帆∞翼(セイル バイ ウイング) -太陽そして風と供に- 

海・南風・そして何より”真夏の太陽”が大好きな翔です。

「よろしく!」  

久々に㓉飛び、でも北の山越え風が・・・・

2024年06月22日 | 増築&リフォーム、DIY、手作り等 

本来なら入るはずの梅雨到来が遅く、思ったより晴天も有った6月の週末。

でも、依頼されているリフォームやら野暮用やら、何やかんやで行けなかったウインド。

 

今日は晴れという事で、やっと来ましたです。 ハイ!

 

朝の7時頃にゲレンデ入りして、とりあえず道具を出し、まずはフォイル等をセット。

その後、サーパンと上半身裸で、椅子に座って日光浴?&うたた寝しますが、前回はかなり寒かったのが、

今日は汗ばむくらいでして、夏の到来がすぐそこに来ているのがよく判ります。

 

8時半くらいに、余りにも暇&全く風も無いので、フォイルボードの方にフィンを付けて、湖面散歩を開始。

途中でクマバチが溺れていたのでレスキュー  つまんでボードの上に載せてあげますが、なにやってんだか?

 

静かにオールで水を掻き、ノンビリと湖面を流していると少しずつ風が上がってきた。   「およよ!」

慌てて岸に戻りましたが、ご覧の通りクマバチ君も同伴。

 

6月半ば過ぎとはいえど、湖の水温は低く、冷え切ってしまっているので太陽光に当たらないと飛べないんですね、蜂は。

そうしている間にさらに風が入っているので、急ぎセイルをセット。

 

12.0(メーカ最大セイル)をいつものように張りますが、 身長2m、体重100kgクラスを元にして設計されている、このフォーミュラーレーシング用セイルは、僕みたいに小柄な者が扱うには手に余りすぎるパワーを生み出す。

 

初めはそれに負けて、ずっと翻弄されていたのですけど、何年間も諦めずに修練を続けている間に、極普通に扱えるようになった。

力を力でコントロールするでは無くて、力を技術的に制御することが出来るようになったということになるでしょうか・・・・

 

と、そんなどうでもいい話は置いておいて、早速乗り出しますが、出てみると南の風に北西の山越え風が入るというやっかいなパターン。

 

ゲレンデの北側には大きな山があり、そこから吹き下ろしてくる風故に、乱気流状態になる事が多くて、それに南のサーマル(海風)が混ざると、

常に風向がシフトする、マジで難しい状態に変化するんです。

 

30分くらい止ったり走ったりしてましたが、じきに南風の勢力が強くなり、こうなると至福タイムでして、ひたすら湖面をぶっ飛びます。

他のセイラーはまだ出てきて居らず、釣り船も無いので、ガンガン加速して湖面を飛ばします。

 

と、突然の風向シフトで吹っ飛ばされた。

ハーネスライン外す暇も無くやられたので、マストに腰を強打。 多分速度は50km位。

 

運良くハーネスが守ってくれたので無傷。

この突然の風向シフトだけは避けられないことが多く、湖面のさざ波を見ながらどちらからの風か???を常に見ているのですが。

北の山からの風は上からの吹き下ろしなので、さざ波が立たないで来るんです。 

 

糞~~~~~!と思いつつ、セイルアップして走りますが。

上からの抑え風が多いので、デカイセイルを上げるのはとにかく大変。

 

それでもまあ、南の時はジャストですから、楽しいのなんのって イェイ!

10時半位になって、空が曇ってきて南の風がスカになり、北西の風ばかりになってきて、こうなるとヤバい。

岸に戻ろうにも、その岸からの抑え風のためになかなか戻れない。

”やばいな~・・・・”と内心思いつつも、何とか着岸。 フゥ~~~~~!

そのまま昼飯タイム。

空が曇っていて、北の風ばかりの間は危険回避の為に出られないので、しばらくは南の風待ち。

11時頃に又晴れてきて、同時に又南の風になってきた。

 

「おっしゃ~~~!」 と出ますが、 この時はジャストの風で、自分が抑えきれる限界の風(セイルの設計限界)まで速度が出ますが、

だんだんとオーバーになってきて、 こりゃ~いかんでよ! 怪我するわいな。

 

なので岸に戻ってセイルとフォイルをチェンジ。

9.0のセイルに張り替え、ボードはそのままフォーミュラー。

 

出てみると9.0ジャストの風に時々北の風で、まあまあのコンディションですが、今度は混ざると言うより南か北のどちらかの風。

南の時は至福タイムですが、 北になると全然楽しくない。

 

さらに風が上がってきたので、岸に戻ってフォイル尾翼のシム調整(角度調整)してフライトしやすい様にセッティングを変えます。

風がさらに強風になりはじめているので、今度はヘルメットを着用して出撃。

 

時刻を見ると2時なので、そのそろ南の風が終わりになる時間ですから、すぐに出撃して、フライト状態で湖面を飛ばします。

ただ、例のシフト風で何度か湖面に突っ込んだ・・・・・・ その度に冷や汗。

 

3時くらいですかね、南の風がほぼ落ちてきて、今日は終了という事です。

ただ、北西の風は収まらずで、着岸させようにも戻れない。  あ~~~~~~~

 

時折吹く南風に乗せて何とか戻りましたが、初心者なら、まず対岸まで流されていく乱気流です。

 

連続で来る風向シフトで、今日はかなり体がやられましたので、おとなしく撤収開始。

4時前にはゲレンデを離れました。

なあまあの日でしたが、 満足度は40点くらい、 北西の風がなければね~ 80点くらいだったんだけど。

 

次来るときは夏かな~!?と思う翔です。


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