ふるやの森

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何のための選挙演説?質問さえ封じ込める7・4言論弾圧

2013-07-08 09:21:18 | 脱原発!国民の生活が第一!

VIDEO 自民党、女性からプラカードを取り上げて住所氏名を聞き出す

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自民党、女性からプラカードを取り上げて住所氏名を聞き出す

2013年7月4日、福島県で首相演説会が開かれました。この演説会で「原発廃炉に賛成?反対?」と書いたプラカードを掲げた女性から、自民党スタッフらがプラカードを取り上げ、この女性の住所、氏名、電話番号を聞き出しました。

※ 以下は書き起こし。発言者の同定は正確でないかもしれません。青いジャンパーの人物は自民党職員ということですが、男2人がなにものかは不明です。

男A「…となりまして、関係者の方ですから、これは演説会であって質問、国会の場所で、国会とかそういう質問して応答する場所でないですから。自民党の方には…(聞き取れず)ちょっと。」
自民党員「(名刺を出しながら)すみません。いったん、これ、私、間違いなくお預かりしますので、あとでお返ししますので…(聞き取れず)。」
男A「すみませんが、ここはそういう場所でないんですよ。」
自民党員「ご協力いただいて、ありがとうございます。」
男A「すみませんねえ、本当に…(聞き取れず)。」

男B「あれですか。(聞き取れず)質問を投げるんですけど、プライバシーに当たるんですが、プライバシーに当たるんですけど、どういったあれなんです。どちらから来られたんです?」
女性「私は、あの二本松市っていうところ、二本松市っていうところ。」
男B「二本松市、はい。(二本松市)の、どちらですか。」
女性「反対は、しに来たんじゃなくて、あのー、聞きに来て、総理大臣がどういう風に考えてるのかなって、私知りたかったんです。
男B「(女性の声を遮り)あー、なるほどね。はいはいはいはい。」
男A「失礼ですが、あの、お預かりした関係で、あの、住所とお名前、自民党の方に、すみませんがちょっと教えていただけますか。」

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女性「じゃあ、私、今(プラカードを)持ってこの場から出て行けば(電話番号を教えなくても)いいですか?」
男A「出て行けばっていうか、いや、話は聞いてもらっていいですからね、もちろん。ただ、そういう質問とかね、そういう、そういうあれじゃないですよっていう、それだけ、ですね。あの、みなさん要は、話を聞きに来てるんですから。要は(聞き取れず)一日ね、あのう、総理が一人一人の質問に答えるっていう場ではないんですよ。で、そういうことを理解していただければ、全然話を聞いていただいて結構ですから。」
女性「じゃあ、私、そのカードを持って、あの、もう帰ります。」

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安倍総理は、「まず原発被害にあった福島から、東日本の復興を訴えるために選挙演説を始めたい」としている。

VIDEO 【CafeSta選挙特番 自民党街頭演説会】安倍晋三総裁_福島県(2013.7.4)

その福島で、これからの原発政策に触れない演説はありえない。「国民の質問に答える場ではない」選挙演説とは何なのだろうか?原発再稼働をするかどうかという肝心の争点を明確にしないままに、「福島の復興」を語ることができるわけはない。自民党の選挙運動とは疑問や反論を封じ込めたまま、自分たちの政策路線を美化して国民をだますキャンペーンなのだろうか。

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VIDEO 七夕に脱原発の願い〜母親たち官邸前に集結

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