野の花 庭の花

野の花や山の花は心を慰めてくれます。庭園に咲き誇る花は心をはなやかにしてくれます。

ピンクの小さな花に黒い蕊がアクセントをつける「ジャノメエリカ」(早春の花 055)

2021年03月31日 10時06分20秒 | 

ピンクの小さな花に黒い蕊がアクセントをつける「ジャノメエリカ」。ジャノメは黒い蕊が蛇の目のようにみえるからだという。エリカといういかにも外来の名前と奇妙な対比がおかしい。小さな花はよくみると釣鐘型のかわいい花だ。

(2021年早春 川崎市)

 

■早春の花シリーズ

「チロリアンデージー」(早春の花 001)
「クリスマスローズ」(早春の花002)
「ツルニチニチソウ」(早春の花 003)
「ペーパーホワイト」(早春の花 004)
「日本水仙」(早春の花 005)
「黄水仙」(早春の花 006)
「カラスノエンドウ」(早春の花 007)
「ラッパスイセン」(早春の花 008)
「ヒマラヤユキノシタ」(早春の花 009)
「ジンチョウゲ」(早春の花 010)
「ヒメオドリコソウ」(早春の花 011)
「アラセイトウ」(早春の花 012)
「オオイヌノフグリ」(早春の花 013)
「ハクモクレン」(早春の花 014)
「玉縄桜」(早春の花 015)
「タチツボスミレ」(早春の花 016)
「河津桜」(早春の花 017)
「ノースポール」(早春の花 018)
「ヒヤシンス」(早春の花 019)
「ミモザ」(早春の花 020)
「フレンチ・ラベンダー」(早春の花 021)
「シデコブシ」(早春の花 022)
「ムスカリ」(早春の花 023)
「レンギョウ」(早春の花 024)
「クロッカス」(早春の花 025)
「馬酔木」(早春の花 026)
「ヤグルマギク」(早春の花 027)
「雪柳」(早春の花 028)
「イベリス」(早春の花 029)
「オオアラセイトウ」(早春の花 030)
「スノーフレーク」(早春の花 031)
「モクレン」(早春の花 032)
「ハナニラ」(早春の花 033)
「ヤマザクラ」(早春の花 034)
「ネモフィラ」(早春の花 035)
「キンギョソウ」(早春の花 036)
「福寿草」(早春の花 037)
「ベニスモモ」(早春の花 038)
「ソメイヨシノ」(早春の花 039)
「ハルジオン」(早春の花 040)
「キュウリグサ」(早春の花 041)
「コブシ」(早春の花 042)
「ヤエベニシダレ」(早春の花 043)
「カタバミ」(早春の花 044)
「ゼラニウム」(早春の花 045)
「ハコベ」(早春の花 046)
「おやゆび姫」(早春の花 047)
「ヒュウガミズキ」(早春の花 048)
「ヒイラギナンテン」(早春の花 049)
「ムラサキサギゴケ」(早春の花 050)
「源平枝垂れ桃」(早春の花 051)
「レッドキャンピオン」(早春の花 052)
「イワニガナ」(早春の花 053)
「アブラナ」(早春の花 054)

ジャノメエリカの特徴
エリカ属には700種以上の野生種(大部分は南アフリカ原産)があり、多くの園芸品種もつくりだされています。
日本で一番普及しているのが大正期以降の渡来した「ジャノメエリカ」。
ジャノメエリカは、耐寒性、耐暑性があり暖地では庭植えにも向いています。
属名のEricaはギリシャ語の「ereike(裂ける)」に由来し、この植物に胆石を砕く薬効があるともされてます。

学名:Erica canaliculata Andrews
科・属名:ツツジ科/エリカ属
英名:channelled heath , hairy grey heather
別名:エリカ・クロシベエリカ、カナリクラータ
樹高:2~3m
花期:12〜4月

花は釣鐘状の合弁花。
短枝の先端に、下向きに咲かせる。
花色は紫がかったピンク色で直径3~5㎜程。
雌しべが長く突き出し、雄しべ葯は黒紫色です。
枝は細かく分岐し、葉は短い針状で常緑。
エリカは花が咲いていない時期はスギのように見えるので、「ハナスギ」という別名があります。


赤に近いこげ茶の葉が特徴の「タカオスミレ」(高尾の花 21-12)

2021年03月31日 08時55分34秒 | 

高尾山に生えるたくさんのスミレのうちで葉の表面が赤に近いこげ茶なのですぐに見分けられる「タカオスミレ」。白の花弁に紫の筋が入る。高尾山の名物スミレだ。

(2021-03 高尾山)

■高尾の花

「カタクリ」(高尾の花 21-01)
「雪割草」(高尾の花 21-02)
「リュウキンカ」(高尾の花 21-03)
「ショウジョウバカマ」(高尾の花 21-04)
「キクザキイチゲ」(高尾の花 21-05)
「タツタソウ」(高尾の花 21-06)
「キバナセツブンソウ」(高尾の花 21-06)
「ハナネコノメ」(高尾の花 21-07)
「ヨゴレネコノメ」(高尾の花 21-08)
「ムラサキケマン」(高尾の花 21-09)
「アミガサユリ」(高尾の花 21-10)
「ミヤマカタバミ」(高尾の花 21-11)

「タカオスミレ」

「スミレの山」といわれる高尾山を代表するスミレ。沢沿いの湿り気のある半日陰の林のふちなどを好んで咲いている。高尾山で最初に発見されたことから、その名が付けられた。全国にも分布しているが、高尾山でいちばん多く見られる。昭和3(1928)年にヒカゲスミレの変種として発表され、花が咲く時期、葉の表面がこげ茶色をしているところが特徴である。ただし、花が終わると緑色の葉が出てくることでヒカゲスミレとの見分けはむずかしくなる。花の直径は約1.5~2センチで、ほのかな香りがある。色は白く、花びらには細かい紫色の筋が入っている。葉は長さ約3~6センチで、卵形かやや長い卵形をしている。

季節|4月上旬~5月上旬頃
高さ|約5~12センチ
場所|1号路、蛇滝、裏高尾


白の花弁に縦に紅の絞りがはいる椿「狩衣」(椿シリーズ 21-14)

2021年03月31日 08時16分42秒 | 

白の花弁に縦に紅の絞りがはいる椿「狩衣」。八重咲きの中輪で、蕊は割り蕊になっている。優雅な名前をもらった。散り性の椿で、山茶花のように葉が一枚ずつ散っていく。1859年の『椿伊呂波名寄附』に記載があるという。

(2021年早春 横浜市)

 

■椿シリーズ
「白角倉」(椿シリーズ 21-01)
「六歌仙」(椿シリーズ 21-02)
「太郎冠者」(椿シリーズ 21-03)
「玉の浦」(椿シリーズ 21-04)
「高台寺」(椿シリーズ 21-05)
「春曙紅」(椿シリーズ 21-06)
「加茂本阿弥」(椿シリーズ 21-07)
「天ヶ下」(椿シリーズ 21-08)
「黒部」(椿シリーズ 21-09)
「シラハトツバキ 」(椿シリーズ 21-10)
「越の粧」(椿シリーズ 21-11)
「菱唐糸」(椿シリーズ 21-12)
「五色八重散椿」(椿シリーズ 21-13)

■椿山茶花シリーズ
「菊冬至」(椿山茶花シリーズ 20-01)
「曙」(椿山茶花シリーズ 20-02)
「夕陽」(椿山茶花シリーズ 20-03)
「白卜伴」(椿山茶花シリーズ 20-04)
「赤腰蓑」(椿山茶花シリーズ 20-05)
「玉芙蓉」(椿山茶花シリーズ 20-06)
「一子侘助」(椿山茶花シリーズ 20-07)
「肥後入日の海」(椿山茶花シリーズ 20-08)
「七福神」(椿山茶花シリーズ 20-09)
「昭和の栄」(椿山茶花シリーズ 20-10)
「富士の峰」(椿山茶花シリーズ 20-11)
「緋乙女」(椿山茶花シリーズ 20-12)
「光源氏」(椿山茶花シリーズ 20-13)
「三国紅」(椿山茶花シリーズ 20-14)
「乙女サザンカ」(椿山茶花シリーズ 20-15)
「剣の舞」(椿山茶花シリーズ 20-16)
「大空」(椿山茶花シリーズ 20-17)
「敷島」(椿山茶花シリーズ 20-18)
「静海波」(椿山茶花シリーズ 20-19)
「不二の雪」(椿山茶花シリーズ 20-20)
「桃源郷」(椿山茶花シリーズ 20-21)
「京錦」(椿山茶花シリーズ 20-22)
「花大臣」(椿山茶花シリーズ 20-23)
「明行空」(椿山茶花シリーズ 20-24)


「菜の花」という名前で古くから親しまれている「アブラナ」(早春の花 054)

2021年03月31日 07時25分47秒 | 

「菜の花」という名前で古くから親しまれているアブラナ。食べておいしいだけでなく、江戸期には名前のとおりに菜種油をとるために栽培された。「菜の花や月は東に日は西に」という蕪村の名句はいうまでもなく、俳句でも好まれた季題だ。ただ、黄色の一色に染まる景色に異論も(笑)。「べたべたに田も菜の花も照りみだる 水原秋櫻子 霜林」。

(2021年早春 川崎市)

■早春の花シリーズ

「チロリアンデージー」(早春の花 001)
「クリスマスローズ」(早春の花002)
「ツルニチニチソウ」(早春の花 003)
「ペーパーホワイト」(早春の花 004)
「日本水仙」(早春の花 005)
「黄水仙」(早春の花 006)
「カラスノエンドウ」(早春の花 007)
「ラッパスイセン」(早春の花 008)
「ヒマラヤユキノシタ」(早春の花 009)
「ジンチョウゲ」(早春の花 010)
「ヒメオドリコソウ」(早春の花 011)
「アラセイトウ」(早春の花 012)
「オオイヌノフグリ」(早春の花 013)
「ハクモクレン」(早春の花 014)
「玉縄桜」(早春の花 015)
「タチツボスミレ」(早春の花 016)
「河津桜」(早春の花 017)
「ノースポール」(早春の花 018)
「ヒヤシンス」(早春の花 019)
「ミモザ」(早春の花 020)
「フレンチ・ラベンダー」(早春の花 021)
「シデコブシ」(早春の花 022)
「ムスカリ」(早春の花 023)
「レンギョウ」(早春の花 024)
「クロッカス」(早春の花 025)
「馬酔木」(早春の花 026)
「ヤグルマギク」(早春の花 027)
「雪柳」(早春の花 028)
「イベリス」(早春の花 029)
「オオアラセイトウ」(早春の花 030)
「スノーフレーク」(早春の花 031)
「モクレン」(早春の花 032)
「ハナニラ」(早春の花 033)
「ヤマザクラ」(早春の花 034)
「ネモフィラ」(早春の花 035)
「キンギョソウ」(早春の花 036)
「福寿草」(早春の花 037)
「ベニスモモ」(早春の花 038)
「ソメイヨシノ」(早春の花 039)
「ハルジオン」(早春の花 040)
「キュウリグサ」(早春の花 041)
「コブシ」(早春の花 042)
「ヤエベニシダレ」(早春の花 043)
「カタバミ」(早春の花 044)
「ゼラニウム」(早春の花 045)
「ハコベ」(早春の花 046)
「おやゆび姫」(早春の花 047)
「ヒュウガミズキ」(早春の花 048)
「ヒイラギナンテン」(早春の花 049)
「ムラサキサギゴケ」(早春の花 050)
「源平枝垂れ桃」(早春の花 051)
「レッドキャンピオン」(早春の花 052)
「イワニガナ」(早春の花 053)

菜の花(なのはな)は、アブラナ科アブラナ属の花の総称。特にアブラナまたはセイヨウアブラナの別名としても用いられる。また、菜花(なばな)は、ナタネ、カブ、ハクサイ、キャベツ、ブロッコリー、カラシナ、ザーサイなどアブラナ科アブラナ属で主として花を食するものをいう。

なお、アブラナ属以外のアブラナ科の植物には白や紫の花を咲かせるものがあるが、これを指して「白い菜の花」「ダイコンの菜の花」ということもある。

また、菜の花の菜とは食用の意味であり、菜の花とは食用の花の意味である。食用の菜花には、葉が柔らかく花茎と蕾と葉を利用する在来種と、葉が厚く主に花茎と葉を利用する西洋種がある。コウタイサイなど中国野菜由来の新品種も登場している。


道端にも広がる小さなタンポポのような「イワニガナ」(早春の花 053)

2021年03月31日 06時41分03秒 | 

道端にも広がる小さなタンポポのような「イワニガナ」。黒い葯がアクセントなっている。茎が匍匐して広がる。オオジシバリとよく似ているが、こちらは葉が丸く、オオジシバリはヘラ型になる。

(2021年早春 川崎市)

 

イワニガナ(岩苦菜)
多年草
日本全土の山野の日当たりのよいところに生える。細長い茎が地面をはい、ところどころで根を下ろしてふえる。葉は薄く、長い柄がある。葉身は長さ0.9〜3cm、幅0.8〜2.5cmの卵円形〜広卵形。花茎は高さ8〜15cmになり、直径2〜2.5cmの黄色の頭花を1〜3個つける。総苞は長さ0.8〜1cmの円柱形。内片は1列に並び、外片は小さい。そう果は4〜6mmの紡錘形。やや扁平で先が細長いくちばし状になる、別名ジシバリ。花期は4〜6月。(野に咲く花)
学名は、Ixeris stolonifera
キク科ノニガナ属
 よく似た花にオオジシバリがあるが、葉はへら形となる。

 

■早春の花シリーズ

「チロリアンデージー」(早春の花 001)
「クリスマスローズ」(早春の花002)
「ツルニチニチソウ」(早春の花 003)
「ペーパーホワイト」(早春の花 004)
「日本水仙」(早春の花 005)
「黄水仙」(早春の花 006)
「カラスノエンドウ」(早春の花 007)
「ラッパスイセン」(早春の花 008)
「ヒマラヤユキノシタ」(早春の花 009)
「ジンチョウゲ」(早春の花 010)
「ヒメオドリコソウ」(早春の花 011)
「アラセイトウ」(早春の花 012)
「オオイヌノフグリ」(早春の花 013)
「ハクモクレン」(早春の花 014)
「玉縄桜」(早春の花 015)
「タチツボスミレ」(早春の花 016)
「河津桜」(早春の花 017)
「ノースポール」(早春の花 018)
「ヒヤシンス」(早春の花 019)
「ミモザ」(早春の花 020)
「フレンチ・ラベンダー」(早春の花 021)
「シデコブシ」(早春の花 022)
「ムスカリ」(早春の花 023)
「レンギョウ」(早春の花 024)
「クロッカス」(早春の花 025)
「馬酔木」(早春の花 026)
「ヤグルマギク」(早春の花 027)
「雪柳」(早春の花 028)
「イベリス」(早春の花 029)
「オオアラセイトウ」(早春の花 030)
「スノーフレーク」(早春の花 031)
「モクレン」(早春の花 032)
「ハナニラ」(早春の花 033)
「ヤマザクラ」(早春の花 034)
「ネモフィラ」(早春の花 035)
「キンギョソウ」(早春の花 036)
「福寿草」(早春の花 037)
「ベニスモモ」(早春の花 038)
「ソメイヨシノ」(早春の花 039)
「ハルジオン」(早春の花 040)
「キュウリグサ」(早春の花 041)
「コブシ」(早春の花 042)
「ヤエベニシダレ」(早春の花 043)
「カタバミ」(早春の花 044)
「ゼラニウム」(早春の花 045)
「ハコベ」(早春の花 046)
「おやゆび姫」(早春の花 047)
「ヒュウガミズキ」(早春の花 048)
「ヒイラギナンテン」(早春の花 049)
「ムラサキサギゴケ」(早春の花 050)
「源平枝垂れ桃」(早春の花 051)
「レッドキャンピオン」(早春の花 052)


なでしこに似たピンクの花を咲かせる「レッドキャンピオン」(早春の花 052)

2021年03月30日 07時08分26秒 | 

なでしこに似たピンクの花を咲かせる「レッドキャンピオン」。学名のシレネ・ディオイカでも呼ばれる。ナデシコ科なのでマンテマの名前をつけてヒロハノマンテマという名前もある。鮮やかなピンクが鮮烈だ。
(2021年早春 川崎市)

■早春の花シリーズ

「チロリアンデージー」(早春の花 001)
「クリスマスローズ」(早春の花002)
「ツルニチニチソウ」(早春の花 003)
「ペーパーホワイト」(早春の花 004)
「日本水仙」(早春の花 005)
「黄水仙」(早春の花 006)
「カラスノエンドウ」(早春の花 007)
「ラッパスイセン」(早春の花 008)
「ヒマラヤユキノシタ」(早春の花 009)
「ジンチョウゲ」(早春の花 010)
「ヒメオドリコソウ」(早春の花 011)
「アラセイトウ」(早春の花 012)
「オオイヌノフグリ」(早春の花 013)
「ハクモクレン」(早春の花 014)
「玉縄桜」(早春の花 015)
「タチツボスミレ」(早春の花 016)
「河津桜」(早春の花 017)
「ノースポール」(早春の花 018)
「ヒヤシンス」(早春の花 019)
「ミモザ」(早春の花 020)
「フレンチ・ラベンダー」(早春の花 021)
「シデコブシ」(早春の花 022)
「ムスカリ」(早春の花 023)
「レンギョウ」(早春の花 024)
「クロッカス」(早春の花 025)
「馬酔木」(早春の花 026)
「ヤグルマギク」(早春の花 027)
「雪柳」(早春の花 028)
「イベリス」(早春の花 029)
「オオアラセイトウ」(早春の花 030)
「スノーフレーク」(早春の花 031)
「モクレン」(早春の花 032)
「ハナニラ」(早春の花 033)
「ヤマザクラ」(早春の花 034)
「ネモフィラ」(早春の花 035)
「キンギョソウ」(早春の花 036)
「福寿草」(早春の花 037)
「ベニスモモ」(早春の花 038)
「ソメイヨシノ」(早春の花 039)
「ハルジオン」(早春の花 040)
「キュウリグサ」(早春の花 041)
「コブシ」(早春の花 042)
「ヤエベニシダレ」(早春の花 043)
「カタバミ」(早春の花 044)
「ゼラニウム」(早春の花 045)
「ハコベ」(早春の花 046)
「おやゆび姫」(早春の花 047)
「ヒュウガミズキ」(早春の花 048)
「ヒイラギナンテン」(早春の花 049)
「ムラサキサギゴケ」(早春の花 050)
「源平枝垂れ桃」(早春の花 051)

「レッドキャンピオン」

■ ナデシコ科 宿根草(耐寒性多年草)冬期落葉種
■ 学 名 : Silene dioica
■ 別 名 : ヒロハノマンテマ マツヨイセンノウ
     フウリンカ など
■ 花 期 : 春~初夏
■ 草 丈 : 60cm前後(生育後の高さで花丈も含む)
■ 耐寒性 : 強
■ 耐暑性 : 強
■ 日 照 : 日向~やや半日陰
■ 原産地 : ヨーロッパ(原種の主な自生地)


一本の木に五色の花が咲く椿「五色八重散椿」(椿シリーズ 21-13)

2021年03月30日 07時03分41秒 | 

一本の木に五色の花が咲く椿「五色八重散椿」。紅、ピンク、白、ピンクに紅や白の絞り、白に紅絞りの五色のようだ。この花は白の紅絞りだが、八重の抱え咲きで、多くの椿とは違い、ポトリと落ちるのではなく、花弁が散っていく散性の椿。京都では「散り椿」として愛されているという。

(2021年早春 横浜市)

■椿シリーズ
「白角倉」(椿シリーズ 21-01)
「六歌仙」(椿シリーズ 21-02)
「太郎冠者」(椿シリーズ 21-03)
「玉の浦」(椿シリーズ 21-04)
「高台寺」(椿シリーズ 21-05)
「春曙紅」(椿シリーズ 21-06)
「加茂本阿弥」(椿シリーズ 21-07)
「天ヶ下」(椿シリーズ 21-08)
「黒部」(椿シリーズ 21-09)
「シラハトツバキ 」(椿シリーズ 21-10)
「越の粧」(椿シリーズ 21-11)
「菱唐糸」(椿シリーズ 21-12)

■椿山茶花シリーズ
「菊冬至」(椿山茶花シリーズ 20-01)
「曙」(椿山茶花シリーズ 20-02)
「夕陽」(椿山茶花シリーズ 20-03)
「白卜伴」(椿山茶花シリーズ 20-04)
「赤腰蓑」(椿山茶花シリーズ 20-05)
「玉芙蓉」(椿山茶花シリーズ 20-06)
「一子侘助」(椿山茶花シリーズ 20-07)
「肥後入日の海」(椿山茶花シリーズ 20-08)
「七福神」(椿山茶花シリーズ 20-09)
「昭和の栄」(椿山茶花シリーズ 20-10)
「富士の峰」(椿山茶花シリーズ 20-11)
「緋乙女」(椿山茶花シリーズ 20-12)
「光源氏」(椿山茶花シリーズ 20-13)
「三国紅」(椿山茶花シリーズ 20-14)
「乙女サザンカ」(椿山茶花シリーズ 20-15)
「剣の舞」(椿山茶花シリーズ 20-16)
「大空」(椿山茶花シリーズ 20-17)
「敷島」(椿山茶花シリーズ 20-18)
「静海波」(椿山茶花シリーズ 20-19)
「不二の雪」(椿山茶花シリーズ 20-20)
「桃源郷」(椿山茶花シリーズ 20-21)
「京錦」(椿山茶花シリーズ 20-22)
「花大臣」(椿山茶花シリーズ 20-23)
「明行空」(椿山茶花シリーズ 20-24)


ニリンソウによく似た五弁の白い花を咲かせる「ミヤマカタバミ」(高尾の花 21-11)

2021年03月30日 06時40分37秒 | 

ニリンソウによく似た五弁の白い花を咲かせる「ミヤマカタバミ」。ニリンソウはみんな真上を向いて咲くが、ミヤマカタバミはどれも俯き加減に遠慮して咲く。葉がまごうかたないカタバミの葉なので、すぐに区別ができる。花弁に入る薄い筋も特徴だ。

(2021-03 高尾山)

■高尾の花

「カタクリ」(高尾の花 21-01)
「雪割草」(高尾の花 21-02)
「リュウキンカ」(高尾の花 21-03)
「ショウジョウバカマ」(高尾の花 21-04)
「キクザキイチゲ」(高尾の花 21-05)
「タツタソウ」(高尾の花 21-06)
「キバナセツブンソウ」(高尾の花 21-06)
「ハナネコノメ」(高尾の花 21-07)
「ヨゴレネコノメ」(高尾の花 21-08)
「ムラサキケマン」(高尾の花 21-09)
「アミガサユリ」(高尾の花 21-10)

「ミヤマカタバミ」

 ミヤマカタバミ Oxalis griffithii (カタバミ科 カタバミ属)
 ミヤマカタバミの花は、3月から4月の早春に咲く。ブナの葉が展開する前からの開花であり、谷沿いには残雪がある状況での開花は、動き始めた昆虫にとっては貴重な蜜源である。花の直径は3~4cmで、白色から淡紅紫色。中心部はわずかに黄色を帯びる。

 


赤と白と桃色の三色が乱れ咲く「源平枝垂れ桃」(早春の花 051)

2021年03月30日 06時08分19秒 | 

赤と白と桃色の三色が乱れ咲く「源平枝垂れ桃」。豪華な色合いは春にふさわしい。赤と白が入り混じるので源平合戦になぞらえた名前だ。江戸時代から好まれて開発されてきた。日本人好みのハナモモだ。
(2021年早春 川崎市)

■早春の花シリーズ

「チロリアンデージー」(早春の花 001)
「クリスマスローズ」(早春の花002)
「ツルニチニチソウ」(早春の花 003)
「ペーパーホワイト」(早春の花 004)
「日本水仙」(早春の花 005)
「黄水仙」(早春の花 006)
「カラスノエンドウ」(早春の花 007)
「ラッパスイセン」(早春の花 008)
「ヒマラヤユキノシタ」(早春の花 009)
「ジンチョウゲ」(早春の花 010)
「ヒメオドリコソウ」(早春の花 011)
「アラセイトウ」(早春の花 012)
「オオイヌノフグリ」(早春の花 013)
「ハクモクレン」(早春の花 014)
「玉縄桜」(早春の花 015)
「タチツボスミレ」(早春の花 016)
「河津桜」(早春の花 017)
「ノースポール」(早春の花 018)
「ヒヤシンス」(早春の花 019)
「ミモザ」(早春の花 020)
「フレンチ・ラベンダー」(早春の花 021)
「シデコブシ」(早春の花 022)
「ムスカリ」(早春の花 023)
「レンギョウ」(早春の花 024)
「クロッカス」(早春の花 025)
「馬酔木」(早春の花 026)
「ヤグルマギク」(早春の花 027)
「雪柳」(早春の花 028)
「イベリス」(早春の花 029)
「オオアラセイトウ」(早春の花 030)
「スノーフレーク」(早春の花 031)
「モクレン」(早春の花 032)
「ハナニラ」(早春の花 033)
「ヤマザクラ」(早春の花 034)
「ネモフィラ」(早春の花 035)
「キンギョソウ」(早春の花 036)
「福寿草」(早春の花 037)
「ベニスモモ」(早春の花 038)
「ソメイヨシノ」(早春の花 039)
「ハルジオン」(早春の花 040)
「キュウリグサ」(早春の花 041)
「コブシ」(早春の花 042)
「ヤエベニシダレ」(早春の花 043)
「カタバミ」(早春の花 044)
「ゼラニウム」(早春の花 045)
「ハコベ」(早春の花 046)
「おやゆび姫」(早春の花 047)
「ヒュウガミズキ」(早春の花 048)
「ヒイラギナンテン」(早春の花 049)
「ムラサキサギゴケ」(早春の花 050)

「源平枝垂れ桃」

源平枝垂れ(ハナモモ)
ハナモモは、観賞する目的で生まれたモモの仲間です。江戸時代より、盛んに品種改良が行われた園芸品種です。桜の咲く季節を同じくして、薄いピンク、白、朱色の鮮やかな花を咲かせます。園芸品種なので多様な樹形があり、病気や害虫の被害にもあいやすいが剪定をして手入れをすれば基本的には栽培しやすい植物です。(当サイトではハナモモの仲間を数ページ掲載しています。性質、栽培方法はほとんど同じですが、個別の植物分類、学名など以外は、構成上のバランスで重複掲載しています)
源平枝垂れは、江戸時代からあるモモの品種で、赤と白や斑入りの3色が、競い合うように咲くさまが、源平の合戦のようだということから名付けられたそうです。

分類:バラ科サクラ属 / 原産地:中国
別名:
学名:Prunus persica (L) Batsch ‘pendula’
英名:なし
園芸分類:落葉小高木
草丈:160~300cm
開花期:3月下旬~4月 / 栽培方法:地植え、鉢植え


道端にも紫の小さな花を咲かせる「ムラサキサギゴケ」(早春の花 050)

2021年03月30日 05時57分07秒 | 

道端にも紫の小さな花を咲かせる「ムラサキサギゴケ」。もとは田んぼや畑などに咲いていたが、最近ではなかばグランドカバーのように使われることもあるようだ。長いほふく枝を伸ばすので、よく似たトキワハゼと区別できる。これらの似た花の区別については、ムラサキサギゴケとトキワハゼとツタバウンランの学習サイトを参照されたい。

(2021年早春 川崎市)

■早春の花シリーズ

「チロリアンデージー」(早春の花 001)
「クリスマスローズ」(早春の花002)
「ツルニチニチソウ」(早春の花 003)
「ペーパーホワイト」(早春の花 004)
「日本水仙」(早春の花 005)
「黄水仙」(早春の花 006)
「カラスノエンドウ」(早春の花 007)
「ラッパスイセン」(早春の花 008)
「ヒマラヤユキノシタ」(早春の花 009)
「ジンチョウゲ」(早春の花 010)
「ヒメオドリコソウ」(早春の花 011)
「アラセイトウ」(早春の花 012)
「オオイヌノフグリ」(早春の花 013)
「ハクモクレン」(早春の花 014)
「玉縄桜」(早春の花 015)
「タチツボスミレ」(早春の花 016)
「河津桜」(早春の花 017)
「ノースポール」(早春の花 018)
「ヒヤシンス」(早春の花 019)
「ミモザ」(早春の花 020)
「フレンチ・ラベンダー」(早春の花 021)
「シデコブシ」(早春の花 022)
「ムスカリ」(早春の花 023)
「レンギョウ」(早春の花 024)
「クロッカス」(早春の花 025)
「馬酔木」(早春の花 026)
「ヤグルマギク」(早春の花 027)
「雪柳」(早春の花 028)
「イベリス」(早春の花 029)
「オオアラセイトウ」(早春の花 030)
「スノーフレーク」(早春の花 031)
「モクレン」(早春の花 032)
「ハナニラ」(早春の花 033)
「ヤマザクラ」(早春の花 034)
「ネモフィラ」(早春の花 035)
「キンギョソウ」(早春の花 036)
「福寿草」(早春の花 037)
「ベニスモモ」(早春の花 038)
「ソメイヨシノ」(早春の花 039)
「ハルジオン」(早春の花 040)
「キュウリグサ」(早春の花 041)
「コブシ」(早春の花 042)
「ヤエベニシダレ」(早春の花 043)
「カタバミ」(早春の花 044)
「ゼラニウム」(早春の花 045)
「ハコベ」(早春の花 046)
「おやゆび姫」(早春の花 047)
「ヒュウガミズキ」(早春の花 048)
「ヒイラギナンテン」(早春の花 049)

ムラサキサギゴケの基本情報
学名:Mazus miquelii
和名:ムラサキサギゴケ(紫鷺苔)  その他の名前:サギシバ
科名 / 属名:ハエドクソウ科 / サギゴケ属

特徴
ムラサキサギゴケは平地や低山に見られ、田の周辺や河川敷の肥沃な土がたまった明るい草地に生えています。長いほふく枝を伸ばして、その先端に新しい株をつけ、マット状の群落をつくります。花は直径1.5cm前後で、外見はイワチドリに似ていますが、花弁はつながっていて構造的にはキンギョソウに似ています。黄色と紫色の斑点がありますが、この斑点の入り方は個体によって異なります。
ムラサキサギゴケの白花の色変わりとして、サギゴケ(シロバナサギゴケ)(Mazus miquelii f. albiflorus)があります。

※科名:ゴマノハグサ科で分類される場合もあります。

基本データ
園芸分類 草花,山野草
形態 多年草 原産地 中国東部~南部、台湾、朝鮮半島南部、日本列島(本州~九州)
草丈/樹高 3~10cm 開花期 3月~5月
花色 白,紫,ピンク 栽培難易度(1~5) 
耐寒性 強い 耐暑性 強い
特性・用途 常緑性,耐寒性が強い,盆栽向き,初心者でも育てやすい,グラウンドカバーにできる


複雑な形状の花弁が集まった椿「菱唐糸」(椿シリーズ 21-12)

2021年03月29日 14時12分03秒 | 

複雑な形状の花弁が集まった椿「菱唐糸」。濃いピンクの筋の入った淡い桃色の花弁が微妙に重なり合う。唐子咲きの中輪で雰囲気のある椿だ。

(2021年早春 横浜市)

椿「菱唐糸」

椿「菱唐糸」(ひしからいと)

○菱唐糸 〔関西〕
花 濃桃色の八重、唐子咲き、中輪
花期 4月
弁数は20枚ほど、樋状に中折れした花弁が
三、四重に重なり、咲き進むと蓮華咲きになる。
規則正しく配列されているので、花全体が
六角形に近い菱形状にみえる。
花芯には白い旗弁が集まって唐子部を作る。
葉は長楕円形中型、樹は横張り性、樹勢は弱い。
江戸期からの古典品種。(新装版「日本の椿花 園芸品種一〇〇〇」より
 横山三郎・桐野秋豊著 淡交社)

■椿シリーズ
「白角倉」(椿シリーズ 21-01)
「六歌仙」(椿シリーズ 21-02)
「太郎冠者」(椿シリーズ 21-03)
「玉の浦」(椿シリーズ 21-04)
「高台寺」(椿シリーズ 21-05)
「春曙紅」(椿シリーズ 21-06)
「加茂本阿弥」(椿シリーズ 21-07)
「天ヶ下」(椿シリーズ 21-08)
「黒部」(椿シリーズ 21-09)
「シラハトツバキ 」(椿シリーズ 21-10)
「越の粧」(椿シリーズ 21-11)

■椿山茶花シリーズ
「菊冬至」(椿山茶花シリーズ 20-01)
「曙」(椿山茶花シリーズ 20-02)
「夕陽」(椿山茶花シリーズ 20-03)
「白卜伴」(椿山茶花シリーズ 20-04)
「赤腰蓑」(椿山茶花シリーズ 20-05)
「玉芙蓉」(椿山茶花シリーズ 20-06)
「一子侘助」(椿山茶花シリーズ 20-07)
「肥後入日の海」(椿山茶花シリーズ 20-08)
「七福神」(椿山茶花シリーズ 20-09)
「昭和の栄」(椿山茶花シリーズ 20-10)
「富士の峰」(椿山茶花シリーズ 20-11)
「緋乙女」(椿山茶花シリーズ 20-12)
「光源氏」(椿山茶花シリーズ 20-13)
「三国紅」(椿山茶花シリーズ 20-14)
「乙女サザンカ」(椿山茶花シリーズ 20-15)
「剣の舞」(椿山茶花シリーズ 20-16)
「大空」(椿山茶花シリーズ 20-17)
「敷島」(椿山茶花シリーズ 20-18)
「静海波」(椿山茶花シリーズ 20-19)
「不二の雪」(椿山茶花シリーズ 20-20)
「桃源郷」(椿山茶花シリーズ 20-21)
「京錦」(椿山茶花シリーズ 20-22)
「花大臣」(椿山茶花シリーズ 20-23)
「明行空」(椿山茶花シリーズ 20-24)


黄色のかわいい花をつける「ヒイラギナンテン」(早春の花 049)

2021年03月29日 10時48分46秒 | 

柊に似た葉からは思いつかないような黄色のかわいい花をつける「ヒイラギナンテン」。南天と同じメギ科で、葉のつき方も南天に似ている。

(2021年早春 川崎市)

 

■早春の花シリーズ

「チロリアンデージー」(早春の花 001)
「クリスマスローズ」(早春の花002)
「ツルニチニチソウ」(早春の花 003)
「ペーパーホワイト」(早春の花 004)
「日本水仙」(早春の花 005)
「黄水仙」(早春の花 006)
「カラスノエンドウ」(早春の花 007)
「ラッパスイセン」(早春の花 008)
「ヒマラヤユキノシタ」(早春の花 009)
「ジンチョウゲ」(早春の花 010)
「ヒメオドリコソウ」(早春の花 011)
「アラセイトウ」(早春の花 012)
「オオイヌノフグリ」(早春の花 013)
「ハクモクレン」(早春の花 014)
「玉縄桜」(早春の花 015)
「タチツボスミレ」(早春の花 016)
「河津桜」(早春の花 017)
「ノースポール」(早春の花 018)
「ヒヤシンス」(早春の花 019)
「ミモザ」(早春の花 020)
「フレンチ・ラベンダー」(早春の花 021)
「シデコブシ」(早春の花 022)
「ムスカリ」(早春の花 023)
「レンギョウ」(早春の花 024)
「クロッカス」(早春の花 025)
「馬酔木」(早春の花 026)
「ヤグルマギク」(早春の花 027)
「雪柳」(早春の花 028)
「イベリス」(早春の花 029)
「オオアラセイトウ」(早春の花 030)
「スノーフレーク」(早春の花 031)
「モクレン」(早春の花 032)
「ハナニラ」(早春の花 033)
「ヤマザクラ」(早春の花 034)
「ネモフィラ」(早春の花 035)
「キンギョソウ」(早春の花 036)
「福寿草」(早春の花 037)
「ベニスモモ」(早春の花 038)
「ソメイヨシノ」(早春の花 039)
「ハルジオン」(早春の花 040)
「キュウリグサ」(早春の花 041)
「コブシ」(早春の花 042)
「ヤエベニシダレ」(早春の花 043)
「カタバミ」(早春の花 044)
「ゼラニウム」(早春の花 045)
「ハコベ」(早春の花 046)
「おやゆび姫」(早春の花 047)
「ヒュウガミズキ」(早春の花 048)

「ヒイラギナンテン」

ヒイラギナンテンのデータ
花色:、葉色:
学名:Mahonia
科名:メギ科
分類:常緑低木
原産地:東アジア
大きさ:背丈0.5~1.5m(1.0~2.0m)、横幅0.5~1.5m(1.0~2.0m)
ヒイラギナンテン:小葉4~10cm前後(互生)
ホソバヒイラギナンテン:小葉8~15cm前後(互生)
主な見所:葉(周年)、花(3~4月)※ホソバヒイラギナンテンは花(9~11月)

ヒイラギナンテンの特徴
葉がヒイラギに似ていることからその名がつきました。ナンテンとは同じメギ科で、羽状複葉の互生する葉のつき方が似ていますが雰囲気は少し異なりこんもり育ちます。春に黄色の花、秋に黒紫の実をつけますがあまり観賞価値はありません。とても丈夫で生育条件の幅も広いため庭木や公共施設の植栽などによく用いられています。近縁種で、葉が細くて秋に開花するホソバヒイラギナンテンも同じように育てられます


花の内側の網目の模様が目立つ「アミガサユリ」(高尾の花 21-10)

2021年03月29日 09時39分23秒 | 

花の内側にある網目の模様が目立つ「アミガサユリ」。今では花壇でもみかけるようになった。外側からみるとそっけないが、下から覗くとかわいい花だ。バイモとも呼ばれるが、これは中国の属名「貝母属」による。

(2021-03 高尾山)

■高尾の花

「カタクリ」(高尾の花 21-01)
「雪割草」(高尾の花 21-02)
「リュウキンカ」(高尾の花 21-03)
「ショウジョウバカマ」(高尾の花 21-04)
「キクザキイチゲ」(高尾の花 21-05)
「タツタソウ」(高尾の花 21-06)
「キバナセツブンソウ」(高尾の花 21-06)
「ハナネコノメ」(高尾の花 21-07)
「ヨゴレネコノメ」(高尾の花 21-08)
「ムラサキケマン」(高尾の花 21-09)

バイモ(アミガサユリ)

開花時期 3月 、 4月
花の特徴 中国原産の薬用植物だが、観賞用として庭にも植えられる。鱗茎は2個の白色鱗片からなる。花期は3-5月で、上部の葉腋に1個ずつつく。花被片は淡黄色、長楕円形で長さ25-30mm、はっきりしない網目模様があり、基部には腺体がある。
葉の特徴 茎は高さ30-80cm、葉は長さ7-10cmで線状披針形、上部にあるものは先が長く伸びて巻きひげ状になる。
この花について 利用:フリティリンその他のアルカロイドを含み、鎮咳、去痰、解熱剤として用いられる。 名前の由来:鱗茎が漢方薬の貝母で、和名はこれを音読したもの。別名のアミガサユリは、花被の形が編み笠に似ていることからついた。
その他 情報・写真提供元:筑波実験植物園-バイモ
豆知識 花色は淡黄緑色で、内側には紫色の網目模様があることから、アミガササユリ(編笠百合)の別名があります。中国原産で、日本では古くから知られていましたが、生きた植物は江戸時代(1724年)に渡来しました。鱗茎は薬用として鎮咳(ちんがい)、止血、解熱などに用いられます。(筑波実験植物園HP植物図鑑より)
分布 中国原産
名前の読み ばいも
分類 ユリ Liliaceae科
学名 Fritillaria verticillata Willd. var. thunbergii (Miq.) Baker


早春から黄色い花を房のようにつける「ヒュウガミズキ」(早春の花 048)

2021年03月29日 07時44分22秒 | 

早春から黄色い花を房のようにつける「ヒュウガミズキ」。まだ樹木にそれほど花がない頃なので目立つ。淡い黄色が早春の雰囲気によく合う。よく似たトサミズキとの違いは花房の長さで見分ける。ヒュウガミズキは短くで枝からすぐに房がついて咲くがトサミズキは房が垂れるようにして咲く。

(2021年早春 川崎市)

■早春の花シリーズ

「チロリアンデージー」(早春の花 001)
「クリスマスローズ」(早春の花002)
「ツルニチニチソウ」(早春の花 003)
「ペーパーホワイト」(早春の花 004)
「日本水仙」(早春の花 005)
「黄水仙」(早春の花 006)
「カラスノエンドウ」(早春の花 007)
「ラッパスイセン」(早春の花 008)
「ヒマラヤユキノシタ」(早春の花 009)
「ジンチョウゲ」(早春の花 010)
「ヒメオドリコソウ」(早春の花 011)
「アラセイトウ」(早春の花 012)
「オオイヌノフグリ」(早春の花 013)
「ハクモクレン」(早春の花 014)
「玉縄桜」(早春の花 015)
「タチツボスミレ」(早春の花 016)
「河津桜」(早春の花 017)
「ノースポール」(早春の花 018)
「ヒヤシンス」(早春の花 019)
「ミモザ」(早春の花 020)
「フレンチ・ラベンダー」(早春の花 021)
「シデコブシ」(早春の花 022)
「ムスカリ」(早春の花 023)
「レンギョウ」(早春の花 024)
「クロッカス」(早春の花 025)
「馬酔木」(早春の花 026)
「ヤグルマギク」(早春の花 027)
「雪柳」(早春の花 028)
「イベリス」(早春の花 029)
「オオアラセイトウ」(早春の花 030)
「スノーフレーク」(早春の花 031)
「モクレン」(早春の花 032)
「ハナニラ」(早春の花 033)
「ヤマザクラ」(早春の花 034)
「ネモフィラ」(早春の花 035)
「キンギョソウ」(早春の花 036)
「福寿草」(早春の花 037)
「ベニスモモ」(早春の花 038)
「ソメイヨシノ」(早春の花 039)
「ハルジオン」(早春の花 040)
「キュウリグサ」(早春の花 041)
「コブシ」(早春の花 042)
「ヤエベニシダレ」(早春の花 043)
「カタバミ」(早春の花 044)
「ゼラニウム」(早春の花 045)
「ハコベ」(早春の花 046)
「おやゆび姫」(早春の花 047)

ヒュウガミズキの基本情報
学名:Corylopsis pauciflora
和名:ヒュウガミズキ(日向水木)  その他の名前:ヒメミズキ
科名 / 属名:マンサク科 / トサミズキ属

特徴
ヒュウガミズキは近畿地方(石川県から兵庫県)の日本海側の限られた地域の岩場に自生している、樹高1.2~2mの落葉低木です。花は、葉が出るよりも早く3月下旬に2~3個の丸みのある黄白色の小花が花序になって、数多く下垂します。枝は細くたくさん分岐し、半球状の整った樹形になります。刈り込んで樹形を整えることが簡単にできるので、樹形づくりを楽しむことができます。
本種に類似したものにも、イヨミズキなど地名を冠した名称のものがありますが、いずれも必ずしも原生地とは限りません。本種の名称も別名のヒメミズキが訛ったとの説があり、日向(宮崎県)には自生していません。

基本データ
園芸分類 庭木・花木
形態 低木 原産地 本州の福井県、京都府、兵庫県の北部
草丈/樹高 2~3m 開花期 3月下旬
花色 黄 
耐寒性 普通 耐暑性 普通
特性・用途 落葉性,生け垣向き,初心者でも育てやすい


親指くらいの赤い花をつけるチューリップ「おやゆび姫」(早春の花 047)

2021年03月29日 07時11分52秒 | 

本当に親指くらいの赤い花をつけるチューリップ「おやゆび姫」。これから華やかなチューリップの季節になるが、こんな小さなチューリップもかわいい。

(2021年早春 川崎市)

■早春の花シリーズ

「チロリアンデージー」(早春の花 001)
「クリスマスローズ」(早春の花002)
「ツルニチニチソウ」(早春の花 003)
「ペーパーホワイト」(早春の花 004)
「日本水仙」(早春の花 005)
「黄水仙」(早春の花 006)
「カラスノエンドウ」(早春の花 007)
「ラッパスイセン」(早春の花 008)
「ヒマラヤユキノシタ」(早春の花 009)
「ジンチョウゲ」(早春の花 010)
「ヒメオドリコソウ」(早春の花 011)
「アラセイトウ」(早春の花 012)
「オオイヌノフグリ」(早春の花 013)
「ハクモクレン」(早春の花 014)
「玉縄桜」(早春の花 015)
「タチツボスミレ」(早春の花 016)
「河津桜」(早春の花 017)
「ノースポール」(早春の花 018)
「ヒヤシンス」(早春の花 019)
「ミモザ」(早春の花 020)
「フレンチ・ラベンダー」(早春の花 021)
「シデコブシ」(早春の花 022)
「ムスカリ」(早春の花 023)
「レンギョウ」(早春の花 024)
「クロッカス」(早春の花 025)
「馬酔木」(早春の花 026)
「ヤグルマギク」(早春の花 027)
「雪柳」(早春の花 028)
「イベリス」(早春の花 029)
「オオアラセイトウ」(早春の花 030)
「スノーフレーク」(早春の花 031)
「モクレン」(早春の花 032)
「ハナニラ」(早春の花 033)
「ヤマザクラ」(早春の花 034)
「ネモフィラ」(早春の花 035)
「キンギョソウ」(早春の花 036)
「福寿草」(早春の花 037)
「ベニスモモ」(早春の花 038)
「ソメイヨシノ」(早春の花 039)
「ハルジオン」(早春の花 040)
「キュウリグサ」(早春の花 041)
「コブシ」(早春の花 042)
「ヤエベニシダレ」(早春の花 043)
「カタバミ」(早春の花 044)
「ゼラニウム」(早春の花 045)
「ハコベ」(早春の花 046)