野の花 庭の花

野の花や山の花は心を慰めてくれます。庭園に咲き誇る花は心をはなやかにしてくれます。

花弁が掌の指のように分かれる「シデコブシ」(早春の花 022)

2021年03月16日 09時40分18秒 | 

花弁が掌の指のように分かれる「シデコブシ」。自然に生えているものは絶滅危惧種だが、かわいいので多くのものが園芸用に販売されている。やさしいピンクの色に心和む。

(2021年早春 川崎市)

 

■早春の花シリーズ

「チロリアンデージー」(早春の花 001)
「クリスマスローズ」(早春の花002)
「ツルニチニチソウ」(早春の花 003)
「ペーパーホワイト」(早春の花 004)
「日本水仙」(早春の花 005)
「黄水仙」(早春の花 006)
「カラスノエンドウ」(早春の花 007)
「ラッパスイセン」(早春の花 008)
「ヒマラヤユキノシタ」(早春の花 009)
「ジンチョウゲ」(早春の花 010)
「ヒメオドリコソウ」(早春の花 011)
「アラセイトウ」(早春の花 012)
「オオイヌノフグリ」(早春の花 013)
「ハクモクレン」(早春の花 014)
「玉縄桜」(早春の花 015)
「タチツボスミレ」(早春の花 016)
「河津桜」(早春の花 017)
「ノースポール」(早春の花 018)
「ヒヤシンス」(早春の花 019)
「ミモザ」(早春の花 020)
「フレンチ・ラベンダー」(早春の花 021)

 

「シデコブシ」

シデコブシ(幣辛夷、四手拳、学名:Magnolia stellata (Siebold & Zucc.) Maxim.、シノニム:M. tomentosa )は、モクレン科モクレン属の落葉小高木。別名がヒメコブシ。


特徴
園芸用の苗木などが市販されていて、庭木や公園樹として見かけることがあるが、自生個体群は準絶滅危惧に指定されている。岐阜県では1995年(平成7年)12月に「大気環境推奨木」のひとつに選定され、栽培品が環境浄化や鑑賞用として利用されている。

花は両性花で、花期は3-4月頃で、葉が出る前に白(ときにピンクを帯びる)の直径6-11 cmくらいの花を咲かせる。花被片は9-30個くらい、雄蕊と雌蕊は約30-50個。雌蕊は雄蕊よりも早く機能するため、自家受粉しない自家不和合性である。花の香りは弱い。1本の木から数株に分かれて生育することがある。種子は赤色。和名は花の形が四手(しで)に似たコブシのような花を付けることに由来する。



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