野の花 庭の花

野の花や山の花は心を慰めてくれます。庭園に咲き誇る花は心をはなやかにしてくれます。

今ではすっかり馴染みの春の花になった「ハナニラ」(早春の花 033)

2021年03月22日 07時00分32秒 | 

今ではすっかり馴染みの春の花になった「ハナニラ」。早春の頃から思わぬところで花を開いてわたしたちを驚かせてくれる。外来種がたくさん野生化して、日本の花の相も豊かになった。もとは中南米原産のユリ科の花だ。星型のスマートな花の形も魅力的だ。

(2021年早春 川崎市)

■早春の花シリーズ

「チロリアンデージー」(早春の花 001)
「クリスマスローズ」(早春の花002)
「ツルニチニチソウ」(早春の花 003)
「ペーパーホワイト」(早春の花 004)
「日本水仙」(早春の花 005)
「黄水仙」(早春の花 006)
「カラスノエンドウ」(早春の花 007)
「ラッパスイセン」(早春の花 008)
「ヒマラヤユキノシタ」(早春の花 009)
「ジンチョウゲ」(早春の花 010)
「ヒメオドリコソウ」(早春の花 011)
「アラセイトウ」(早春の花 012)
「オオイヌノフグリ」(早春の花 013)
「ハクモクレン」(早春の花 014)
「玉縄桜」(早春の花 015)
「タチツボスミレ」(早春の花 016)
「河津桜」(早春の花 017)
「ノースポール」(早春の花 018)
「ヒヤシンス」(早春の花 019)
「ミモザ」(早春の花 020)
「フレンチ・ラベンダー」(早春の花 021)
「シデコブシ」(早春の花 022)
「ムスカリ」(早春の花 023)
「レンギョウ」(早春の花 024)
「クロッカス」(早春の花 025)
「馬酔木」(早春の花 026)
「ヤグルマギク」(早春の花 027)
「雪柳」(早春の花 028)
「イベリス」(早春の花 029)
「オオアラセイトウ」(早春の花 030)
「スノーフレーク」(早春の花 031)
「モクレン」(早春の花 032)

「ハナニラ」

ハナニラ(イフェイオン)の基本情報
学名:Ipheion uniflorum
和名:ハナニラ(花韮)  
科名 / 属名:ネギ科 / ハナニラ属(イフェイオン属)

特徴
ハナニラは、道端や花壇に植えっぱなしにしておいても、春に藤青色からピンク、白の星形の花をよく咲かせる、非常に丈夫で手間いらずな植物です。葉や球根を傷つけると、その名のとおりネギやニラのようなにおいがします。イフェイオン属は南アメリカに約25種が分布する球根植物で、最もよく目にするのはユニフロルム(Ipheion uniflorum)で、日本ではハナニラと呼ばれています。近年は早春から黄色い花を咲かせる近縁の黄花ハナニラ(Nothoscordum sellowianum)や、晩秋から初冬に白い花を咲かせるパルビフローラ(I.parviflora /Tristagma recurvifolium)なども手に入るようになり、開花期の異なる種を組み合わせて栽培することで、長期間楽しめるようになっています。秋に球根で入手できるほか、ポリポットに植えられた苗でも流通しています。

※科名:ユリ科で分類される場合もあります。
基本データ

園芸分類 球根,草花
形態 多年草 原産地 南アメリカ
草丈/樹高 15~25cm程度 開花期 3月~4月(ハナニラ)、2月~4月(黄花ハナニラ)、11月~12月(パルビフローラ)
花色 白,ピンク,黄,青 栽培難易度(1~5) 
耐寒性 普通 耐暑性 強い
特性・用途 初心者でも育てやすい,香りがある,開花期が長い



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