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帆∞翼(セイル バイ ウイング) -太陽そして風と供に- 

海・南風・そして何より”真夏の太陽”が大好きな翔です。

「よろしく!」  

車のオーディオデッキ交換 

2014年04月21日 | ハイエースキャンピングカー メンテナンス

朝から天気がいまいちな今日 ハイエースのCDデッキを交換と、検案だったカップディスペンサー&紙皿リテーナーを取り付けました。

この記事は デッキ交換編で、 続けて 他の二つは別記事でアップします。

 

車を中古で買った時には付いてた、 パイオニアのCDデッキ。

ところが音楽をかけて走っていると、 半分くらいから先のデータを読まなくなる。

ほぼ間違いなくレンズの汚れですけど・・・・、それはまだしも、 AUX入力が無い。

ただ、 ラジオには全く問題なかったので スマホの再生はFMトランスミッターを使っていたんです。 

でもね~・・・・・トランスミッターだと音質がいまいちで、何よりスマホに充電できないし。

そこでシガーライター差し込みのスマホ充電器を使うのですが、同時に使用すると「チ~~~~!」とか「ジ~~~~~!」とかいうノイズが酷すぎて、曲を再生しながら聴けた物ではない。

で、常に充電用予備バッテリーを持ち歩いていて、 車に乗っている際にはそれを接続していました。 

だけど段々面倒くさくなってきていたんですね、これが

そんな矢先にフラリと立ち寄ったハードオフで Kenwood のCDデッキが格安で売られていて、 中古だけど USB端子と AUX入力が付いている。

日本製の良質なカーオーディオデッキに有るUSB端子出力は非常に秀悦でして、ノイズがほぼ皆無なんです。    

故にこれをスマホに接続して充電しながら音楽を再生しても何ら問題が出ない。     この辺はさすがに優秀な日本製です。

そのなかでも、特にKenwoodのは格段に良い事を知っていたのもあります。

ただし僕では新品を買えないのが、万年金欠の悲しさ・・・・・・・    なはは

 

で交換作業っと。 笑

まずはハンドル右下のカバーと インパネの二つを外しますが。

こんなところに隠しネジが有るので用心    笑

でもって、古いデッキをひきだして、Kenwoodのカプラーと交換しようと思ったら、

「なんだこりゃ~~~~!」  多分前のオーナーが自分で?取り付けたのだと思いますが、

配線が間違っているし、ギボシも変になっていて、 こりゃ~だめだ・・・ 

全部綺麗にやり直しです。 

こうした配線作業は非常に面倒で時間もかかる、 あっという間に時間が過ぎていく~!

狭いところに半田コテ持ち込んだりしながら、 無事Kenwoodのカプラへと装換完了。

取り付け金物を装着すれば 「ソリャ!」とデッキを押し込み、 この時点で一度イグニッションキーを廻して動作確認します。   当たり前ですが、すべてOK!

 

で、パネル類を戻して全て終了です。

 

早速再生をしてみますが、トランスミッター等と全く違ってとても音が良く、USBから充電しながらもOK! しかもノイズゼロ。

やっと快適な音楽生活を車内で送ることが出来るようになりましたとさ (笑)

 

 

 


ハイエースキャンパーのホイール交換 中古品だけど (^^)

2014年04月08日 | ハイエースキャンピングカー メンテナンス

余りにも汚く、 みっともないことこの上なかったハイエースキャンパーのホイールですが、

やっとこさ交換しました。 てへへ

4、5年ほど前に中古で購入したこの車ですが、その時にはすでにホイールが赤ペイントで塗られていた。

この段階では、さほどみっともないという状態ではなかった物の、その後にこの色を嫌がった家の息子が普通のペンキで黒にしてくれまして・・・・・・ うむむ

さらにはタイヤ交換等が当然に有りますから、その際にリム部分の塗装があちらこちら剥げまくり。

本来は全体がメッキしてあるわけですから、その上に種類の違うペイントを厚く載せている為に風化でクラックが入りまくって、そこにドロ汚れやら何やらが入り込んだり何だで、酷い有様。

当たり前ですが、そうなるとこの上から又ペイントをする気なんぞ起きませんし、当然に交換するしか方法が無い。

ところが、 ハイエースのバンをベースにしている家の車は 4WDの玉数が極めて少なくて、 履いている純正ホイールは至極稀少品。

ヤフオクで調べると 業者もその辺をよく知っていて、中古で2~5万と異常に高価で、僕みたいな貧乏人には手が出せない。

しかも重いものですから、送料が一本2000円くらいかかる。 うううううう

 

「こまったな~」と思いつつも、粘り強く捜していたら、 偶然に実家近くのタイヤ屋さんに中古4本が即決7000円という破格値?で出ていた。 

これなら送料はかからないし、実家に行ったついでに受け取ってくればよいだけなので即落札。

今の悲惨な状態を改善できるなら、 程度なんて気にせず!という感じで引き取りに行ったら思ったより良品でした。

やったね!    てへへ

折しも週末に実家に行く様が有ったことも幸いして、昨日の仕事帰りに友人の整備工場に持ち込み&交換。

これで めでたく気になる部分は全て解消されました。 

 

で、車のやるべき事は無くなったので、本日は久しぶりのバイク通勤、 春の暖かくて爽やかな朝は最高。

嬉しくてついアクセルを開け意味にしてルンルン走行  いよいよもって本格的な春到来です。

 


ハイエースの車体下がサビて腐ったので カットして小物入れに 

2014年04月07日 | ハイエースキャンピングカー メンテナンス

ま~ったくね、次から次へと色々あること・・・・・、 今回はボディの補修。

*先週やった事の、掘り起こし記事です

 

ハイエースキャンピングカーなんだけど、 これは正直言って欠陥ですね、明らかに。

運転席すぐした横のところが何か錆びていたので、気になってドライバーで少し押したら、

グサッ!と見事に貫通。  「オゥ!!」

「なんだこりゃ?」と思ってそのままドライバーで小突いていたら、どんどん穴が大きくなる。

指を突っ込んで中を触ってみると錆の破片だらけで、完全に濡れているし、なんか変すぎだし・・・・

出たよ~!と ハイエースお得意の錆び病、有名だよねこれは。

で、こうなるとそのまま金属製のパッチを当てても根本的な解決はまったく出来ないので(進入する水は防げない)、 何とかせねばならない。 

というわけで詳しい原因追及も兼ねて、当然のカット。 

*写真はすでにクリーニング済みのものです

どこから水がはいってんだろう?と見てみると、 丁度腐った部分の少し上(水抜き穴の上部分)のところにプラスチックカバーらしき物が有って、これってエアインテークアッセンブリーの一部みたいなのですが、 そこから走行中に跳ね上がった水がダダ進入していることが分かった。

なんだこりゃ~! ただの欠陥設計じゃない!? と思いつつ、 カット部分の右と左のボディ隙間にブラシを突っ込んで掃除して見たら、 出てくる出てくる、サビとドロとでぐしゃぐしゃ・・・・

「この~!」 と思って、ホースを持ってきてジャバジャバ水をいれて綺麗に内部を洗浄。

そしてヒートガンを使って加熱を加えながらの完全乾燥。

洗浄後のフロント側はこれ  写真の通りに水が抜けるように裏側に穴が開いていて、そこから進入したのが流れ出ていくように一応?は考えられている。

ただ、現実的に腐っているのだから、どうにもならない。 穴の位置が高いので水たまりになるし・・・

*写真の一番上に雨水がはいってくる部分が少し見えています。

リア側はこれ、

ちなみにサビて腐ったボディ部分の裏側はこれ。 酷い・・・・

表はこれ 

で、問題はカットした部分をどうするか?ということなんですが、こんな物を取り付ける事にしました。

オールステンレス製の小物入れ。

ピッタリ入るようにボディを再カットしながら調整。

そして二度と内部が腐らないように 適度な隙間をこのステンレス箱との間に設けることで、

走行時に風が常に流れ込んで乾くようにさらに、モディファイ カット。

もちろん例のエアインテークらしきものの隙間から絶対に雨水がダダ入りするので、このアホな設計を改善するためにも 水が二度と溜まらないように穴下もカット加工。

更にこれだけでは不十分過ぎなので、 たまたま持っていた残り物の塗料(車のボディ塗装に使われる2液製のウレタン塗装)に硬化剤を入れ、 カットした金属の断面部分等々含め、筆で分厚く、しかも内部奥くまで満遍なく塗装。

特にカット部分の下、水が溜まりやすいところは 盛るかのようにして錆びている部分も併せて

全て塗装でカバーしました。

塗料が乾くのをしばらくまってから、 今度はステンレス箱をネジ止め。

必要な時にまた外して錆の様子とかを見られるようにするためです。 

後は何時ものようにシリコンで周りをシールして、全作業の終了。

なんかキラキラとステンレスが光ってチョットいかしています。 あはは  

 

後はだ・・・・・前のオーナーがペンキ塗って、薄汚れているうえに剥げたりクラックまで入って凄まじく見苦しいホイールをなんとかするだけ。 さすがに我慢できなくなって来つつありますから。

 

それ終われば、いよいよバイク通勤の復活だ~! 


格安 コンバーター チャージャー 

2014年04月04日 | ハイエースキャンピングカー メンテナンス

この間行った配線で、最後に残っていたコンバーターチャージャーを取り付けました。 

赤い四角で囲ってあるのがそれ。

コンバーターチャージャーと書いていますが、 ただの直流安定化電源でして、なんてことはありません。

安定化電源か コンバータチャージャーかという比較は無意味。 

機能的に負荷に電圧供給が出来て、バッテリー充電と電気設備にパワー供給出来れば良いだけのことですから。

単に目的の面から名前が違うだけであって、本質的基本構造は全く同じなんです。

なので高価な物を付ける必要なんか無く、安価でも安定した電圧が出れば良いんです。

 

取り付けはすでに配線を引き出しておいたので、本体を置いて電圧調整をするだけの10分作業。

使ったのは、ヤフオクなんかでよく売られている、安いスイッチング電源(安定化電源)。

ただし逆流防止のあるもの、 今の製品は殆どそうですが・・・・・

こんなの↓ 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

家の車はキャンピングカーと言えども、DCラインの規模が小さく、サブバッテリーも一台。

たいした容量が無いので、 発電機とか外部電源をつないでいるときにサブバッテリーに充電しながら負荷に適度な供給が出来ればいいので 12~15A程度有れば十分。

冷蔵庫で4A程度、テレビ等で2A程度、後はライト関係で2A程度ですから。

ただし、バッテリーにダイレクト接続するので、条件によりリバース入力状態となりますから、 品物によっては出力側(DC12V側)にファン付いていると、それ駆動するパワーがバッテリーから回り込んでただの無駄電量消費になる。

なのでそういったのは駄目。

*配線外してしまえば良いんですが、今度は最大出力時に問題が出て、 まあ、100Vの

PCファンなんかを取り付ければ簡単解決では有りますが・・・・ 

 

なので、 今回はファンが無い物で激安品を適当に選定。

楽天のポイント使ったので、 送料込みで千円程度で入手できました。

送られて来た箱を物を開け 早速出力側(DC12V側)の抵抗を測ると 約290オーム。

一応入力を入れずに出力側だけバッテリーにつないでみて、リバースとして逆に送られる電流を測定してみると 50mA この程度なら殆ど問題は有りません。 0.05Aですから。

で、実際の取り付け。

まず外部電源を接続してコンバーターチャージャーに電力供給。

もちろん出力側には何にも接続していません。

出力電圧は 12.22V

これを 13.5V(車の発電機の出力電圧程度)まで 本体端子横の調整ボリュームであげていきます。

調整が終われば一度外部電源を落とし、サブバッテリーから直で配線されている電力供給ターミナルに接続。

再度外部電源をつないで、パワー供給時の電圧を見ると 13.47V 落ち着いた状態のバッテリーが 12.5V程度なので、差分の負荷が掛かれば当然電圧はわずかに落ちます。

安定化電源には ショート時の保護や 過負荷保護等の各種安全装置があるので、 ずっと接続しっぱなしで何ら問題はない。

もし容量が足らないと思えば、 35A出力程度のものを取り付ければよいだけの話で、 もう一台有るダッジキャンピングカーは それを取り付けてもう何年も使い続けている。

バッテリーの専用充電器を単体で買うと 異常に高価でして、 30A出力なんていうのを買うと何万。

ところが 安定化電源で済ませばたかが 2500~4000円程度。

でもって基本的機能はまったく同じ。   

なぜなら、安定化電源でのバッテリー充電は、エンジンを定回転にたもっているのと全く同じで、というのはオルターネータの出力電圧は最低12.5~高くて14.5 V。

これはエンジン回転や負荷によって常に変動していて、 安定化電源を接続する事はこのオルターネータの出力を13.5V出るようにエンジン回転を保ったままにしちえるのと同じ、言い換えると高速道路を時速80Kmで定速走行している時の充電状態と全く同じなんです。

なので、それをサブバッテリーにつないだところで、何ら問題は無いという事。

実に か~んたん!

 

取り付けは以上で終わりです。   グリーンのランプが光っていますね。

参考前にキャンピングカー用の専用コンバーターチャジャーは平気で10万円くらいします。

 てへへ


ポータルDVDプレイヤーのAV ラインと スピーカー&アンプ。

2014年03月30日 | ハイエースキャンピングカー メンテナンス

*以前やった作業の掘り起こし記事です。

 

車に積載している 超安物ポータブルDVDプレイヤー絡みの記事です。

 

バックレストネックに設置したモニターで映像は綺麗に見られるのですが、搭載スピーカが小さい事も有って音がいまひとつ・・・・  うむむむ

なので、これまでPC用のアンプ付スピーカを12V用に改造して使っていたんです。

 

ただ、これだと見る時にいちいちスピーカーを設置する必要が有って、走行時には邪魔で片付けなくちゃならないしとかなり邪魔くさい。

かといってキャンピングカーといえども、車内は狭いですから、スピーカを下手に恒久取り付けしたりすれば頭をぶつけたり等して碌な事が無い。   ←経験済み 

かといって安易にキャビンの船(ジャンボルーフ部分)上部に付けてしまうと、今度はウインドサーフィンの道具を積載した時にガシガシ当たるし、第一音が聞こえない

そこで車体に元々付いているスピーカを使おうか?と考えるも、切り替えスイッチやら何やらで操作が面倒だし配線がやたらと複雑になる。

第一、運転席のオーディオデッキを通して・・・・ なんちゅ~事をやろうものなら、今度はエンジン側バッテリーあがりを逐一心配しなければならなくなるし、かといってサブバッテリーとの切り換え方式にすればやはり配線の取り回しが面倒だし・・・・・ 

そうした複雑なのが際限なく嫌いな僕は、サブバッテリーからの単独電源にて簡単操作出来る物がいいんです。 

 

DVDプレイヤーは冒頭に書いたように安物なので、 イヤホンならともかくも スピーカを駆動できるほどパワーはありません。

ただ、AV出力ラインが付いているので、 そこから音声信号線をアンプ基盤に直接半田し、さらにアンプ部をスピーカー内部から取りだし、適当なケース加工を加えて収納設置。

使い勝手をよくしました。

ちなみにスピーカーアンプは本来PC用のものでして、尚かつだいぶお古ですが、パワーがそれなりに有るので、十分すぎるくらいの音が出ます。 

問題はスピーカをどこに置くか?で、これが最大の悩み。 

で、散々悩んだ末に これまでまったく使っていなかったキャビンエアコンのセンター部分に有るコンソールボックスを取り外し、 その中に収納することにしました。

何にも使っていませんでしたから。

 

写真の様にスピーカそのものはセンター配置ですが、左右斜めに向けることで、エアコンの吹き出し口やらブランクルーバー等から音が適度に出て来るようにすることで一応解決。

とりあえず置き場所の問題はこれでOK。

 

 次は配線と アンプの取り付け場所。 

運転席すぐ後にはスイッチパネルがあり、サブバッテリーからの電源を取り出すのが簡単なので、その横に取り付けて配線しました。

スピーカからの配線が剥き出しになるのが嫌なので、ウインドのモール等を上手く使って配線が見えないようにしてあります。

*向こうに見えているのは、家のもう一台のキャンピングカー こっちが僕ので、今改造しているハイエースは息子のです。

 

 

オレンジ色の矢印が ポータブルDVDプレイヤー 、水色矢印が 自作(友人からもらった)のケースを加工して取り付けた スピーカーアンプユニットです。

赤矢印が パワースイッチ とボリュームで、その上に 電源表示のLEDが付いています。

白矢印は アンプ電源用シガープラグ 内部配線にしようかとだいぶ迷いましたが、今回はとりあえずこうしました。

取り付けはこれで終了です。 

 

使い方ですが、スイッチパネルの DVD&TV スイッチを入れると  運転席下の白いソケットに通電。

この12Vソケットは特殊で、 ノイズキャンセラー機能の入っている高級品。

ここからモニター と ポータブルDVD そして スティックPC(Android)にパワーが供給されます。 

作業完了後に 音質を見るために音楽DVDを再生してみましたが、スピーカ本体をネジ止め固定しているせいもあるのか、びびり音も出ずまったく問題有りません。

さらに右と左に綺麗に音が別れて、きちんとステレオとして出ています。

エアコンユニット内部で左右の音が混ざったり干渉することはどうしても避けられませんが、車の中でビデオを見たりという使い方がメインでして、音楽鑑賞をやるわけではないので、これで十分。

邪魔なスピーカが見えませんしスッキリ! やはりシンプルが一番です。 

 

以上、ちょっとした改造でした。  


ハイエースキャンピングカー ウインドエアコン取り付け 2/2

2014年03月29日 | ハイエースキャンピングカー メンテナンス

前回はエアコンの取り付けまでやりました。

今回は配線で、 これをもって取り付けは全部終了になります。

後は使ってみて、不具合と使い勝手を見ながらモディファイを加えるだけかな・・・・ えへへ

 

配線はバカみたいに簡単なものでして、もちろんキャンピングカー関連の高価な物を使うことは無く、 家庭用の配線器具などを利用した極めて安価な物にしています。

上手くやると見栄えもいいですし。 

 

例のごとくいい加減で適当な手書図面+ペイントソフト補正ですが、一応アップ。

*赤枠内のCOV/CHGと青い配線は コンバーター&チャジャーで、 発電機を回しているときに サブバッテリーの充電をするもので。

これは後日追加予定。

発電機の配線は車体に取り付けたハッチ内のアクセスに接続場所を作りました。 しかも普通のコンセントでして専用の防水コネクタとかを使っていません。

内部なので雨がかからないからです。    まあ、他の理由として専用のコネクタセット オスメス合計で4000円は高すぎますから。

 

インバーターと発電機の出力は 切り替えスイッチでどちらか選択できるようになっていて、 スイッチからの配線は コンセントに。

コンセントには電子レンジと エアコンのコネクタ差し込みパワー供給。

バッテリーからは 小型のインバータを介して エアコンの制御基盤へのパワー入力。

これだけです。 

配線作業は退屈なので、特に記事にはしませんが、一応作業が終わった各部の写真を載せます。

まず新たに開けたハッチで、これは取り付けたエアコンの下の方の車体をカットして設けました。

すでに配線が終わって冷蔵庫も戻された状態の写真ですが  オレンジ色のが発電機と接続するコード。

手前にエアコンのドレン配管 邪魔なのでいずれ変更予定。

で、こちらは発電機からのケーブルで白い配線の物が 車のすぐ横で発電機を使う時の短いコード。 

オレンジの太くて長い(約10M)のは遠くに置いて使う場合用で、 それぞれ末端に3つ口タップが付いています。

ハッチ内部のコンセント写真。 普通の家庭用内線工事用材料を使っています。 コンセントには エアコンと 電子レンジへいく配線コネクタが

差し込まれています。 

電子レンジが以外に待機電力を使うみたいなので、 その場合は電子レンジ用のスイッチをキッチン側につけようか?と考えています。

*二つの差し込み配線ですが一つは電子レンジまでの延長コード、もう一つはエアコンのですが、本来の物と違う物に交換しています。

理由は 元のコネクタがインバータからの電力取り出しに都合良いL型だった為です。

 

で、こちらが パワーライン切り替えスイッチ。

黒矢印が制御基板用インバータのスイッチで、 ONにするとグリーン点灯します。 切り忘れ防止の為です。

赤矢印が家庭用の3路スイッチで インバータと発電機のどちらかに切り替えます。 すぐ近くに設けて操作しやすい用にしています。

制御基板用インバータはこんなところに 左の下にわずかに見えています。左の白い線は電子レンジに行く延長配線。

右の黒いコネクタはコンバーターチャージャー用の物で、単に配線を通しているだけの段階です。

奥はこんな感じ。 給水ホース、 エア抜きホース、 ボイラー(熱交換機)の配管やらなにやら沢山通っています。

ちなみに左上のタイヤハウジング上に穴が開いて光が見えている用に見えるのが エアコンのドレン配管です。

もちろんシリコンコーキングしてあります。

こちらはインバータの出力。 先ほど書きましたが、この差しこまれているL型コネクタは もともとエアコンについていた物。

最後は コンバーターチャージャーを置く予定の場所、 更に整理しました。

右下のリレーはバックランプ用のコントロールリレーで、これはいずれ移転します。 末端が解放されている黒くて太い配線はバッテリからの直ラインで、

インバータが1Kwになったのに伴い 電流許容要領が足らない事から一度取り外しましたが、 左下の電源端子の容量も多分ぎりぎりなので、

バッテリーからインバータへの電力供給用およびコンバーターチャージャーへの接続用として ダブル配線して安全性をはかる予定でいます。 

もう少し整理しないと汚いな~ 

 

最後に、取り付けたエアコンとその横の空きスペースに設けた収納。    たまたまホームセンターにぴたりと収まる物が有りました。

桐でできた軽い物でして、3段物が2つで2000円と、下手に手作りするより遙かに安かったので買ってしましました。  

ちなみに簡単にできる、飛び出し防止駒もしっかりつけましたよ~!笑

ただし、大きさ的に帯に短し襷に長しであるのが難点。 薬や日焼け止めをはじめとした小物専用という感じです。

以上で終了~! 

 

 

 


カセットガス供給器の移動。

2014年03月19日 | ハイエースキャンピングカー メンテナンス

またまたハイエースキャンパーネタ。    連チャンですいません 

AUX(オグジュアリー)ボックス? ユーティリティボックス?をホースが貫通して、後部シートの下に置かれていたカセットガス供給器。

どうにも使いにくいので移動しました。

だいぶ前にやった作業ですが、せっかく写真があって勿体ないのでアップします。

 

新しい位置はここ。 落ちないように木ねじ二本で固定しています。

普段はこんな感じでカーテンをしているので見えません。 

*薄緑のヒモは ウインドサーフィンのボードつり下げ様のものです。

この供給器は もともとキッチン下の開き戸奥に有ったものですが、そこだと兎に角使いづらくて仕方ない 

昨年、電子レンジをそのキッチン下に組み込んだ際、空間を収納に大きく作り替えたので外に出されてしまい。

置くところもないので、「ここでいいや!」と 単純に後部シート下に置いてあったんです。

 ← 結構いい加減

と、そこまでは良かったんですが、 これ自体はレギュレーターと一体になったものですから横置きは出来ず、使うときには必ず縦置きにしなければならないという事、及びガスの開閉バルブもありますので、 それが簡単に操作出来ないと非常に厄介なんです。

シート下だと、 フラットにした場合なんですが、例えるなら夏のウインドサーフィン時の昼寝等。

操作の為にいちいちシートを持ち上げねばならず、 面倒で仕方なかった。 

 

今回、エアコンを設置したり インバータ設置をするに際し、ついでにガス供給器の場所を移動させました。

散々迷って、決めたのたが写真の位置。

ここだと全く邪魔にならず、キッチン真横なので簡単にバルブ操作ができる。

更にカートリッジの交換も簡単にできるし、位置的に良い。

 

ただ、厄介だったのが後のホースコネクタ。 

ワンタッチタイプですが、これが結構高価でして、2500円くらいするんですが、 これ以外の ストレートはもちろんのこと、L型コネクタでも窓にそれが当たってしまう。

そうなると供給器本体を前に出さねばならず、途端に邪魔となってくる。   

うむむむ 

で、奥行きが短いこれを買ったのですが、9.5mmのガスゴム管とは違う内径のしかも網線入り。

そのままでは使えませんから、電線をカットする特殊なカッターで切断し、真鍮の異径ジョイント(7→10mm)を組みこんで、クランプ締めで何とかしました。

 

供給先はガスコンロだけなのと、距離が近いので、径が細いこのコネクタ配管でも大丈夫なんです。

本来なら、ガスカートリッジは常時通気状態の、しかも室内と隔離された場所に設置するのが常識なのですが、そんな場所はこの車に無いし、いちいち外に出てこれを操作せねばならないのは余りにも不便です。

 

さて、この供給器の優れているところは カートリッジ交換が極めて簡単で有ること。

レバーを赤矢印方向に倒すだけで、 タンクはレギュレータと完全に切り離されて普通に販売している状態と同じになるので、極めて安全です。

普段はタンクを取りはずしてしまっておき、使う可能性の有るキャンプ時等の時に取り付ける事にしています。

で、カートリッジの出し入れ。

きちんと置いたら、レバーを指で操作する。

後はバルブを開けることでいつでも使えます。

キャンピングカガスというメーカーが遙か前に出していた供給器ですが、とても便利。

ガスが CV40だったかな?を使うので多少カートリッジ値段が高いのですが、年に数回しか使わない代物なので、二本もあると無くならない。   

実際このカートリッジはこの車を買ってから今までずっとそのままで、まだ交換をしていません。

だいぶ減っていますけど(笑)

以上! 

 

 


ハイエースキャンピングカー ウインドエアコン取り付け 1/2

2014年03月16日 | ハイエースキャンピングカー メンテナンス

このブログで紹介した様に、簡単改造にてウインドエアコンをEU9i(エコモード)で動かせる事ができました。

そこで今回は、改造の終わったエアコンをキャンピングカーに取り付けます。

毎日少しずつ行っていた加工20%程度と、今日の作業80%を併せて取り付けを全て終わらせました。

後は、メンテナンスハッチの到着を待って、最後に配線となりますが、これはいずれ又紹介。

 

幸いな事に、 家の車はリアのキッチンキャビンに都合良くクローゼットスペースが有りまして、そこにウインドエアコンがすっぽりと収まる。

ただしこれ、一番車体の後方になる場所なので、 室内側への冷気エアの流れを考えると、そのうち一工夫する必要が有ります。  

それは又後日行うとして、今回は取り付けまで。    ねっ!   てへへ

 

検討した結果、やはり位置的にこうなりました。

理由は 室外ファンの排気ダクト体積を最大限に取れるからです。

ウインドエアコンをこうしたバンやキャンピングカーに取り付けるに際して一番問題なのは、

室外の空気をどう取り入れ?、 どう排出するか?ということで、おかしな設置をすると排気の加熱したエアを吸気として吸って、

際限なく循環するエアショートサーキット状態になる。

 

そうなれば熱を含んだエアを又吸うわけですから、極端に冷えが悪くなる上、コンプレッサーが加熱&フロン圧に異常を検出してエアコンが停止する。

昨今の35度オーバーなんていう真夏の気温では、いかにしてこれを防ぐかが快適なエアコンライフ?の分かれ道です。 ははは   ← じゃね~よ! 早くやれって(笑)

 

で、吸気はエアコン後部に都合良く?有る窓を開けて行い、気温の低い雨天時はファンネル(以前ラクールを取り付けた際に設置した換気口)から、 

排気は天井側面に大きな穴を新たに開けて排出する方法にしました。 

 

まず殻(エアコンのカバー)を前後とも取り外し、 フレームに入れては色々と試行錯誤。     これまた都合良く真っ二つになって取り外せるんです、まさに貝殻 

エアコンが室内側に出っぱるのは邪魔だし、 かといって奥に入れるのも限度がある。

    

一番奥まで入れてしまうと、 室外ファンの排気通路断面積が十分にとれない。

で、一番狭いところでだいたい30~40mmの奥行きが取れれば十分と判断。

排気ダクトの一番狭いところの横幅を 約150~200mm程度と考えると、 中央のアルミのフレームから右側へ80mm程度の処までエアコンの排気口が来る事になるので、 左のブランクとなるスペースを目一杯排気通路に使う事としました。   できるだけエアの流れる面積が大きい方がいいんです。

写真の青い四角は、車体天井サイドに開ける穴の予測位置です。 

以前話したように、ピラーの直上(ピンク矢印)によけいな隙間が空いているので、 これをアルミ板で塞ぐとして、黄色丸印の部分が一番狭くなる部分での断面は30×170mm となり、

エアコン排気口の下半分のエアが通過するに際して殆ど排気抵抗はゼロ。

 

その下はこんな感じですが、 これはダクトで覆われます。

位置が決まれれば各部を採寸、そして図面起こしをして材料切断加工に入ります。

実際にアルミ板を取り付けて、ネジ止め。  

アルミ板の横幅は250mm 両サイドに立つ板の厚さは15mmなので ダクト内横幅170mm前後で妥協。

そして、仮で組み付けた物を全部取り外し、思い切って天井横部分に穴を開けます。

 

ほれ!    爆笑

で、当然換気口を取り付けます(まだ仮付け)。   

実は、この換気口にはスリットしか無く、 そのままだと てんとう虫くんやら、カメムシ君がここから入り込んで集団生活を始めるので、メッシュに金物を張る事で進入を防止しました。

それが終われば、いよいよ本格的な組み立てに入ります。

 

しかし、今日は朝から暖かい  えへへ

 

取り付けてあった、外側換気口を一度外し、ダクト位置が適正であるか?など確かめながら組んでいきます。

ダクトはもちろんシーリングし、一切の排気がダクトから漏れないようにします。 同時にこれは本固定することでもあります。

上半分のバックパネルが終われば下半分を張り、いよいよフレームの固定。 

 

下の写真を見ればお分かりだと思いますが、エアコンの排気口が細長くダクトに接続されるようになっています。

接続部分は細長いですが、その左側に大きなエアの通路がある。 

 

吸気エアコンに吸気されるエアは 使用時に窓を開けることで、下半分吸気が行われ、

上半分はエアファンネルからの吸気となる。

雨の日は窓を開けられないので閉めますが、その場合は上だけからの吸気。

そうした条件下だと気温が低いのと、ファンネルのダクト径が100mmあるので十分と考えています。

 

最後に、アルミのエアコン取り付けフレームと、ダクトのバックボード及びサイドを全て木ねじにて完全固定。

これで、取り付け台を含めた室外空気循環部の作業は終わります。

おっとと・・・忘れていた、一応ドレン口があるので、その為の穴開け加工後の写真。

追記:台下補強。

エアコンはかなり重量があります。  

そのため、 載せている台が走行の振動でやがて抜けてしまう恐れがある。

側面の合板はかなり丈夫なので、 これ使って 台を下から補強しました。

2×4の角材とベニアで重量分散のための簡単な補強です。

まず角材その物は台の板に下から木ねじで固定。

その2X4を持ち上げる感じで側面に合板二枚を取り付けて支えるような感じです。  一番良いのは切り欠きを造る事ですが、面倒なので・・・・ ← 横着男

力の方向としては前後左右と上下に架かりますが、 穏やかに力が加わる前後左右に比べて上下はもろに重量がかかるうえに、テールに近いので振動も激しい。 

様子見て必要なら更に補強しますが、ほぼこれで大丈夫だと思います。

 

 

さっそく、エアコンを取り付けて試運転してみます。

えっちらこ!と重いエアコンを運んできて、 排気と吸気のグリルの間にエア漏れ防止パッキン貼り付けをして、「よいしょ!」と取り付け。

取り付け取りはずしそのものは、ワンタッチで行えるので便利。

そして背面の窓を開けて、エアコンが寸分違わず収まっているかを確認します。

見ての通りに、室外ファンの吸気の半分程度の開口面積しかありませんが、上の方まで十分な体積があります。 

中古のエアコンなのでグリルの一部分が折れています(笑)

ちなみに左の鍵は この前取り付けた給水ハッチの鍵

次にパッキンの収まり具合を確認します。 

黄色矢印一番上が フレームと排気ダクトやバックボードとの接合部分。

当たり前ですが、ピタリ! 

そしてその下の矢印は、 エアコン背面の吸気室と排気ダクトのグリル接合面で、パッキンで寸分違わずピタリ、適度な接触圧であるのが判ります。

ちなみに、ドレン穴。

これは、近いうちにシリコンの外形10mmホースでドレン配管を施します。

 

これでOKとなれば、配線に移ります。

まずは改造した制御回路用のインバータの電源取りだしですが、これは車体後部のオグジュアリーボックス内部のバッテリー配電ターミナルからヒューズを経て、配電します。

インバータその物は冷蔵庫の下の、引き出し、の更に下に有る僅かなスペース。 

黒いプラグがエアコンの制御回路へ行って、 白いのは キャビンサイドに設けてあるコンセントに行きます。

容量が150Wと容量が小さいですが、影響テレビ程度の小型家電機器を使うためのものでして、 それ以上の大型機器は この間取り付けた1KWインバータでドライブします。

さて、このインバータですが、一応キャビン側からオンオフしたいので電源ラインにスイッチを設けます。 

スイッチはオンしているときにLEDが点滅するタイプの物で、 消し忘れ防止の為です。

とりあえず配線だけを通して、現在は部品待ち。

来たら下の写真の黄色丸の処に取り付けます。

後、ピンク丸部分は 発電機と1KWインバータの切り換えスイッチを取り付ける予定の場所。   発電機使用を想定していますが、

電子レンジを短時間使う為に発電機をだして動かすのはかえって不便ですから。

テストしたところ、電子レンジもエアコンも インバータで稼働する事が出来ています。    あたりまえですけど 

*バッテリー一つだと車体のエンジンをかけない状態にて、電子レンジで一〇分程度、エアコンで三〇分~六〇分くらいの稼働時間ですかね。 

配線に使う部材はたいしたこと無くて、 普通の家庭用内線の3路スイッチと コンセント等で回路を組むだけの事。

面倒なのは 発電機の電源線取り込みで、今の場所は取り扱いが面倒。

以前から移設をしたかったので、ついでに長い配線を収納する場所も兼ねて収納を造ろうかと・・・・

故に黄色斜線部分をカットして ハッチを付ける予定です。

以上、ウインドエアコンの取り付け工事??? そして配線の一部でした。

疲れた・・・・・ てへへ

 

 

 


コロナ CW-1613 ウインドエアコンの 基盤 その3/4

2014年03月14日 | ハイエースキャンピングカー メンテナンス

今日は 室内側ファンをコントロールしている SSR ソリッドステートリレー やマイコンの周辺一部分です。

まずクロックはクリスタルで 8MHz とオーソドックスな周波数で、 SCLKはこの基盤では使われていません。

MISOは マスタ入力で、 リモコン受光部の基盤にケーブルで行っています。

何らかの信号をこれで受けていると思われますが、 受光部基盤まで写真を撮るのが面倒なので写真撮影をしていません、あしからず。

 

室内ファンのコントロールですが、ソリッドステートリレーがAC電源を直接 オンオフして廻していますが、そのリレーその物は マイコンの MSOI端子から ダーリントントランジスタアレイを通じてコントロール。

ソリッドステートリレーは次の仕様で、 当たり前ですが、 電圧の高いAC100V付近に マイコンの端子をうろつかせる訳にはいきませんから、 トランジスタアレイを入れてパワーを補うと供に緩衝の役目を持たせています。

 

RXD UARTデータ入力ですが、 この基盤では コンプレッサーのメインリレーを見ていて回路にはトランジスタアレイをやはり咬ませています。

*コンプレッサーへきちんと電力が供給されているか?を監視しています。

マイコンチップのそのRXD端子の左が TXD、 出力端子で、 これでトランジスタQ7を

直接ドライブすることで制御部のDC15Vをリレーに供給、コンプレッサーの始動補助リレーをドライブ。

RXDとTXDの二つの端子で 一番重要で電力を食う(重要な部分)ところをコントロールしていると言う形です。

 

受光部基盤は 電源のオンオフのメインスイッチや、リモコンからの信号処理をうけもっていて。

マイコン端子からの流れは下の写真の様な感じです。

赤線は 受光部基盤のDC15V電源線、 クロ線はDC5V電源線 で、マイコンのTEST端子に接続(もしかするとオートモード用かももしれません)、黄色は受光部基盤からの 電源戻りラインです。

赤線は 発振子端子で XIN ケーブルで受光基盤へ、ただしXOUTはこの基盤では使われておりませんので、両方ともブランク。 

水色の線はINT4/TC1で リモコンで温度設定や風速設定等を変えると、 ここで割込信号を受け、 必要な情報を MSOI 等で受け取ることで、マイコン内は必要なルーチン処理に移ります。

次へ続く。

 


コロナ CW-1613 ウインドエアコンの 基盤 その2/4

2014年03月13日 | ハイエースキャンピングカー メンテナンス

今回は基盤の解析、説明するとわけ分からなくなると思いますので、ほんの少しだけ。

アウトライン的で簡単な物ですけどね。 てへへ

最初は、 例のトランス二次側から INT1入力を造りだしているあたり全体です。

トランスの二次側から引っ張られたパターンは 半波整流されて、 トランジスタ回路へ、

そこで DC5Vの矩形パルスになって 8ビットマイコンの INT1 へ導かれています。

*Q7の斜め下に間違えて+5.5Vと書いていますが、17VDC 半波整流波形です。

回路的には至極基礎的で簡単な回路を使っていて、コンパレータ回路かと思ったんですがそうでないようです。

概要は、このメモ書きの通りで、 パワーサプライは 同じくトランス二次側から生成された 安定化電源回路の5.2Vで、 矩形波回路と マイコンにもVDD電圧として供給されています。

両者とも回路的にGNDが同電位レベルなので、 INT1は 5.2V 入力。

これを割込信号として入れてあげる事で、 マイコンチップ内でおそらくアナログディジタル変換して 周波数? と 電圧を監視していると思います。

ただ、インバータからの入力周波数を50Hzにして、 本体の電源を 60Hzにしても

エアコン自体は動きます。   やはり、電圧だけなのかな????

 

プログラム無いので、正直この辺は予想するしか出来ませんね。 

ちなみに、このマイコンはスペックシートにあるように、電圧検出機能をもっていますが、

それをそのまま使っているのかは不明。

参考までに、簡単にはいかない理由として次の三つ

1. 17Vへのべース入力回路を切断すると トランジスタのベース回路が解放され、

INT1には フラットの5V信号が行き、基盤は動作しません。

2. INT1へいく配線を切断して 0Vにしても、 基盤は動作せず。

3. 17Vのベース入力をフラットの直流17Vにしても 基盤は動作せず。

 

なので、 回路的に 疑似信号を造って INT1へ入れてあげれば基盤は間違いなく動作すると思いますけど、いちいちそんな物をつくるという事の方が面倒くさいですよね。

マニアじゃないのでやりたくもないです、ハイ! 

 

スコープによる波形観測ですが。 INT1への入力信号。

次が GND すなわちエミッター電圧。 当たり前ですが0V

そして ベース電圧。

ダイオードで整流して半波になったのを抵抗かまして、約1V位にしています。

最後に整流直後の 半端となったトランス電圧。

 

以上でINT1への割込信号回路は終わり。

この回路の周辺としては、 IC3による マイコンリセット 信号回路。

右下の方には コンプレッサー等のリレーを動かすための電源回路でもあるDC15回路。

等があります。

 

この続きは次回。

 

最後にTMP86C807NG 8ビット ワンチップマイクロコントローラ のスペックなど一部

アップします。

ネットには PDFで詳細なものがありますけどね。

  

 

 

 

 

 


ハイエースの修理 バンパー脱着方法 & 塗装DIY

2014年03月12日 | ハイエースキャンピングカー メンテナンス

2月の後半から 側面をぶつけたハイエースの板金?やら修理?やらをやってきましたが、懸案だった塗装が終了。 

これで一連の作業は終わりです。     後はウインドエアコン取り付けくらいかな・・・・ 

 

今回塗装したのは前と後ろのバンパーのみで、交換したスライドドアは殆ど色の違いが目立たなかったので(というか言われないと解らない程度)、やりませんでした。

 

なんでバンパーだけにしたのかというと、他にも理由があって、 おそらくメーカ指定のペイントカラー 046とはいえ、 20年落ちの太陽光に照らされ続けた経年塗装とでは

焼けなどによる色の違いが必ず出ます。  前、真ん中、後ろが真っ白、その間がくすみ色じゃ シマウマだべな・・・・(爆笑)

調色して色会わせをしても良いんですが、その為の調合用にグラム単位の微量販売なんかどこもしてくれませんから。

 

面倒なこともあって、初めは後ろバンパーだけでもいいか・・・とはっていたのですが、 結構な量(500g)有るので、 どうせなら色あせ&黒ずんで、どうやっても下回りの汚れが

落ちなかった前バンパーとやってしまえば バランスも取れると。     多分(笑)

 

で、今日は気温が高く、天候も穏やかだったので昼休みに塗装をしました。    

ちなみに、 DIYで塗装をやるには でかいコンプレッサーとスプレーガン、さらに広い場所や塗装の知識と技術的な経験、 実際のテクニック等も必要なので、普通の方がやることを僕はお勧めしません。

 

なのでブログの記事としては、ざっと流す程度にしておきますね。 でないと、とんでもない文章量になってしまいますから。 

この記事では、そんな観点から、バンパーの脱着の方を詳しく扱っています。

 

これには他に理由があり、結構メジャーなハイエース(僕のは100系ですが・・・)なのに フロントとリアのバンパー脱着方法を紹介してある記事がネットに無いんですね。

200系も基本的には同じなので参考なればと思います。 

 

まず塗装の下地処理、これが結構面倒でして、 本来は古い塗装を全部落としてやるべき物ですが、そんな手間暇かけてやる意味を感じなかったので、 古い塗装の上に単純にのせています。

食いつきを良くしないと、後でダンダン剥げてくるので、400番程度のサンドペーパーと、細かいところはナイロンタワシで、全体をくまなく傷つけていく? これが結構面倒で時間もかかる作業。

後ろのバンパーは形状が簡単なので簡単ですが、フロントは格子とかがあってね・・・ これ日曜日から開始で、とにかく時間のある時に チョコチョコとマメに傷を付けていきます。

 

雨降ったら嫌だな~と思いつつも(洗わなければならなくなるので)、出来る限りやる    あはは

 

で、モール部分はマスキングテープを使って綺麗にマスキング、 細かいところを15mmで、 幅の大きいところは普通の養生用テープでやりますが、 

この状態で通勤は結構みっともない。 

 

今日はいつもより早く出勤して、まずはバンパー外し、 真っ暗だったのでその際の写真はとっていませんので、終業後の塗装が終わった写真で、ばらし方を紹介します。

まず、ドアを開けると番の部分に隠れるようにネジの頭が見えます。  まずそれをドライバーで緩め、次に黄色矢印の処をドライバーで押すとコーナーランプが外れます。

コーナーランプはフロント方向に手で引くようにすれば全体が取れますので、 ランプの配線コネクタを外します。

ちなみに、コネクタは非常に外しにくいので注意。

ランプ裏はこんな感じになっていいて、固定はネジ一本 赤矢印部分、 後の黄色三カ所が差し込まれて固定される

簡単な構造です。

左右のランプが外れたら、 フロントグリルをはずします。

まずヘッドライト横の赤丸部分に二本のネジで留まっていて、これを緩めて外すのですが、自分のはこのネジが悲惨なくらいにさびていたので、

取り付けの際には交換しました。

 

左右の固定ネジ、合計4本外したら、後はグリルを手前に引っ張るだけ。 

写真を見てお分かりのように、 真ん中辺りは 上は穴差し込み、下はクリップの合計10ヶ所での固定ですが、見たら解ると思いますが、

多分一つや二つは折れているかと・・・壊れやすい部品ですから。 

 

上のはこんな部品

この部分に差し込まれています。  黄色矢印部分。

下のはこんなの、 

これは引っ張っても抜けないので、つまんで90度寝かせると抜けます。

で、元に戻しておく。

グリル取り外した後は、まずウインカーの取り外し。  この形式の車はバンパーにウインカーが固定されていますが、 ネジを一本緩めるだけ。

配線は外れませんから、ソケットを緩め、電球が付いたまま分離することになります。

次が ナンバープレート外したところに隠れているボルト とバンパー左右角にある 固定ボルト。

これはずれたら、 正面上にある4本のボルト

水色の矢印は 先ほどの グリルのクリップが差し込まれる部分です。

これで一応バンパーは外れることになりますが、最後に バンパー左右の下角。 内部にこんな金属製玉ころが付いていて

これがバンパーの内側にパチンと挟まれて(差し込まれて)いるので注意が必要です。 

これはバンパーのコーナー部分を自分に向けて引っ張るかして外します。

万が一、差し込み部分が折れても支障はありませんが・・・

 

これで、バンパーが外れましたので、後は塗装。 塗る時間そのものは10分もかかりません。

写真は 昼休み終わり頃にある程度塗装が乾いた段階にてモールのマスキングをはがした後のものです。

板金屋さんと同じ、ウレタンの2液塗料なので、 硬化剤とシンナーの調合、そして気温により 硬化速度や仕上がりが色々と違います。 

 

今回はバンパーなのでツルツルにはせず、意図的にゆず肌状態になるように堅めに仕上げてあり、その分シンナーが飛ぶのも早い。

本当はサフェーサーとか下地処理を色々するべきなのですが、それを商売にしている訳ではありませんから、プロ並程度の仕上がりで

十分。 そもそも車体が14万キロですから。 

 

 

さてと、今度は組み立て。

方法はバラシと全く逆の手順で組んでいけば良いだけの話。

家の車の場合、 バンパー左の、ボルト固定されてるベロ部分が折れていました。

なので、その部分は金具を使い、折れのこり部分にしっかりネジ留めすることで、代用しています。

しかし・・・・新しい塗装したバンパーと 右のドアの色が明らかに違う(爆笑)

もう一つ、グリルの端っこにあるネジ留め部分に割れが入り始めていたので、ナイロンワッシャーで

ツバ部分を全体保持する固定方法に換えました。

ネジがぼろぼろだったので、交換も兼ねています。 

赤丸部分の、ツバ上部が割れているのが分りますよね。

 

そして最後にコーナーランプ、

 

以上で終わりです。

完成写真。

塗装面はこんな感じ。

 

後ろバンパーですが、塗装方法は全く同じで特に紹介しません。

ただ、 脱着を一応後でアップします。 簡単ですよ! 

バンパーは6本のネジと両サイドにある、 噛み合いにて固定されています。

ネジ4本はこの位置

そしてステップのところに、二つ。

 

噛み合いを外すには、全てのネジを外した後に、水色矢印の端っこを持ち、外側に広げます。

かなり堅いです。

ちなみにリアにあったぶつけた事によるペイント剥げはサンドペーパーでならし、 厚めに塗って綺麗に仕上げました。

綺麗でしょ (笑)

参考までに噛み合い部分の写真です。

 

以上で終わりです。

 


EU9i(エコモード)でウインドエアコンを動かす、超簡単改造 2/2

2014年03月08日 | ハイエースキャンピングカー メンテナンス

前回は、 出来る限り簡単な方法にて ウインドエアコンを EU9iで動かす改造でした。

 

ちなみにこの改造後に、このエアコンの簡単な基盤解析なんかもしています。

記事は4つに別けて、 同月9日、13日、14日、17日に紹介していますので、興味ある方は読んでください。

 

今回はすこしテクニックが必要で、細かい半田能力が要求されるのと、ヒューズを付けたりが伴います。

ただ、この方法だとインバータの負荷が非常に軽いくて、 結果的にバッテリーにも負荷をかけないのが、良いところ。

 

 

どう改造するか?と言うなら、 前回は室内ファンの駆動電力をインバータ回路からまかなっていたのですが、今回はそれすらも切り離してしまう方法。

これは純粋に制御回路だけをインバータ入力でまかなう事になるので、おそらく消費電力は数ワット、いやそれ以下でしょうね。

どういった感じにするかというと、下の写真のように、 完全に制御部をコンプレッサーやファンの回路と切り離し、直接インバータを接続する感じです。

こんな感じ。 

 

加工は上の写真だけの部分となり、4工程だけ。

まず 青線部分にカットを入れ、 赤線の様にインバータの配線をして、ヒューズをつける、 そしてバイパスの配線を一本設ける。   これだけ  前回より簡単かな?

 

丁度トランスの一次側のに空きピン

が有ったので、これ使ってヒューズを入れますが、 その右斜め上に白い矢印で指し示している線があります。

これが前回紹介した、監視回路へのラインでして、その後の回路を通って8ビットマイコンのINT(割込)入力へ行くことでACパワーが来ているかどうか?等を監視しています。 

 

なので、下の写真の水色矢印には、どうしても交流入力する必要が有るんです。

 

しかし・・・・、この基盤は制御部とそのほかの部分の切り離しがトランスで行えて、とてもシンプルです

ちなみに、緑線は青線でカットしたことにより届かなくなった分のACパワーを、バイパスして入れてあげる線です。

 

ちなみに、前回の記事で紹介した改造は、まったくしていない状態の基盤という設定にて、下の記事を書いていきます。

本当は続きなのでカットしてしまった配線の戻しとかの作業が必要なのですが、それを記事に入れると、面倒くさくなる上に読んだ方が皆混乱しますから。

まあ、最初からどちらかを選べば良いだけのことですが、 僕はいつも人柱実験者なので、両方やっています。

まずカットですが、 こんな感じ。

もちろんテスターにて完全に切れているかを確かめます。

全部切断されていれば、次は配線となりますが、問題はヒューズ。

僕は0.1Aのヒューズ管を割って中の線だけを半田しました。細いですよね~!   0.1Aですから10Wを越えるとヒューズが飛びますが、

制御回路を解析したところでは 十分すぎるくらいの容量。   これなくてもいいんですが、何かあると燃えますよ! 

 

そして最後のバイパス線を半田配線。

これで全作業は完了です。     か~んたん!

インバータへ行く配線をコンセントに差し込み、簡易動作チェック。 「ぴっ!」という音がしてグリーンのLEDが付けばOKです。

*前回の紹介でパターンカットした奴を補修したのが 基盤の左の側に見える二つの配線です。

 

基盤の改造が終われば、後は前回の記事と同じで、基盤をエアコン本体に取り付け、 配線を戻し(温度センサーの配線を忘れやすいので注意)ます。

ストーブの熱をセンサー(ピンク矢印)に当てて(近すぎるとエアコンが溶ける)ます)、擬似的に高温度状態をつくり動作テスト。

当たり前ですが、問題なく動作します。

 

この方法だと前回とは異なって、EU9iに室内機ファンの分の負荷がかかりますが、発電機の方も エアコンの方もまったく問題なく動きます。

ちなみに、制御回路に接続されているインバータには殆ど負荷が掛かりません。

 

参考までにですが、改造と実験を行ったのは2月の初め頃で、気温は低く、 なので室内で実験しています。  ん?発電機は外ですよ!もちろん(笑)

 

エコスロットル状態で全く問題は無く、コンプレッサーがオンになってもエコスロットルで十分に対応して、ガンガン冷えてくる。

 

ただし、真夏の高温時には冷媒の圧も上がり、その分が発電機の負荷として増えることはまちがいは有りませんが、 見ている感じでは発電機に余裕がかなりあって、

ほぼ問題なく動作するでしょう。

基本的にEU9iでウインドエアコンが動かせない理由は、 コンプレッサーON時の急激な負荷上昇が原因。

少し待てばコンプレッサーが定常回転して発電機の回転も戻り、負荷電流も軽くなる。

 

ネットを検索してみたら、エコスロットルを切れば(そのための改造含め)、ウインドエアコンはギリギリ駆動可能の情報もあり、どんな方法でもそれなりに工夫がされていて素晴らしいです。

偶然にも回路が簡素だったという点も否めませんが 僕は今回の改造をしました。 

 

次回はこのウインドエアコンの 基盤回路を解析したのを、簡単に紹介して見たいと思います。    気が向けば・・・・

 

 

追記:万が一、配線が分からなった時に備えて、改造前の配線状態写真をアップ 

追記:うっかり記載を忘れていましたけど、 制御回路用のインバーター出力のコンセントプラグ と、エアコンへの元々あったコンセントプラグの計二つは、

順番的にエアコン本体のコンセントプラグへ電気を供給してのちに、 インバータのスイッチを入れて制御回路へパワーを供給するのが原則です。

なぜなら、 マイクロコントローラチップは コンプレッサーへきちんと電気が供給をされているかを監視していて。 *回路解析にかいてあります

それを検出できないとエアコンそのものが起動しないように回路とプログラムがなっています。

ですので、発電機を回して電気をエアコンに供給したら、 インバータの電源を入れる。 そういった順番です 


EU9i(エコモード)でウインドエアコンを動かす、超簡単改造 1/2

2014年03月07日 | ハイエースキャンピングカー メンテナンス

ウインドエアコンを EU9iのエコスロットルモードにて動かす事が出来ましたので、どう改造したのかを詳しく紹介します。

 

ちなみにこの改造後に、このエアコンの簡単な基盤解析なんかもしています。

記事は4つに別けて、 同月9日、13日、14日、17日に紹介していますので、興味ある方は読んでください。

 

半田コテの経験が有れば超簡単にできます。

価格が安く、脱着が容易なウインドエアコンは、キャンパー(キャンピングカー)にとってはとても便利なものですが、

そのまま何にもせずにEU9iで駆動しようとすると、あっさりエアコンが落ちてしまいます。   特にエコスロットル時  

その為に皆、EU16iを使うんですが、発電機その物が重いし、でかいし、高いし・・・・・、 出来ればコンパクトで軽量、かつ圧倒的に静かなEU9iで動かせたらベストなんですよね。

そこで一台中古品を買い込み、バラして配線と基盤を見てみたところ、もしかして・・・・と思いついた。

で、やってみたところ、あっさり運転できてしまい、 なんとまあ簡単にEU9iで動かせたでね~の(笑)  

別に、EU9iで動かせたからと言って、偉そうに出来る物でも、自慢できる様なものでもありませんが(笑) 

で、どうやるのか?を、このブログで取り上げてみる事にしました。  方法は二種類あります。

一つは超簡単なほうで、 もう一つは多少の工作経験が必要です。

あ! ちなみこれは自分でやったことの、紹介記事であるとあくまで書いておきます。

ゆえに、真似をしてくれとは言いませんし、改造ですからお勧めもしません。     

ですので、同じ事をして、それに関連した事故やトラブルが発生しても、一切僕は責任は持ちません。  あくまでも自己責任にてお願いします。

 

なんで今回ウインドエアコンなのか?というなら、昨年車に取り付けた ポータブルエアコン ラクールの性能問題が事の発端。

断熱材をサンドしたパネルを多用した様な本格的キャンピングカーやトレーラだと、そこそこの効きらしいのですが、度鉄板と窓面積の多いハイエースベースのキャンピングカーだと非常に厳しい。

なので、太陽の無い夜だけでも使えればいいや・・・・ と思っていた物の、やはり可能な限り日中でも使いたい・・・・と思っていたんです。

ただ、手元にウインドエアコンなんか有りませんし、 新品を買って万が一壊すわけにはいかない・・・・

そこで何でも良いけど、とりあえず年式の新しい(静かである事と消費電力が少ないことを求めると必然的にそうなります)、しかも安い中古品という事でヤフオクを捜したら、コロナのウインドエアコンが1万5千円前後で出ていた。    依然ブログで書いたことがある、インバータ方式でない機種の騒音がやたらとやかましいメーカーですが、ウインドエアコンは評判が良いのと、キャンカーに載せるので・・・

たまたま出展者が家のすぐ近くだったこともあり即座に落札!    モデルは CW-1613   CW-1612でも、同じ基盤を使っているので同じのはずです。

さらに、直接取りに行ったので送料もかかりませんでした。

 

でとりあえずバラしてみないことには始まらないので、外周りのネジを全部外すと 特に隠しネジもなく、あっさりと分解できました。 

*一つだけ室内側のルーバー内に 隠し?ネジがあるので注意。

でもって、室内側カバーを外してすぐ目に付くのが配線図。

 

インドエアコンがEU9i等で動かそうとして落ちてしまう原因は、主にコンプレッサー起動時に起きる突入電流の影響なんですが、コンプレッサーの始動にともなう瞬間的な負荷の増加に発電機が追従できず、一瞬回転数と電圧が低下する。

するとエアコンの制御回路が、 性能保障確保の最低条件を下回ったと判断、もしくはなにがしかの電源トラブルが有ったと判断して、システムを落としてしまうんです。

 

コンプレッサーの不安定な運転による故障やトラブルを防ぐ為の基礎的なものなんですが、一瞬でもそうなってしまうので厄介。

数秒間でも落とすのを待ってくれさえすれば、EU9iの側も回転と電圧が戻るので、エアコンは動くのですがね。

で、この図面と取り外した基盤を双方照らし合わせながら見ていると、これって簡単に問題解決できるジャン!という事に気が付いた。

何故なら、圧縮機(コンプレッサー)やフアン類を動かすリレーやキャパシタ部と、制御部にと綺麗に基盤が別れているんです。

となれば、 制御部の電圧をコンプレッサー始動時に数秒間(出来れば5秒)保てさえすれば、問題は起きないという事になる。

そこで直流制御されている制御部の AC-DC変換部の電圧を測ってみると  16.51V 職場の電圧は日本の100Vではないので、現実には15V前後で制御されていることになる。

計算して、色々とやってみようか?とも思ったけど「めんどくせ~!」というわけで、当たり前の事ながら安定性も考慮して、単純に外部から制御回路用の電圧を入れてやることに決定。

 

要は発電機と切り離した、安定性の有る電源から持ってきたパワーを制御部に入れてあげれば良いだけの事。

結果を先に言うならサブバッテリーからインバータでAC100Vを造って、制御部に直に入れてやればOKということ。

 

もっと簡単に 直流を制御回路に入れられないか?とは当然考えます。  一応はエンジニアですから・・・  

出来れば12Vをそのまま使ってですが載っているチップは問題なく、リレーの定格動作電圧が多分15Vなので12Vだとぎりぎりいけるかな~?という感じ。

ただ、やっかいなことが一つ有って、基盤をよく見ると解るのですが、 回路的に きちんとACが来ているかどうか?を検出していて トランスの二次側から5Vの矩形パルスにして、

コントロールチップ(8ビットマイコン)のINT1(割り込み)端子に入力をさせている。   コンパレーターっぽい回路構成が前段に一つ入っているので、これで周波数及び電圧の両方

を監視している可能性がある。

”が有る”というのは、8ビットマイコン内部のプログラムが判らないんです。  当たり前ですけど(笑) 

いちいちリーダ&ライター造ってデータ読み出すのもどうかと思うし、プログラムを書き換えればよけいな改造も不要だしな~?なんて思ったりもして・・・

ただ、その為に膨大な時間とお金をかけて あ~だこうだ!?とやる気にはならない。

様はエアコンが動きさえすれば、いいわけですから。 

 

参考までに、この特集?の最後に基盤回路の大まかな紹介と流れ、 スコープによるINT1への入力波形などを紹介してみたいかな?とも思っています、基本 電子&電気技術者ですから。

まあ、面倒くさくなければですが。

 

しかし、このINT1への入力 周波数(60/50)とその変化を常時監視していて、同時にツェナーを使った簡単な安定化回路に、電圧監視用の コンパレータ回路?として、1トランジスタ回路を組んで有るとしても、 チップ内部でアナログディジタル変換までしているんかいな? な~んかよく分からない部分が有ある。    電圧監視より 周波数監視用にも思えるし

プログラムを見せろとメーカーに電話してみようかな~ブツブツブツ、 とまだ言っている・・・・     モンモンモン

分からないことが有ると探求心が出てしつこいんですね 僕は、いやいや粘り強いというか? 自分で言ってやんの! てへへ

で、このINT入力に疑似信号回路を取り付ければ、多分12Vでも制御回路は動くかせるのではないか?なんて予想をしてみるけど、 

駄目なら12Vから15V変換のDCーDCコンバータ と 一緒にとりつけてみるか?   ま~だ言ってる (爆笑)

 

んな~~~~! そこまでして意味あるかいな? 余りにもアホなので、さすがに此処まではやりませんでした。 ← ついに悟り 

ぎゃはははは! 

 

さて、話を戻します。

 

制御回路用に専用電力を供給する方法としては、二つの方法が有る事が基盤を見てすぐに解るのですが。

一つは室内ファンを回す分の電力がインバータへ架かるけど、工作が簡単な方法。 

この場合のインバータは基盤のヒューズ容量からして300wも有れば十分すぎるほど。

実際には室内ファンを駆動する事に消費される電力は多くても瞬間50W程度と思いますので、連続運転時で10W程度だと思います。

 

もう一つは、 完全に制御回路だけにインバータ出力を入れる方法でして、こちらは多少半田が面倒。

ただし、本当に小さなインバータでも大丈夫でして、サブバッテリーには殆ど負担がかかりません。   インバータの容量も10W有れば十分です。

 

ブログではこの二つの方法を取り上げます。

 

まずバッテリに多少の負荷が掛かるけど、簡単な方から。

下の図のように回路を切断します。 なんでここなのか?というと、制御回路と室内ファンを回す回路用の専用ヒューズをそのまま活かしたいからです。

この部分で切って、きった部分から先の電力をインバータで供給するという、非常にシンプルな方法です。

 

この方法では、実際に電流は下の図のように流れます。 

実際の基盤上ではこう、 基盤の表から各部へ配線されているの線は点線にしてあります。

そしてもう一つ

こちらは、まず電源からの電流が一度CMキャパシタの端子に入り、

ピンクで丸された配線がから出た電流が基盤の赤点線のところに配線され、それ以降は水色矢印の流れで各部に行っているんです(これがノーマル)。

ただ、今回基盤のプリントパターンを短い赤線部分にてカットするので、電流の流れが遮断されてしまうので、もう一つの白矢印の部分に配線をしなおします(赤実線)。

実際の作業ですが。

まず基盤を黄色矢印で指し示した部分でカット、

こんな感じ

ちなみに、何でここでカットをするかというなら、 基盤のヒューズをそのまま活かして使いたいんです。

ブルーの線がそれです、分かりやすいように裏側に書きました。

ピンク線は接続する予定のインバータ配線を表しています。

カット方法は簡単で、基盤を加工した経験の有る人なら知っている、カッターナイフもしくはV字の彫刻刀で切断するだけ。 

 

次がインバータからの入力を入れるのに使うコードですが、これつかいました。  

コンセントに刺し組む側を残し、反対側の頭をカット。

で、これを半田付けしますが、僕は写真の位置でやりました。 黄色矢印はカット跡

 

もう一つ、配線を増設しなければならないのですが。

下の写真の赤い線に青い端子のついた配線ですけど、これ設置する必要があるのと、

組込時にコンプレッサー側のCMキャパシタにいく配線接続を忘れると室外ファンが回りません。

あっさり書いているけどとても重要なので注意してくださいね。

 

改造はこれで終わり 「超簡単でしょう!」

後は基盤ケースに戻しますが、 配線を増設した分だけ、ケースに当たるのでカット。 赤←のところです。

 

後はネジを締めて、

配線を戻します。

ここでCMキャパシタへ行く配線に加工が必要。

元々あった端子と違う規格のを使ったので、 元々あった方の端子も換えます。

同じ端子を使う人はこうした面倒な事をする必要はありません。

 

後は配線を戻します。 ピンク矢印が接続した後の交換した端子ですね。

すぐ上のオレンジハイライトで記述してある配線は 下の写真の様にコンプレッサー側のCMキャパシタと接続されます。

基盤を取り付けて

インバータに接続する配線をとおす、

念のために それぞれ絶縁チェックします。   たいした改造ではないの本来は不用ですが・・・・

 

終わればテストです。

室温が低いので、 センサーにストーブを当てて。

インバータとコンセントにそれぞれ差し込んで運転。  黄色が普通のコンセント 赤矢印は

インバーターです、 バッテリがないので、強引に DC12Vのパワーサプライから取っています。

普通のコンセントによる運転の結果ですが極めて良好。

そしてついにEU9iに接続しての実験。

モードはもちろんエコスロットルモード。

コンプレッサーが入ると一度回転が落ちますが、すぐに元の回転に戻る。

発電機自体も苦しげな処が無く、非常に静かです。

瞬間的にコンプレッサーが回る時はともかくも、それ以外の時の負荷はおそらくEU9iの定格の半分程度かと思います。

冷えている証拠写真はこれ(爆笑)

さて次回はもう少し工作が必要な方(ただしバッテリーには極力負担がかからない)を、紹介します。

 

追記:万が一、配線が分からなった時に備えて、改造前の配線状態写真をアップ 

 

 

追記:うっかり記載を忘れていましたけど、 制御回路用のインバーター出力のコンセントプラグ と、エアコンへの元々あったコンセントプラグの計二つは、

順番的にエアコン本体のコンセントプラグへ電気を供給してのちに、 インバータのスイッチを入れて制御回路へパワーを供給するのが原則です。

なぜなら、 マイクロコントローラチップは コンプレッサーへきちんと電気が供給をされているかを監視していて。 *回路解析にかいてあります

それを検出できないとエアコンそのものが起動しないように回路とプログラムがなっています。

ですので、発電機を回して電気をエアコンに供給したら、 インバータの電源を入れる。 そういった順番です 


パワーインバーター(DC12V→AC100V)の設置

2014年03月04日 | ハイエースキャンピングカー メンテナンス

明日は、又雨らしいですね、 昨日で給水ハッチの工事(笑)?は終わったので、今日はパワーインバータなんぞを設置しました。 

これは以前紹介しました、壊れたインバータの代わとなるもので、もちろん新品。 

 

取り付けは特段紹介する程の事が無いほど簡単で、 ターミナルもしくはバッテリーから配線を取り廻し、インバータを固定するだけ。

難しくも何ともない。  ぎゃはははは!

 

ただ、それと並行して、あのゴシャゴシャ状態のユーティリティボックス内を、少し整理しました。

どちらかというと、 そちらの作業の方が遥かに面倒くさかった・・・・   なはは

 

インバータを設置する理由ですが、 ダッジのキャンピングカーの方は発電機が搭載されていて、いつでもAC100Vを取り出せます。

ところがハイエースの方は、ポータブル発電機のEU9iでACパワーをまかなっており、 常に発電機を載せているという訳ではありませんから、いや、むしろ降ろしている方が多い。 

炊飯器がダッジの方みたいにガス式ではなく、安いけど一応はマイコン制御の電子炊飯器なので電源が必要。

他に電子レンジなんかを車載していますから、例えるならウインドサーフィンや絵を描きに行った時などに、冷めてしまったコンビニ弁当を暖めたり、炊飯してレトルトカレーをかけたり。

100Vのパワーが短時間でも良いから「欲しい!」 と心底思うことが多々あるんです。

前のインバータが壊れた際は、頭の中の情報が 「インバーターはやたらと高価!」という昔のイメージが染みついていたせいで買い換える事等は考えもしなかったのですが、 楽天とかヤフオクみたら1万5千円~3万程度でたくさん売っている。   驚き!

そこでインプレッションがしっかりしている楽天から、安くて評判の良いインバータを捜すと、希望の1000W物が、1万5千円くらい(送料入れて)と、 安い~~~~! 

ポイント使えば1万円。

それもなんと、正弦波インバーターで、なのでパソコンとかも安心してつなげられます。

以前は750Wだったんですが、電子レンジと もしかするとエアコンを短時間動かすことを想定して定格1000W 短時間定格2000Wの物を選択。

で届いたのがこれ、 出力は100Vで50Hz

本当は60Hzがいいんですが、 何故なら50Hzより60Hzの方が、同じ機器でも周波数が高いと高性能になる事が多いんです。 エアコンなんかもそうですよね 

50Hzで6畳なら、 60Hzで7.5畳まで冷やせるとかね、ちなみにEU9iは50、60Hzを必要に応じて切り替えています。

 

注意:電子レンジはインバータ方式以外は 50Hzと60Hzで消費電力が違います。 自分の車のRE-HP1という電子レンジは50Hzで950W、60Hzで1200~1300W

くらい電力を消費しますので、サブバッテリーでの駆動時間は数分が限界な事があり、現実的に電子レンジはEu9iの50Hzにて加熱しています。

取説は英文のが一つ。

プロテクション機能はオードックなもので、バッテリー電圧の低電圧と高電圧遮断。

この12V モデルでは、 低電圧は10V+/-0.5V   高電圧は 15V+/-0.5Vになると

自動的に電源をカットしてバッテリーとインバータを守ります。

次が過負荷保護。

定格出力を超えた状態がある程度続くと インバータ保護後のために出力を自動的に遮断します。

過熱防止遮断も備えていて、 インバータが異常に加熱すると遮断します。

更には負荷がショートするとこれまた自動遮断。

基本のプロテクションが全部揃っていると言う事ですね。

 

まあ、そんなわけで実際の取り付けですが、 コンパクトとは言う物の、やはりそれなりの大きさがある。

いろいろと検討しましたが、 どうやってもキッチン周りに取り付けるスペースは無く、 さらには付属の配線コードの長さの関係等から、バッテリー電源ターミナルがあるユーテイリテイーボックスの直上へ設置する事にしました。

初めは後部シートの真下にあるスペースに置こうと思ったのですが、 これだとリクライニングでベット状態にしている時に、スイッチを押すのも大変でして・・・・

いざ使おうとすると、シートを一度起こさねばならない等と、面倒くさい事この上ない。 

かといって、変な位置に付けよう物なら、リクライニングする際にヘッドレストがぶつかったりと、これまた面倒くさい。 

 

まずは、ボックス内の整理を行い、 配管やら何やらを変更し、不用な配線もカット。

実はボックス内のターミナル(バッテリー電源直結)の、+ラインはOKなんですが、ー側が以前から不安定(多分どこかで接触不良)。

その為に、これまではバッテリーから直でーラインを持ってきていたんです。

今回、インバータの容量が上がるので、多分この配線では持たないだろうと予想し、ターミナルのマイナスを車体に二箇所アースすることで容量を増して、代わりにこれまでの配線をカットしました。

ただ配線その物はまだ取り外しません、 必要なら再びこれを活かしますから。

*例えば付属のケーブル容量が足らない場合や、新たなバッテリー増設等ですけどね。

 

新しいマイナス側は、車体のボルト穴を二箇所をアーシングワイヤーで繋ぎ、その先にブラックのケーブル付けて電源ターミナルへ。   

赤矢印の緑色の線が二箇所のアースを連結。 アーシングに使うのと同じ材質のものです。

黄色矢印部分に黒いケーブルと一緒に車体へ供留めをしています。

次は、ターミナルからインバータまでの配線ですが、これはサイドパネルの内部を通して、キャビンとキッチンを区切る壁の向こうから取り回しました。 この部分は普段カーテンで覆われているので、端子と配線が目立つ事は有りません。

 

本体は取り付け位置が決まれば ビス留めするだけ。 

位置的にエアコンの配線も差し込みやすいところだな~  実際に使うかはわかりませんが・・・・

 

この位置ですが、シートを後方に動かしてもインバータには当たりません。

一応リクライニングしてベットに展開するとこんな感じ。

さっそく電源を入れ、スイッチをオンして通電確認、そして 職場のキッチンにあった半分カビたみたいな古米を入れて炊飯してみる。   ソイャ!

なぜ取り付けた側から強引にテストか?というと、問題が有った場合に無償交換が簡単にできない為です。   その期限が一週間。

炊飯器を変な処に置いてますが、 気にしない(笑)

 

結果ですが、全く問題も無く上々でした。   

正し、適当に水を入れたので芯飯みたいな変なのが出来あがった(笑) 

まあ、バードフィーディング用の餌にするので、関係有りませんが。

最後に、もっと重い負荷を実験的にかけてみました。

電気ストーブですが、 バッテリーがさすがに持たないので、これもエンジンをかけながら行います。

まず750Wをかけましたが、 インバータのファンが周りだし、冷却が行われています。

全く問題なくストーブが付いています。

次に1100W、さすがにインバータからビ~~~~~という音が出て、しかしながら結構粘ります。   すぐに定格オーバーで落ちるかと思いきや結構な時間頑張る・・・

ただ、これって、バッテリーから約100Aの電流が流れていることになり。

さすがに配線コードの太さから心配になって、常に手で温度を確認しながらになります。

さすがにかなり熱くなったので、再び750Wに切り替え、その後もケーブルの温度がどのくらい上がるかを観察していました。   

感覚としては定格の1000Wまでギリギリ何とか耐えそうですが、 正直言って連続で使うのは750W程度に止めて置いた法が良さそうです。

そうそう、 カットしてしまったバッテリー直結ケーブルをこれにプラスする感覚で接続すれば 多分不安無く定格運用が出来ると思います。

まあそんなことで、近いうちにそれをやることに決め、本日は無事終了~~~!

 

 


給水ライン変更(ハッチへの配管)2/2

2014年03月03日 | ハイエースキャンピングカー メンテナンス

給水ラインの変更、その2です。   

やっとこさ晴れたので、前回の続きは昼休みと終業後に分けてやりました。

 

今回は実際に取り付けたハッチに コネクタと、オーバーフローを兼ねた&通気ラインを造ります。

まずはハッチですが、蓋を開けるとこんな感じで、 平面ではありません、なのでその辺が少し難しい。

 

で、実際にコネクタを付けたとして扱いに問題がない、適度な処を捜します。

で位置が決まれば穴開け。

取り付けるコネクタはこれ、やはりLにしています。

 

で、穴をあけたら、今度はカットして、配管の際に無理な力が加わらないように適度なグラグラ状態を造ります。

取り付けるところは狭く、配線やら何やらもすぐ近くを通っていて、完全に固定してしまうと、振動などで一点に力が加わることによって、プラスチック製品はあっさり折れてしまうんです。

材質の特性と強度をよく理解していれば至極当たり前のことですが、、経験的な事でも有ります。

一度コネクタを当て、仮取り付けして無理がないか調べます。

  

問題ないと判ればワンウェイバルブの前後部品を完全に締めて固定。 

テフロンテープを使うのが普通ですが、今回はあえてシリコンを使ってます。

一方 清水タンクのエア抜きですが、 実は実際にホースを付けて息を通してみたら、思ったより抵抗がある。 5mm程度の内径だとそうなんですね。

ニップルを付けた位置から、ブレーキや発進時に エア抜きから水が出てきますから、適度な抵抗を持たせることで解決をしようとしたんですが、ホースの太さと長さからすると芳しくない。

これだと水ポンプ作動時にもタンクへのエアの吸い込みが負圧気味になって、ポンプの圧を落としてしまうことも十分に考えられます。

そこで、リングが入った径が8mmm程度有るフランジ型ニップルをたまたま見つけたので、それ使って新たにエア抜きラインを造りました。

管が太くなった分、水も出やすくなるので、エア抜きは以前の位置では不適切。

そこで今度は、タンク中央サイドです。   配管が邪魔になるので此処は嫌だったんですが、仕方ない・・・

やはりドリルとタップを立てます。

で、取り付け。

 

ホースを差し込みクランプにて留めます。

この場所だと、水圧がさしもかかる部分ではないのですが、水が常に来るところでもあるので一応締めます。

次に、適度なところでエア抜きホースをカットしてクイックコネクタを接続。

これが無いと、タンクを外して洗浄したりする際に一々クランプを弛める作業をしなければならず面倒すぎ。

これ使うと一発脱着なので便利なんです。

 

外すときはタダ押すだけ。

 

最初に取り付けたニップルは外し、 メクラしようかと思ったんですが、代わりにバルブを取り付けました、何かで使う可能性も有りますから。

 

 

タンクを車載したら、いよいよ本配管。 

冷蔵庫を一度出さねばならないので面倒ですが、後にやるエアコンのと理付け作業もありますから・・・

 

で、配管の取り回しを変え、テールランプのところに引き出すとワンウェイバルブ付いたコネクタを接続。   

そしてクランプ留め、 このクランプでもし水が漏れるようなら、もっと強力に締めるタイプに変更しますが、とりあえずこれで行きます。

次にオーバーフローを兼ねたエア抜きライン。

先ほどのタンクのホースを給水ラインと同じ所に通します。

 

そしたら、今度は再び穴開け作業、 エア抜きホースを通す為です。

給水コネクタと同じく、適切と思われる所ですが、 今回は給水コネクタより適度に斜めに出る位置を探ります。 

 

理由は簡単で、 給水コネクタと並行にしてしまうと、タンクの水が一杯になった際にエア抜きから勢いよく水が飛び出してきます。

うっかり給水ハッチの前に立ってたりしたら、その水がもろに服へとかかる。

全てはチョットしたこと何ですけど、当然起こりうるあらゆる事を全て想定しての事で、いろいろと理由があるんです。 

ただし、見かけはいまいちです(笑)。

まあハッチ内は普通見えませんし、使う人間が扱いやすい事こそが一番大切ですから。

ちなみに給水コネクタはほぼ真横から見てこの程度出ています。

理由は、蓋に適度な厚さのスポンジを貼り、 虫や埃などの進入を防ぐために、蓋に当たらない程度の適度にクリアランスを設けてあるんです。 ある程度のぐらつきもそれを考えてのことです。

さて、エア抜き配管を引っ張り出して、Lパイプを実際に付けます。 

給水とエア抜きのコネクタとパイプを穴に通して、最後に給水コネクタを適度に締めます。

こんな感じになりますが、エア抜きラインは斜めを向いています。 (^^)てへへ

内部はこんな感じで、 ホースも折れ曲がっていません。

一番最後に、エア抜きライン、Lパイプの抜け止めを兼ねた斜めカットのホースを外側に着け、蓋に付けた給水コネクタのスポンジに当たるようにすれば全て終わりです。

このコネクタも無理が来ないように適度にグラグラさせています。

 

 

以上! メンテナンスハッチ内への給水ラインの変更と、 エア抜きラインの設置でした!