野の花 庭の花

野の花や山の花は心を慰めてくれます。庭園に咲き誇る花は心をはなやかにしてくれます。

春に咲く紫苑だからと名付けられた「ハルジオン」(早春の花 040)

2021年03月25日 09時33分19秒 | 

春に咲く紫苑だからと名付けられた「ハルジオン」。これからいたるところで咲き始める。まだヒメジョオンは咲いていないので、間違えることはない。小さな花弁が200枚以上も集まった舌状花だ。この時期の野草のうちでは目立つ花なので、虫も集まってくる。

(2021年早春 川崎市)

■早春の花シリーズ

「チロリアンデージー」(早春の花 001)
「クリスマスローズ」(早春の花002)
「ツルニチニチソウ」(早春の花 003)
「ペーパーホワイト」(早春の花 004)
「日本水仙」(早春の花 005)
「黄水仙」(早春の花 006)
「カラスノエンドウ」(早春の花 007)
「ラッパスイセン」(早春の花 008)
「ヒマラヤユキノシタ」(早春の花 009)
「ジンチョウゲ」(早春の花 010)
「ヒメオドリコソウ」(早春の花 011)
「アラセイトウ」(早春の花 012)
「オオイヌノフグリ」(早春の花 013)
「ハクモクレン」(早春の花 014)
「玉縄桜」(早春の花 015)
「タチツボスミレ」(早春の花 016)
「河津桜」(早春の花 017)
「ノースポール」(早春の花 018)
「ヒヤシンス」(早春の花 019)
「ミモザ」(早春の花 020)
「フレンチ・ラベンダー」(早春の花 021)
「シデコブシ」(早春の花 022)
「ムスカリ」(早春の花 023)
「レンギョウ」(早春の花 024)
「クロッカス」(早春の花 025)
「馬酔木」(早春の花 026)
「ヤグルマギク」(早春の花 027)
「雪柳」(早春の花 028)
「イベリス」(早春の花 029)
「オオアラセイトウ」(早春の花 030)
「スノーフレーク」(早春の花 031)
「モクレン」(早春の花 032)
「ハナニラ」(早春の花 033)
「ヤマザクラ」(早春の花 034)
「ネモフィラ」(早春の花 035)
「キンギョソウ」(早春の花 036)
「福寿草」(早春の花 037)
「ベニスモモ」(早春の花 038)
「ソメイヨシノ」(早春の花 039)

 

ハルジオン(春紫苑)
多年草
北アメリカ原産。大正時代に園芸植物として渡来した。広がるまで時間がかかるが、一度生えるとなかなかしぶとく、各地に雑草化している。茎は中空で高さ0.3〜1mになる。全体に軟毛がある。根生葉と下部の葉は長楕円形またはへら形で、翼のある柄がある。根生葉は花期にも残る。茎葉の基部は耳状にはりだして茎を抱く。頭花は直径2〜2.5cmで、つぼみのときは花序全体がうなだれている。舌状花は糸状で多数ある。渡来した当時は舌状花が紅紫色に近いものが多かったといわれるが、現在では白色に近いものが多い。舌状花も筒状花も冠毛は長い。そう果は扁平な広倒披針形。花期は5〜7月。(野に咲く花)
学名は、Erigeron philadelphicus
キク科ムカシヨモギ属
よく似たヒメジョオンの茎は中実となり、舌状花の冠毛は短く、蕾はうなだれない。



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