきますが、とにかく

透き間無くピッタリとするものを造りあげます。

きっちりと囲まれました。 これで蓋が取り付けられる。

次はカットしてあった配線の戻し、そして結露対策。

室内機を降ろして再分解します。

そして余分な長さの配線をきって短くし、再接続。

綺麗に戻りました。

そのままケースを戻そうとして気が付いたのですが、室内機のドレンはタンクから直接外部に持っていく配管をします。

なのでタンクに溜まった水を排水するためのポンプは不用ということ。

で、どうせならこのポンプモータ配線は、今のうちに外しておきます。

コネクタは基盤のこんな処に・・・・   写真はすでに取り外した状態です。

フロン配管の平ケーブルをカットした際に切った、排水ポンプからくるビニール配管はみじかくなっていたので、再配管。

ポンプモータのコネクタを抜いているので本来は不用なものですが、後で必要となって戻そうとすると大変なので、今のうちにやっておきます。

で、カバーを元通りに組み立て。

組み上がった室内機を定位置に取り付ける前に、 金具を一枚追加しました。 

青矢印のがそうですが、これなしで室内機を黒ノブに引っかけると、室内機の重量で斜めになってしまうのがどうしても気になるからでして、これ取り付けるとしゃんとします。

ちなみに有る無しでどれだけ違うかですが、この金物が無いと室内機は黄色線まで斜めになります。

金物つけると赤線のところ、それでもわずかに傾いていますね。

余り気になるようなら、あとで補助台を取り付けようかと考えています。

配線が終わったので、一度電源を入れてきちんと動くかを確認、ついでにフロン配管の結露

状態も確認。

冷えは良好で、 問題の結露は10分も運転しているとポリプロピレンの配管の中を勢いよく

フロンガスが流れているのを見ることが出来ます。

当然冷えてくるわけですが、どの配管が一番冷えるか確認しようとしたところ、3本とも同じくらいに冷たくなり、結露対策は3本まとめてやるのがベストと確認できましたので、ラクールを停止します。

 

結露防止作業

結露その物は完全に止めることはまず不可能だと思います。ただ配管に触れる空気の量を減らせば減らすほど、

湿気の中の水分量は限られてくるので、この配管3本をまとめて何かで覆う、というオーソドックスな対策をすることにしました。

使ったのはエアコン配管のドレン配水管で(単に余っていたから)、管にカッターで立てに切り込みを入れ合計二本。  もう一本180度違う方向から被せて二重構造

最後に普通のエアコン工事に使われるテープを外側に巻いて外気との遮断を謀りました。

管のエンド部分ですが、しっかりとテープを巻くことで出来るだけ外部のエアが入り込まないようにしてあります。

まあ、これでも結露するときはしますが、ぐっしょりとなって「大変だ~!」というレベルになることはまず有りません。

気になるのが室外機で、特に内部ですが、これは間違いなく結露します。

下に薄いトレイを引くことも考えていますが、どの程度の状態になるのかを確認してから最終的に対策をしようと思っています。

 

写真は結露対策された配管。

フロンの配管は隔壁の透き間を通ってクローゼット内部へと導かれており、隔壁を真横から見るとこんな感じ。 

写真では解りにくいですが、 配管が通るところは屈曲を出来るだけ少なくするために垂直カット後に、ノミで斜めカットをしてあります。

クローゼット側はこんな感じ。

結露対策作業がおわると今度は密封処理。

写真のように室外機の周辺は透き間だらけ。

密封しないと加熱した排気がここから漏れ出て、 室外機の吸い込み口から再度入り込むので効率が良くない。

作業は面倒で、一度取り付けた縁と天板などを全部外し、そして室外機をずらしてスポンジテープを貼り付ける。

これは透き間ふさぎ専用の建築用なので、幅があります。

室外機を戻すと、これで下回りは完全に密封されますが、真上と左サイド、配線の穴とフロン配管の穴は

まだふさがっていません。

そこで、シリコンコーキング。  此処は誰も見ないので結構ダイナミックにべたべたとやります。

 

穴という穴がぜんぶふさがったのを確認したら、再度天板を戻します。

縁を本取り付け。

そして最後に蓋をすれば完了です。

と、ここで上部に黄色い丸で書いた様な空きスペースが出来ました。

なので100円ショップの網を加工して棚を作成。 もともとここに入っていた物を

元に戻しましたが、実はクローゼット内は元々これだけの高さがあったのに、

物を積み上げられない事からこの程度の物しか入っていなかったんです。

 

勿体ないですよね~!  

中身はタオル、 使い捨て歯ブラシ、 コップ、ペーパータオル、トイレットペーパー。

棚を作ったのでこれまでより使いやすいです。

 

さて、これで全て完了。

冷蔵庫を戻します。   「オットト!」その前に、ドレンの配管をシールしないと。

最後はラクールを動かしてのテストとなりますが、その前に少し時間が合ったので電子レンジ上透き間をスライド引き出しに改造しました。

使ったのはもともとあった、 ドアの一部と 398円で売っていた事務用書類トレイ。

ドアの蝶番を外し、 トレイに穴を開けてビス留め。

*お玉やフライ返し、包丁や皮むき、栓抜き缶切り等々、調理道具専用の収納としてつけました。

元々あったプッシュラッチは、当然にそのまま流用。

引き出しの構造ですが、極めてシンプルです。

たったこれだけの構造で、 引き出しが抜け落ちる事も有りません。 何より安いです(笑)

この引き出しで、おそらく500円も掛かっていませんね、25円のL金具二つ、 その変にあったワッシャーと角棒と、ネジだけですから。

ただし重い物は入れられませんが。

 

参考までに電子レンジを開けると、大鍋がぽつん。

フライパンなどのクッカーがまだ到着していませんので、此処にはこれだけです。

来れば大鍋の中にそれを入れて調理器具収納として使います。

 

内容物の収納場所をいくつか変更。

冷蔵庫下の引き出しは 使い捨てのペーパー製お椀、割り箸やフォークスプーン 紙コップなど。

大きな紙皿やら、発布スチロール製ラーメンドンブリ等の大きな物は、オーバーヘッド収納へ。

 

しかし、電子レンジやラクールを取り付けて狭くなったかと思っていましたが、逆に無駄だったスペースが活用できて使いやすくなりました。

 

試運転

完成後約30分ほどラクールの試運転をしました。

動作の確認と結露状態を調べるためです。

外気温は相変わらず35度以上 これでは前の実験にて室内を冷やすことが出来ないのを

確認しています。  

 

ラクールの吹き出しは27度前後、排気はやはり55度近くになります。

なのでクローゼットの上部分は結構暑くなりますが、気温が気温なので仕方ないかと・・・・

後は夜の実験をしてみれば良いんですが、チャンス有るかな・・・・

一晩ねてみるだべか? ここで? (笑)

まだEU9iがないので、普通に外部からの電源取り入れでやるしかありませんが、できれば

実戦レポートする予定です。

 

室外機内部の結露ですが、 配管出入り口の透き間からスマホ差し込んで撮影した様子。

当たり前ですが水滴が出ています。 30分でこの程度。

あまり酷いようなら 室外機下に穴をあけてドレンする方法を考えますが・・・・・

 

最後の最後に、全加工が終わった写真。

後方左サイド

そして後方右サイド

これで更に快適な夏のレジャー生活を送れるでしょうかね?   えへへ

 

 



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