良い風が吹いて、世の中ゴールデンウィーク。
いいな~・・・・・ 日本の祭日とは無関係の翔は、通常運転。
とても羨ましいのです。
話変わって、つい最近、ある人が亡くなった。
仕事の関係で少しだけ付き合いのある方だったが、その話が耳に入ったのは、ごく最近。
死は、生きている以上は仕方の無いことで、自分だってやがては死を迎えるわけで、ご冥福を祈ります。
して、 その数日後、 亡くなった彼の務めていた会社から突然の連絡が有って、なんだろう?と思っていたら、
助けてくれ! という応援要請。
優秀だった彼は、 勤め先の会社から提携先の会社へ出向していたのだが、 技術出向であり、
能力的にすごいこともあって、出向先の担当部署と会社そのものも、彼に全面的な信頼を置くと同時に、
ある意味もたれかかってしまったわけだ。
で、訪れた突然の訃報。
当然、大変なことになったのは、その二つの会社でして、国絡みの重要施設のシステム維持管理の契約だったことから、柱となる人間がいなくなると、すぐに機能不全に陥りかねない。
それだけなら時間の経過と供に解決をしていく物だが、 その間にシステム維持が出来ねば、即契約不履行となって、
莫大な違約金が課される事になる。
困り果てた末に、僕の方に連絡が来た訳だ。
彼の維持していたシステムは、色々な意味で特殊な環境にあり、実のところ、このシステムを健全に動かして維持できるのは、極一握りの人間でしか無く、 豊富な経験を持つ人でなければならない。
大きなシステムの”個別部分”を専門とする業者は沢山あるが、全体を統合して見ることが出来、
さらに、その”全てに付いて何でもできる”人間を探すというのは困難を極める。
同じシステム系の経験を持つ僕の方に、連絡があるのも当然と言えばそうだが、亡くなった彼の勤め先の会社のトップ
と僕はこれまで何度か縁があり、大抵はどうにもならなくなった際の技術的な相談ばかりでしたが、僕もそれに応じたり支援をしていた。
困り果てた二つの会社は、 とりあえず技術者を探すまでの間、基本的なシステム運用が出来る人だけでいいから、
急遽育てたいとのこと。
ただ、これだと単なる運用操作みたいな物にしかならないが、出来ねば契約不履行と違約金はやって来る。
受け持っているシステムの完全なシステム運用が出来るようになるには、技術系の学校を出た新人で、
どんなに短くても最低5年はかかる。
僕としては、困り果てているんを見殺しには出来ない事から、 出来る限りに範囲にて支援をする事を伝えた。
運良いことに、行政側のシステムの責任者(検査官でもある)は、折しも知り合いでもあり、友達でもある。
僕の名前が出たことで、とりあえず事は収まった様ですが、こうしたのが年齢を重ねるごとに多くなった。
で、こちらは一応落ち着いたが、他に抱えている事が有る。
親戚の家の事で恐縮だが、相続に関する出来事が有って、 それで大きな問題になっている。
というのは、 遙か前に一度相続が有り、その際に大きなもめ事になってしまっているからだ。
諸般様々な怨恨絡んで三つ巴となり、互いに相手に対する不信感が蓄積していて全く纏まらず、 互いに話を聞こうとしない。
それに僕自身が巻き込まれてしまった?わけですが、 これも頼まれてのことで、 法律の知識が有る事が、その理由になっている。
突然の電話連絡からで、そしてぞれぞれの方と会って話を聞くと、 色々な事が見えてくる。
初めは小さな誤解、それが金銭絡むと、誤解が変な方にこじれることが多々ある。
互いの言い分を、個別に聞いてみると、元々は善意がきちんと混じっていて、 悪意などは無かったことがよく判る。
といっても、こじれきってしまい、何年も連絡すらしたことが無い位の関係故に、それを互いの相手にどう伝えるか?
というのすら難しいし、下手に何か言うと問題化しやすい。
この半月くらいの間に、少しずつ連絡をとって、徐々につかんだ相手の気持ちを伝えて、 ここに来てやっと纏まりつつある。
みな悪い人ではないので、 事の真相なりが解って誤解が解ければ、 後は難しくはないわけだ。
さて、こちらは良いとして、 この件とは別に相談があって、 こちらは、また別の会社のある部署の友人からの相談。
こちらはウダウダとした思念が絡んで、 時間をおいて時々事が勃発する。
まともな側に知恵を付け、事が大きくなる前に相手の出鼻をへし折ったのだけど、 すこし異常者とも言える傾向のあるのが相手だけに、非常に難しい。
ある意味確信犯でもある相手のとる手法を、そのまま鏡のように先手を打って行動を起こす、という非常に単純で簡単な方法だが、
画策していた最大の武器とも思える物を失わせてしまえば、どうにもならない。
この人物は善人のための救済システムを、自分の利益のために悪用する手法を平気でとる。
粘着質で、何かにつけて恨み癖のある人間というのは、非常に面倒で、又、そうした者達が世の中で起きる犯罪の大半を占めている、というのも事実だ。
そこに来て、すぐにかっとする気質を持ち合わせたりしているとさらに悪くなるが、 そこまで悪くは無い。
他にも沢山の相談を有るけど、そんな物を逐一ここで書いても意味ないのですけど、 偶々今回は冒頭のこともあり、
ごく最近の事を3つほど日記にしてみた。
これまで、自分の助けてきた???というか、付き合いの有った多くの人達からは、
起業してくれないか? 資本家に紹介するから! 一緒に会社経営してくれないか? とか、そうした話はわんさか有り、いくらでも声がけをされるが、 僕自身今の自分の生活を変えようとは思わないし、十分満足している。
身の丈に合った範囲内で生きていくのが、人として一番良いのではないかと、僕は思っている。
翔