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青紫の丸い花が鮮烈な「ムスカリ」(早春の花 023)

2021年03月17日 08時45分01秒 | 

青紫の丸い花が鮮烈な「ムスカリ」。日本の風土にはみられなかった青紫の色だ。いかにも地中海沿岸地方の原産だ。おもちゃのようでかわいい。名前はギリシャ語の moschos(ムスク)、麝香からきたらしい。古代からありネアンデルタール人の墓で痕跡が見つかっていて、古代最古の埋葬花として知られる。

(2021年早春 川崎市)

 

■早春の花シリーズ

「チロリアンデージー」(早春の花 001)
「クリスマスローズ」(早春の花002)
「ツルニチニチソウ」(早春の花 003)
「ペーパーホワイト」(早春の花 004)
「日本水仙」(早春の花 005)
「黄水仙」(早春の花 006)
「カラスノエンドウ」(早春の花 007)
「ラッパスイセン」(早春の花 008)
「ヒマラヤユキノシタ」(早春の花 009)
「ジンチョウゲ」(早春の花 010)
「ヒメオドリコソウ」(早春の花 011)
「アラセイトウ」(早春の花 012)
「オオイヌノフグリ」(早春の花 013)
「ハクモクレン」(早春の花 014)
「玉縄桜」(早春の花 015)
「タチツボスミレ」(早春の花 016)
「河津桜」(早春の花 017)
「ノースポール」(早春の花 018)
「ヒヤシンス」(早春の花 019)
「ミモザ」(早春の花 020)
「フレンチ・ラベンダー」(早春の花 021)
「シデコブシ」(早春の花 022)

「ムスカリ」

ムスカリの基本情報
学名:Muscari
その他の名前:グレープヒアシンス
科名 / 属名:キジカクシ科 / ムスカリ属

特徴
ムスカリは鮮やかな青紫色の花が春の花壇を彩り、チューリップなどほかの花を引き立てる名わき役といってもよい花です。丈夫で育てやすい秋植え球根で、丸い壺形の小花が、ブドウの房のように密集して咲く様子も愛嬌があります。花壇の縁取りやマッス植えなど、ある程度数をまとめて群生させると、さらにそのよさが発揮されます。植えっぱなしでも毎年よく咲き、グラウンドカバーとしても利用しやすく、青いカーペットを敷いたような景観がつくれます。
ムスカリ属には40~50種がありますが、M・ボトリオイデスとM・アルメニアカムが最も多く一般的で、濃紫から淡青、白花などいくつかの品種があり、香りの強いものも見られます。そのほか、羽毛のような花が咲くハネムスカリや、花房の上部と下部で色が異なる2色咲きなど、ユニークな種類もあります。
※科名:ヒアシンス科、ユリ科で分類される場合もあります。

基本データ
園芸分類 球根
形態 多年草 原産地 地中海沿岸地方、西アジア
草丈/樹高 10~30cm 開花期 3月~5月中旬
花色 青,紫,白,黄,ピンク 栽培難易度(1~5) 
耐寒性 強い 耐暑性 強い(夏期は休眠)
特性・用途 耐寒性が強い,初心者でも育てやすい,グラウンドカバーにできる



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