野の花 庭の花

野の花や山の花は心を慰めてくれます。庭園に咲き誇る花は心をはなやかにしてくれます。

一重の桃色の椿「高台寺」(椿シリーズ 21-05)

2021年03月21日 09時44分02秒 | 

一重の桃色の椿「高台寺」。京都の高台寺に生えていたヤブツバキを原木とするらしい。筒先の中輪で、花弁の中央あたりにゆるやかな切れ目が入る。たおやかな椿だ。

(2021年早春 横浜市)

 

■椿シリーズ
「白角倉」(椿シリーズ 21-01)
「六歌仙」(椿シリーズ 21-02)
「太郎冠者」(椿シリーズ 21-03)
「玉の浦」(椿シリーズ 21-04)

■椿山茶花シリーズ
「菊冬至」(椿山茶花シリーズ 20-01)
「曙」(椿山茶花シリーズ 20-02)
「夕陽」(椿山茶花シリーズ 20-03)
「白卜伴」(椿山茶花シリーズ 20-04)
「赤腰蓑」(椿山茶花シリーズ 20-05)
「玉芙蓉」(椿山茶花シリーズ 20-06)
「一子侘助」(椿山茶花シリーズ 20-07)
「肥後入日の海」(椿山茶花シリーズ 20-08)
「七福神」(椿山茶花シリーズ 20-09)
「昭和の栄」(椿山茶花シリーズ 20-10)
「富士の峰」(椿山茶花シリーズ 20-11)
「緋乙女」(椿山茶花シリーズ 20-12)
「光源氏」(椿山茶花シリーズ 20-13)
「三国紅」(椿山茶花シリーズ 20-14)
「乙女サザンカ」(椿山茶花シリーズ 20-15)
「剣の舞」(椿山茶花シリーズ 20-16)
「大空」(椿山茶花シリーズ 20-17)
「敷島」(椿山茶花シリーズ 20-18)
「静海波」(椿山茶花シリーズ 20-19)
「不二の雪」(椿山茶花シリーズ 20-20)
「桃源郷」(椿山茶花シリーズ 20-21)
「京錦」(椿山茶花シリーズ 20-22)
「花大臣」(椿山茶花シリーズ 20-23)
「明行空」(椿山茶花シリーズ 20-24)


あっという間に満開になった「モクレン」(早春の花 032)

2021年03月21日 08時59分49秒 | 

春の暖かい風に誘われて、あっという間に満開になった「モクレン」。紫の花弁の裏は白で、凝った着物のような柄だ。中国では紫玉蘭と呼ぶらしいが、蘭よりも蓮に似ているというので、木蘭ではなく木蓮と呼ぶようになったらしい。白のコブシの後で紫の花を咲かせて、賑わいをもたらしてくれる。

(2021年早春 川崎市)

■早春の花シリーズ

「チロリアンデージー」(早春の花 001)
「クリスマスローズ」(早春の花002)
「ツルニチニチソウ」(早春の花 003)
「ペーパーホワイト」(早春の花 004)
「日本水仙」(早春の花 005)
「黄水仙」(早春の花 006)
「カラスノエンドウ」(早春の花 007)
「ラッパスイセン」(早春の花 008)
「ヒマラヤユキノシタ」(早春の花 009)
「ジンチョウゲ」(早春の花 010)
「ヒメオドリコソウ」(早春の花 011)
「アラセイトウ」(早春の花 012)
「オオイヌノフグリ」(早春の花 013)
「ハクモクレン」(早春の花 014)
「玉縄桜」(早春の花 015)
「タチツボスミレ」(早春の花 016)
「河津桜」(早春の花 017)
「ノースポール」(早春の花 018)
「ヒヤシンス」(早春の花 019)
「ミモザ」(早春の花 020)
「フレンチ・ラベンダー」(早春の花 021)
「シデコブシ」(早春の花 022)
「ムスカリ」(早春の花 023)
「レンギョウ」(早春の花 024)
「クロッカス」(早春の花 025)
「馬酔木」(早春の花 026)
「ヤグルマギク」(早春の花 027)
「雪柳」(早春の花 028)
「イベリス」(早春の花 029)
「オオアラセイトウ」(早春の花 030)
「スノーフレーク」(早春の花 031)

「モクレン」

モクレン(木蓮、木蘭、Magnolia quinquepeta もしくは Magnolia liliiflora、中国では紫玉蘭と表記するが木蘭、辛夷、木筆、望春、女郎花とも呼ばれる)は、モクレン目モクレン科モクレン属の落葉低木。花が紫色であることから、シモクレン(紫木蓮)の別名もある。ハネズ、モクレンゲと呼ばれることもある。昔は「木蘭(もくらん)」と呼ばれていたこともあるが、これは花がランに似ていることに由来する。今日では、ランよりもハスの花に似ているとして「木蓮(もくれん)」と呼ばれるようになった。

特徴
原産地
中国南西部(雲南省、四川省)が原産地である。英語圏に紹介された際に、Japanese magnolia と呼ばれたため、日本が原産国だと誤解されている場合がある。

形態
小型で樹高3-5m程度。葉は互生で、広卵型、長さ8-10cm、先は尖る。花期は春(4-5月頃)。花は濃い紅色から桃色で、花弁は6枚、がくは3枚、雄しべと雌しべは多数が螺旋状につく。上品な強い芳香を放つ。ハクモクレンとは異なり、花びらは舌状で長い。実は赤い。

利用
庭木、公園樹として中国、日本だけでなく、北米やヨーロッパ諸国で広く栽培されている。移植は困難であり、株分けによって殖やす。朝鮮民主主義人民共和国(北朝鮮)では国花に指定されている。


光沢のある黄色の花弁がきらきら光る「リュウキンカ」(高尾の花 21-03)

2021年03月21日 08時02分50秒 | 

光沢のある黄色の花弁がきらきら光る「リュウキンカ」。名前の由来は金色の花が立ち上がって咲くから立金花といういささか即物的なものだ。キンポウゲ科らしい花だ。英語では王の盃、キングカップという。これも即物的だが(笑)。

(2021年早春 南高尾)

 

■高尾の花

「カタクリ」(高尾の花 21-01)
「雪割草」(高尾の花 21-02)

 リュウキンカ [立金花]

花の色 黄
開花時期 2月 、 3月 、 4月 、 5月 、 6月
花言葉必ず来る幸福 , 富 , 贅沢
花の特徴 葉の展開と同時に花を咲かせる。 茎の上部で枝分かれをし、先に1つずつ黄色い花をつける。 花径は2センチから4センチくらいである。 花弁はなく、花弁のように見えるのは萼片である。 萼片は普通は5枚だが、6、7枚の場合もある。 花の真ん中には雄しべがたくさんある。
葉の特徴 葉には毛はなく艶があり、縁には鈍いぎざぎざ(鋸歯)がある。 茎につく葉は小さい。
実の特徴 花の後にできる実は袋果(熟すと果皮が自然に裂けて種子を放出する)である。
その他 和名の由来は、茎が立っていて金色の花をつけるところからきている。
生育地 沼地や湿地
植物のタイプ 多年草
大きさ・高さ 20~50cm 茎は中空で直立する。
分布 本州から九州にかけて分布 海外では、朝鮮半島や中国にも分布

分類 キンポウゲ科 リュウキンカ属
学名 Caltha palustris var. nipponica


スズランのような小さな白い花が可憐な「スノーフレーク」(早春の花 031)

2021年03月21日 07時26分47秒 | 

スズランのような小さな白い花が可憐な「スノーフレーク」。花弁の先端の緑の斑点がチャームポイント。早春から咲き始めて眼を楽しませてくれる。よく似たスノードロップはこの緑の斑点がないか、場合によっては内側についているところが違う。それにスノードロップは二月から咲き始めて、これが終わってからスノーフレークが咲き始める。どちらも愛すべき花だ。

(2021年早春 川崎市)

■早春の花シリーズ

「チロリアンデージー」(早春の花 001)
「クリスマスローズ」(早春の花002)
「ツルニチニチソウ」(早春の花 003)
「ペーパーホワイト」(早春の花 004)
「日本水仙」(早春の花 005)
「黄水仙」(早春の花 006)
「カラスノエンドウ」(早春の花 007)
「ラッパスイセン」(早春の花 008)
「ヒマラヤユキノシタ」(早春の花 009)
「ジンチョウゲ」(早春の花 010)
「ヒメオドリコソウ」(早春の花 011)
「アラセイトウ」(早春の花 012)
「オオイヌノフグリ」(早春の花 013)
「ハクモクレン」(早春の花 014)
「玉縄桜」(早春の花 015)
「タチツボスミレ」(早春の花 016)
「河津桜」(早春の花 017)
「ノースポール」(早春の花 018)
「ヒヤシンス」(早春の花 019)
「ミモザ」(早春の花 020)
「フレンチ・ラベンダー」(早春の花 021)
「シデコブシ」(早春の花 022)
「ムスカリ」(早春の花 023)
「レンギョウ」(早春の花 024)
「クロッカス」(早春の花 025)
「馬酔木」(早春の花 026)
「ヤグルマギク」(早春の花 027)
「雪柳」(早春の花 028)
「イベリス」(早春の花 029)
「オオアラセイトウ」(早春の花 030)

「スノーフレーク」

スノーフレークの基本情報
学名:Leucojum aestivum
和名:オオマツユキソウ  その他の名前:スズランスイセン
科名 / 属名:ヒガンバナ科 / スノーフレーク属(レウコユム属)

特徴
スノーフレークは、スイセンに似たすらりとした葉に、スズランのようなベル形の花を下向きに咲かせます。白い花弁の先端に緑色の斑点があり愛らしいです。秋に球根を植えつけると、2月上・中旬に葉が現れて生育し、3月中旬から1花茎に1~4個の花を咲かせます。その後、5月下旬には地上部が枯れて休眠に入ります。庭植えであれば、群植すると美しいです。

基本データ
園芸分類 球根
形態 多年草 原産地 中央ヨーロッパおよび地中海沿岸
草丈/樹高 20~45cm 開花期 3月中旬~4月中旬
花色 白+緑 栽培難易度(1~5) 
耐寒性 強い 耐暑性 ―(休眠中)
特性・用途 初心者でも育てやすい,耐寒性が強い