野の花 庭の花

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花の内側の網目の模様が目立つ「アミガサユリ」(高尾の花 21-10)

2021年03月29日 09時39分23秒 | 

花の内側にある網目の模様が目立つ「アミガサユリ」。今では花壇でもみかけるようになった。外側からみるとそっけないが、下から覗くとかわいい花だ。バイモとも呼ばれるが、これは中国の属名「貝母属」による。

(2021-03 高尾山)

■高尾の花

「カタクリ」(高尾の花 21-01)
「雪割草」(高尾の花 21-02)
「リュウキンカ」(高尾の花 21-03)
「ショウジョウバカマ」(高尾の花 21-04)
「キクザキイチゲ」(高尾の花 21-05)
「タツタソウ」(高尾の花 21-06)
「キバナセツブンソウ」(高尾の花 21-06)
「ハナネコノメ」(高尾の花 21-07)
「ヨゴレネコノメ」(高尾の花 21-08)
「ムラサキケマン」(高尾の花 21-09)

バイモ(アミガサユリ)

開花時期 3月 、 4月
花の特徴 中国原産の薬用植物だが、観賞用として庭にも植えられる。鱗茎は2個の白色鱗片からなる。花期は3-5月で、上部の葉腋に1個ずつつく。花被片は淡黄色、長楕円形で長さ25-30mm、はっきりしない網目模様があり、基部には腺体がある。
葉の特徴 茎は高さ30-80cm、葉は長さ7-10cmで線状披針形、上部にあるものは先が長く伸びて巻きひげ状になる。
この花について 利用:フリティリンその他のアルカロイドを含み、鎮咳、去痰、解熱剤として用いられる。 名前の由来:鱗茎が漢方薬の貝母で、和名はこれを音読したもの。別名のアミガサユリは、花被の形が編み笠に似ていることからついた。
その他 情報・写真提供元:筑波実験植物園-バイモ
豆知識 花色は淡黄緑色で、内側には紫色の網目模様があることから、アミガササユリ(編笠百合)の別名があります。中国原産で、日本では古くから知られていましたが、生きた植物は江戸時代(1724年)に渡来しました。鱗茎は薬用として鎮咳(ちんがい)、止血、解熱などに用いられます。(筑波実験植物園HP植物図鑑より)
分布 中国原産
名前の読み ばいも
分類 ユリ Liliaceae科
学名 Fritillaria verticillata Willd. var. thunbergii (Miq.) Baker



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