野の花 庭の花

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賑わいのある早咲きの桜「玉縄桜」(早春の花 015)

2021年03月13日 07時04分29秒 | 

鎌倉生まれの早咲きの桜「玉縄桜」。ソメイヨシノの早咲きのものから選ばれた。ひと月は早く開花する桜で、お花見の頃にはもう散りかけている。房のようになって集まって咲くのことが多く、にぎわいもあって華やかな桜だ。

(2021年早春 川崎市)

■早春の花シリーズ

「チロリアンデージー」(早春の花 001)
「クリスマスローズ」(早春の花002)
「ツルニチニチソウ」(早春の花 003)
「ペーパーホワイト」(早春の花 004)
「日本水仙」(早春の花 005)
「黄水仙」(早春の花 006)
「カラスノエンドウ」(早春の花 007)
「ラッパスイセン」(早春の花 008)
「ヒマラヤユキノシタ」(早春の花 009)
「ジンチョウゲ」(早春の花 010)
「ヒメオドリコソウ」(早春の花 011)
「アラセイトウ」(早春の花 012)
「オオイヌノフグリ」(早春の花 013)
「ハクモクレン」(早春の花 014)

玉縄桜(たまなわざくら)は、神奈川県鎌倉市にある神奈川県立フラワーセンター大船植物園にて染井吉野(ソメイヨシノ)の早咲きのもの中から選ばれ育成されたもので、1990年(平成2年)に品種登録されたサクラの園芸品種である。「玉縄桜を広める会」によって植樹も行われている。カタカナで「タマナワザクラ」と表記する場合もある。山口県などに寄贈されたことがある。

名前の由来
フラワーセンター大船植物園の近くにかつてあった、玉縄城にちなんで名づけられた。

特徴
ソメイヨシノがベースとなっている桜。ソメイヨシノより早咲きのため、気温の低い時期に咲き、鑑賞期間が長い。数はまだまだ少ない。

ソメイヨシノがベースとなっているため、玉縄桜ももとをたどれば、大島桜(オオシマザクラ)と江戸彼岸(エドヒガン)の雑種が含まれている。

外見的特徴
ソメイヨシノより早咲きで、2月中旬から咲き始め、3月上旬に見頃を迎える[。
ソメイヨシノより、花びらはピンク色がやや濃い。
葉は長い楕円形で、互い違いに生える。
葉の縁には鋭い大きなギザギザと細かなギザギザがある。
高さは5メートルから15メートルくらいである。

 

 



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