野の花 庭の花

野の花や山の花は心を慰めてくれます。庭園に咲き誇る花は心をはなやかにしてくれます。

春を告げる花の代表ともいえる「クロッカス」(早春の花 025)

2021年03月18日 07時35分33秒 | 

春を告げる花の代表ともいえる「クロッカス」。白や黄色もあるが、深い紫のクロッカスは優美な色が魅力だ。雄蕊のオレンジ色の葯もきれい。

(2021年早春 川崎市)

■早春の花シリーズ

「チロリアンデージー」(早春の花 001)
「クリスマスローズ」(早春の花002)
「ツルニチニチソウ」(早春の花 003)
「ペーパーホワイト」(早春の花 004)
「日本水仙」(早春の花 005)
「黄水仙」(早春の花 006)
「カラスノエンドウ」(早春の花 007)
「ラッパスイセン」(早春の花 008)
「ヒマラヤユキノシタ」(早春の花 009)
「ジンチョウゲ」(早春の花 010)
「ヒメオドリコソウ」(早春の花 011)
「アラセイトウ」(早春の花 012)
「オオイヌノフグリ」(早春の花 013)
「ハクモクレン」(早春の花 014)
「玉縄桜」(早春の花 015)
「タチツボスミレ」(早春の花 016)
「河津桜」(早春の花 017)
「ノースポール」(早春の花 018)
「ヒヤシンス」(早春の花 019)
「ミモザ」(早春の花 020)
「フレンチ・ラベンダー」(早春の花 021)
「シデコブシ」(早春の花 022)
「ムスカリ」(早春の花 023)
「レンギョウ」(早春の花 024)

「クロッカス」

クロッカスの基本情報
学名:Crocus
その他の名前:ハナサフラン
科名 / 属名:アヤメ科 / サフラン属(クロッカス属)

クロッカスが早春の日を受けて一斉に花開く様子は、まばゆいばかりで、春の訪れを感じさせてくれます。小さいながらも存在感があり、霜や凍結にも負けずに元気に咲くキュートな花は親しみもあり、古くから栽培されてきました。小型の球根草花なので、ちょっとしたスペースで手軽に花が楽しめ、ヒアシンス同様、水栽培も容易です。また、芝生の中に三々五々と植えると、いかにも自然な雰囲気を醸し出すことができます。原種は80種ほどあり、園芸品種も多数育成されています。最も古くから栽培されているのがサフラン(Crocus sativus)で、紀元前から薬用・料理用に利用されてきました。花壇植えなど観賞用では、クロッカスの代表格ともいえる早咲きの‘ラージ・イエロー’や‘イエロー・マンモス’、そしてそのあとに続くように咲くベルナス種(C.vernus)の紫や白の品種が一般的です。2月に咲く寒咲き系には、C・シーベリーやC・クリサンサスなどの小型種があり、品種も多く花色のバラエティに富んでいます。

基本データ
園芸分類 球根
形態 多年草 原産地 地中海沿岸地方、小アジア
草丈/樹高 5~10cm 開花期 2月~4月、秋咲き種は10月中旬~11月中旬
花色 黄,白,紫,複色 
耐寒性 強い 耐暑性 強い(夏期は休眠)
特性・用途 耐寒性が強い,初心者でも育てやすい



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