野の花 庭の花

野の花や山の花は心を慰めてくれます。庭園に咲き誇る花は心をはなやかにしてくれます。

複雑な形状の花弁が集まった椿「菱唐糸」(椿シリーズ 21-12)

2021年03月29日 14時12分03秒 | 

複雑な形状の花弁が集まった椿「菱唐糸」。濃いピンクの筋の入った淡い桃色の花弁が微妙に重なり合う。唐子咲きの中輪で雰囲気のある椿だ。

(2021年早春 横浜市)

椿「菱唐糸」

椿「菱唐糸」(ひしからいと)

○菱唐糸 〔関西〕
花 濃桃色の八重、唐子咲き、中輪
花期 4月
弁数は20枚ほど、樋状に中折れした花弁が
三、四重に重なり、咲き進むと蓮華咲きになる。
規則正しく配列されているので、花全体が
六角形に近い菱形状にみえる。
花芯には白い旗弁が集まって唐子部を作る。
葉は長楕円形中型、樹は横張り性、樹勢は弱い。
江戸期からの古典品種。(新装版「日本の椿花 園芸品種一〇〇〇」より
 横山三郎・桐野秋豊著 淡交社)

■椿シリーズ
「白角倉」(椿シリーズ 21-01)
「六歌仙」(椿シリーズ 21-02)
「太郎冠者」(椿シリーズ 21-03)
「玉の浦」(椿シリーズ 21-04)
「高台寺」(椿シリーズ 21-05)
「春曙紅」(椿シリーズ 21-06)
「加茂本阿弥」(椿シリーズ 21-07)
「天ヶ下」(椿シリーズ 21-08)
「黒部」(椿シリーズ 21-09)
「シラハトツバキ 」(椿シリーズ 21-10)
「越の粧」(椿シリーズ 21-11)

■椿山茶花シリーズ
「菊冬至」(椿山茶花シリーズ 20-01)
「曙」(椿山茶花シリーズ 20-02)
「夕陽」(椿山茶花シリーズ 20-03)
「白卜伴」(椿山茶花シリーズ 20-04)
「赤腰蓑」(椿山茶花シリーズ 20-05)
「玉芙蓉」(椿山茶花シリーズ 20-06)
「一子侘助」(椿山茶花シリーズ 20-07)
「肥後入日の海」(椿山茶花シリーズ 20-08)
「七福神」(椿山茶花シリーズ 20-09)
「昭和の栄」(椿山茶花シリーズ 20-10)
「富士の峰」(椿山茶花シリーズ 20-11)
「緋乙女」(椿山茶花シリーズ 20-12)
「光源氏」(椿山茶花シリーズ 20-13)
「三国紅」(椿山茶花シリーズ 20-14)
「乙女サザンカ」(椿山茶花シリーズ 20-15)
「剣の舞」(椿山茶花シリーズ 20-16)
「大空」(椿山茶花シリーズ 20-17)
「敷島」(椿山茶花シリーズ 20-18)
「静海波」(椿山茶花シリーズ 20-19)
「不二の雪」(椿山茶花シリーズ 20-20)
「桃源郷」(椿山茶花シリーズ 20-21)
「京錦」(椿山茶花シリーズ 20-22)
「花大臣」(椿山茶花シリーズ 20-23)
「明行空」(椿山茶花シリーズ 20-24)


黄色のかわいい花をつける「ヒイラギナンテン」(早春の花 049)

2021年03月29日 10時48分46秒 | 

柊に似た葉からは思いつかないような黄色のかわいい花をつける「ヒイラギナンテン」。南天と同じメギ科で、葉のつき方も南天に似ている。

(2021年早春 川崎市)

 

■早春の花シリーズ

「チロリアンデージー」(早春の花 001)
「クリスマスローズ」(早春の花002)
「ツルニチニチソウ」(早春の花 003)
「ペーパーホワイト」(早春の花 004)
「日本水仙」(早春の花 005)
「黄水仙」(早春の花 006)
「カラスノエンドウ」(早春の花 007)
「ラッパスイセン」(早春の花 008)
「ヒマラヤユキノシタ」(早春の花 009)
「ジンチョウゲ」(早春の花 010)
「ヒメオドリコソウ」(早春の花 011)
「アラセイトウ」(早春の花 012)
「オオイヌノフグリ」(早春の花 013)
「ハクモクレン」(早春の花 014)
「玉縄桜」(早春の花 015)
「タチツボスミレ」(早春の花 016)
「河津桜」(早春の花 017)
「ノースポール」(早春の花 018)
「ヒヤシンス」(早春の花 019)
「ミモザ」(早春の花 020)
「フレンチ・ラベンダー」(早春の花 021)
「シデコブシ」(早春の花 022)
「ムスカリ」(早春の花 023)
「レンギョウ」(早春の花 024)
「クロッカス」(早春の花 025)
「馬酔木」(早春の花 026)
「ヤグルマギク」(早春の花 027)
「雪柳」(早春の花 028)
「イベリス」(早春の花 029)
「オオアラセイトウ」(早春の花 030)
「スノーフレーク」(早春の花 031)
「モクレン」(早春の花 032)
「ハナニラ」(早春の花 033)
「ヤマザクラ」(早春の花 034)
「ネモフィラ」(早春の花 035)
「キンギョソウ」(早春の花 036)
「福寿草」(早春の花 037)
「ベニスモモ」(早春の花 038)
「ソメイヨシノ」(早春の花 039)
「ハルジオン」(早春の花 040)
「キュウリグサ」(早春の花 041)
「コブシ」(早春の花 042)
「ヤエベニシダレ」(早春の花 043)
「カタバミ」(早春の花 044)
「ゼラニウム」(早春の花 045)
「ハコベ」(早春の花 046)
「おやゆび姫」(早春の花 047)
「ヒュウガミズキ」(早春の花 048)

「ヒイラギナンテン」

ヒイラギナンテンのデータ
花色:、葉色:
学名:Mahonia
科名:メギ科
分類:常緑低木
原産地:東アジア
大きさ:背丈0.5~1.5m(1.0~2.0m)、横幅0.5~1.5m(1.0~2.0m)
ヒイラギナンテン:小葉4~10cm前後(互生)
ホソバヒイラギナンテン:小葉8~15cm前後(互生)
主な見所:葉(周年)、花(3~4月)※ホソバヒイラギナンテンは花(9~11月)

ヒイラギナンテンの特徴
葉がヒイラギに似ていることからその名がつきました。ナンテンとは同じメギ科で、羽状複葉の互生する葉のつき方が似ていますが雰囲気は少し異なりこんもり育ちます。春に黄色の花、秋に黒紫の実をつけますがあまり観賞価値はありません。とても丈夫で生育条件の幅も広いため庭木や公共施設の植栽などによく用いられています。近縁種で、葉が細くて秋に開花するホソバヒイラギナンテンも同じように育てられます


花の内側の網目の模様が目立つ「アミガサユリ」(高尾の花 21-10)

2021年03月29日 09時39分23秒 | 

花の内側にある網目の模様が目立つ「アミガサユリ」。今では花壇でもみかけるようになった。外側からみるとそっけないが、下から覗くとかわいい花だ。バイモとも呼ばれるが、これは中国の属名「貝母属」による。

(2021-03 高尾山)

■高尾の花

「カタクリ」(高尾の花 21-01)
「雪割草」(高尾の花 21-02)
「リュウキンカ」(高尾の花 21-03)
「ショウジョウバカマ」(高尾の花 21-04)
「キクザキイチゲ」(高尾の花 21-05)
「タツタソウ」(高尾の花 21-06)
「キバナセツブンソウ」(高尾の花 21-06)
「ハナネコノメ」(高尾の花 21-07)
「ヨゴレネコノメ」(高尾の花 21-08)
「ムラサキケマン」(高尾の花 21-09)

バイモ(アミガサユリ)

開花時期 3月 、 4月
花の特徴 中国原産の薬用植物だが、観賞用として庭にも植えられる。鱗茎は2個の白色鱗片からなる。花期は3-5月で、上部の葉腋に1個ずつつく。花被片は淡黄色、長楕円形で長さ25-30mm、はっきりしない網目模様があり、基部には腺体がある。
葉の特徴 茎は高さ30-80cm、葉は長さ7-10cmで線状披針形、上部にあるものは先が長く伸びて巻きひげ状になる。
この花について 利用:フリティリンその他のアルカロイドを含み、鎮咳、去痰、解熱剤として用いられる。 名前の由来:鱗茎が漢方薬の貝母で、和名はこれを音読したもの。別名のアミガサユリは、花被の形が編み笠に似ていることからついた。
その他 情報・写真提供元:筑波実験植物園-バイモ
豆知識 花色は淡黄緑色で、内側には紫色の網目模様があることから、アミガササユリ(編笠百合)の別名があります。中国原産で、日本では古くから知られていましたが、生きた植物は江戸時代(1724年)に渡来しました。鱗茎は薬用として鎮咳(ちんがい)、止血、解熱などに用いられます。(筑波実験植物園HP植物図鑑より)
分布 中国原産
名前の読み ばいも
分類 ユリ Liliaceae科
学名 Fritillaria verticillata Willd. var. thunbergii (Miq.) Baker


早春から黄色い花を房のようにつける「ヒュウガミズキ」(早春の花 048)

2021年03月29日 07時44分22秒 | 

早春から黄色い花を房のようにつける「ヒュウガミズキ」。まだ樹木にそれほど花がない頃なので目立つ。淡い黄色が早春の雰囲気によく合う。よく似たトサミズキとの違いは花房の長さで見分ける。ヒュウガミズキは短くで枝からすぐに房がついて咲くがトサミズキは房が垂れるようにして咲く。

(2021年早春 川崎市)

■早春の花シリーズ

「チロリアンデージー」(早春の花 001)
「クリスマスローズ」(早春の花002)
「ツルニチニチソウ」(早春の花 003)
「ペーパーホワイト」(早春の花 004)
「日本水仙」(早春の花 005)
「黄水仙」(早春の花 006)
「カラスノエンドウ」(早春の花 007)
「ラッパスイセン」(早春の花 008)
「ヒマラヤユキノシタ」(早春の花 009)
「ジンチョウゲ」(早春の花 010)
「ヒメオドリコソウ」(早春の花 011)
「アラセイトウ」(早春の花 012)
「オオイヌノフグリ」(早春の花 013)
「ハクモクレン」(早春の花 014)
「玉縄桜」(早春の花 015)
「タチツボスミレ」(早春の花 016)
「河津桜」(早春の花 017)
「ノースポール」(早春の花 018)
「ヒヤシンス」(早春の花 019)
「ミモザ」(早春の花 020)
「フレンチ・ラベンダー」(早春の花 021)
「シデコブシ」(早春の花 022)
「ムスカリ」(早春の花 023)
「レンギョウ」(早春の花 024)
「クロッカス」(早春の花 025)
「馬酔木」(早春の花 026)
「ヤグルマギク」(早春の花 027)
「雪柳」(早春の花 028)
「イベリス」(早春の花 029)
「オオアラセイトウ」(早春の花 030)
「スノーフレーク」(早春の花 031)
「モクレン」(早春の花 032)
「ハナニラ」(早春の花 033)
「ヤマザクラ」(早春の花 034)
「ネモフィラ」(早春の花 035)
「キンギョソウ」(早春の花 036)
「福寿草」(早春の花 037)
「ベニスモモ」(早春の花 038)
「ソメイヨシノ」(早春の花 039)
「ハルジオン」(早春の花 040)
「キュウリグサ」(早春の花 041)
「コブシ」(早春の花 042)
「ヤエベニシダレ」(早春の花 043)
「カタバミ」(早春の花 044)
「ゼラニウム」(早春の花 045)
「ハコベ」(早春の花 046)
「おやゆび姫」(早春の花 047)

ヒュウガミズキの基本情報
学名:Corylopsis pauciflora
和名:ヒュウガミズキ(日向水木)  その他の名前:ヒメミズキ
科名 / 属名:マンサク科 / トサミズキ属

特徴
ヒュウガミズキは近畿地方(石川県から兵庫県)の日本海側の限られた地域の岩場に自生している、樹高1.2~2mの落葉低木です。花は、葉が出るよりも早く3月下旬に2~3個の丸みのある黄白色の小花が花序になって、数多く下垂します。枝は細くたくさん分岐し、半球状の整った樹形になります。刈り込んで樹形を整えることが簡単にできるので、樹形づくりを楽しむことができます。
本種に類似したものにも、イヨミズキなど地名を冠した名称のものがありますが、いずれも必ずしも原生地とは限りません。本種の名称も別名のヒメミズキが訛ったとの説があり、日向(宮崎県)には自生していません。

基本データ
園芸分類 庭木・花木
形態 低木 原産地 本州の福井県、京都府、兵庫県の北部
草丈/樹高 2~3m 開花期 3月下旬
花色 黄 
耐寒性 普通 耐暑性 普通
特性・用途 落葉性,生け垣向き,初心者でも育てやすい


親指くらいの赤い花をつけるチューリップ「おやゆび姫」(早春の花 047)

2021年03月29日 07時11分52秒 | 

本当に親指くらいの赤い花をつけるチューリップ「おやゆび姫」。これから華やかなチューリップの季節になるが、こんな小さなチューリップもかわいい。

(2021年早春 川崎市)

■早春の花シリーズ

「チロリアンデージー」(早春の花 001)
「クリスマスローズ」(早春の花002)
「ツルニチニチソウ」(早春の花 003)
「ペーパーホワイト」(早春の花 004)
「日本水仙」(早春の花 005)
「黄水仙」(早春の花 006)
「カラスノエンドウ」(早春の花 007)
「ラッパスイセン」(早春の花 008)
「ヒマラヤユキノシタ」(早春の花 009)
「ジンチョウゲ」(早春の花 010)
「ヒメオドリコソウ」(早春の花 011)
「アラセイトウ」(早春の花 012)
「オオイヌノフグリ」(早春の花 013)
「ハクモクレン」(早春の花 014)
「玉縄桜」(早春の花 015)
「タチツボスミレ」(早春の花 016)
「河津桜」(早春の花 017)
「ノースポール」(早春の花 018)
「ヒヤシンス」(早春の花 019)
「ミモザ」(早春の花 020)
「フレンチ・ラベンダー」(早春の花 021)
「シデコブシ」(早春の花 022)
「ムスカリ」(早春の花 023)
「レンギョウ」(早春の花 024)
「クロッカス」(早春の花 025)
「馬酔木」(早春の花 026)
「ヤグルマギク」(早春の花 027)
「雪柳」(早春の花 028)
「イベリス」(早春の花 029)
「オオアラセイトウ」(早春の花 030)
「スノーフレーク」(早春の花 031)
「モクレン」(早春の花 032)
「ハナニラ」(早春の花 033)
「ヤマザクラ」(早春の花 034)
「ネモフィラ」(早春の花 035)
「キンギョソウ」(早春の花 036)
「福寿草」(早春の花 037)
「ベニスモモ」(早春の花 038)
「ソメイヨシノ」(早春の花 039)
「ハルジオン」(早春の花 040)
「キュウリグサ」(早春の花 041)
「コブシ」(早春の花 042)
「ヤエベニシダレ」(早春の花 043)
「カタバミ」(早春の花 044)
「ゼラニウム」(早春の花 045)
「ハコベ」(早春の花 046)