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帆∞翼(セイル バイ ウイング) -太陽そして風と供に- 

海・南風・そして何より”真夏の太陽”が大好きな翔です。

「よろしく!」  

パジェロミニ H56A DOHCターボ タイミングベルト 交換 最終

2011年07月01日 | 

タイミングベルト取り付けと、テンション張りが調整出来たら、いよいよ作業終盤へ移ります。

 

ここで念のためにもう一度クランクを回し、カムプーリとクランクベルトプーリーの位置があっているかを確認することをお勧めします。

 

問題なければ、クランク固定(ギア5速)を行い、半分締め付けられている状態のクランクベルトプリーのボルトを外します。

クランクが回りませんから、簡単に弛むはずです。

 

次にタイミングベルト下側カバーの仮固定ボルトを外し、カバーを取り去ります。

 

取ったり付けたり面倒ですが、これが作業ですから仕方ない・・・・

 

テンショナー固定。

タイミングベルトに張りを与えるテンショナーは、調整が終われば固定してしまいます。

2本あるボルトをしっかりと締め付けてください。

忘れたらエンジンが終わると思ってもらって結構です。

絶対に忘れないでくださいね。

 

 

オイルポンププーリーのボルト締め

オイルポンプのプーリーはボルトを締める際にくるくる回ってしまいますので、手で押さえていられる範囲で仮固定にしてあったはずです。

ここでこのボルトを本締めするのですが、タイミングベルトが張られてテンショナーが固定されると、オイルポンププーリはベルトで固定されて容易に動かなくなります。

やっとここでボルトを締め付けることが出来るというわけです。

実際に締めているとベルトがギシギシして何となく心配になりますが(フルパワー架けても絶対切れませんから)、大丈夫です。

不安な方はクランクプーリーにソケット噛ましてやってもOK

実はこれ、テンションの張りの最終確認するのにも一役買っていて、ボルト締めているときにプーリーが回ってしまうような事が有れば

タイミングベルトの張りがあまいかテンショナーボルトの締め忘れですから、これまでの作業に何かしらの落ち度があったことになります。

きちんとタイミングベルトが張れていれば、オイルポンププーリボルトはきちんと締め付けられます。

注意 バカみたいな力で締める必要はありません。

 

 

次にタイミングベルトカバーの下と上を取り付けます。

ガスケットがぼろぼろになっていたら新品に交換が必要です。

たいていはぼろぼろです

 

そしてクランクベルトプーリーを取り付け、ボルトを締めます。

クランクプーリー と クランクベルトプーリー が有り,ややこしいですね(笑)

クランク固定されているので十分締まるのですが、本当はトルクレンチで適正に締めるのがベストです。

トルクレンチを持ってない僕はとりあえず締められるだけ締めて終わり。

 

フアン取り付け。

フアンはくるくる回って、4本あるボルトの締め付けが出来ません。

そこで、指でボルトを仮締めしておき、後ほど本締めします。

 

ベルトをオルターネータに取り付け、張りを調整します。

専用工具もありませんから、オーソドックスな方法にて張り調整。

バッテリーが邪魔なので取り去り、長い棒などをエンジン本体とオルターネータの間に差し込み(黄色線)、

赤矢印の様に下へ力をかけます。

するとオルターネータは緑矢印の方へ動いてベルトに張りが出てきます。

適度な張りになったところで、青矢印のボルト二つを締めて完了です。

パジェロミニの場合、Vベルトではなくリブベルトを使用しているのにエンジンをかけた直後に「ギャー!」という

有名なスリップ音が生じます。

ライトを付けたときに出るようなら相当弛んでいます。

 

僕の場合、適正数値はなく、このギャー!が出ない程度より多少強めに調整しています。

当然、段々弛んでくると音が出ますので、そのたびに調整しています。

 

次が補記類ベルト

アイドラー&テンションプーリーを取り付け

ベルトを架けると、下の写真のように張りを調整します。

この調整があまいと、運転時に以下の操作すると ギャー! が出ます。

1、エアコンを入れる。

2、ハンドル操作をする。

よって、これも適正な張りというのはなく、このギャーが出ない様に調整しています。

 

調整終わったら、テンショナーのボルトを締めておいてください。  

 

フアン固定ボルトの締め付け。

ベルトが2本張られたら、初めてフアンの固定ボルトを締めます。

バカみたいに締める必要等ありませんから、締めるトルクでスリップするくらいで十分です。

不安な人は二つのベルトをぎっちり張れば(後で再調整必要)割と強くしめられます。

ボルトは4本有り、下側の2本はクランク固定をフリーにしてクランクをまわしてやるか、下から締めることになります。

 

フアンガードをいれ、

ラジエータを入れ、

 

それぞれ固定をしたら、上と下にあるホースを戻し、スパークプラグを戻し、インタークーラーを戻す。

 

最後はラジエータキャップよりクーラントと水をいれ、アイドリングのままで最低でも15分間はエア抜きをしてください。

ラジエータホースの上を手のひらで握って、熱くてさわれないくらいなら水のレベルは大丈夫だと思いますが。

出来れば5分ほど走ってエンジンをさまし、もう一度点検。

翌日もう一度水のレベルを点検することをお勧めします。

 

 

以上で、全作業終了。

部品代約1万5千円。

本来なら支払うべき工賃3万5千円は浮きました。

☆送料無料☆(一部地域は除く)タイミングベルトセット+ウォーターポンプ+オイルエレメント付 パジェロミニ H53A/DOHC車/ターボ車 

 

 


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