ふるやの森

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闇の世界史8 : 世界革命運動(西洋国家への復讐)の開始

2013-04-25 05:56:08 | 闇の世界史

強制立ち退きのあと、ユダヤ人はまたしてもゲットー(カハル)で暮らしはじめた。結果として彼らは一般大衆から分断され、イルミナティーおよび避難の地に逃れた裕福なユダヤ人金貸し業者から強い影響を受けるラビや長老の指導下、配下に置かれることになった。ゲットーでは、イルミナティーの代理人が立ち退きを強いた人々への憎しみと復讐心を煽り、ラビたちが神に選ばれた民としての復讐を果したユダヤ民族がこの世を継承する日がきっと来る、そう人々に思い込ませた。

東ヨーロッパに定住したユダヤ人の大部分は、その生活の場をロシアとの西境の、北はバルト海沿岸から南は黒海沿岸に延びる「居住区域」に限定された。彼らの大部分はハザール人であり、そのイディッシュ文化で注目された。ハザール系ユダヤ人は強欲で、その商取引は道徳心に欠けた。彼らと、聖書に現われる温和で概して牧歌的なヘブライ人とを混同してはならない。

ゲットー内部では憎悪の風潮のなか、復讐心がイルミナティーの代理人によって増幅され、そうした非建設的な状況が組織化されてテロリズムに基づく世界革命運動(WRM)が誕生した。その誕生から、国際主義志向の金融男爵およびそのおかかえの高僧たちは世界革命運動を計画し、資金援助し、活動援助を行った。世界革命運動をキリスト教会およびヨーロッパ中の王権への復讐を遂げるための道具として利用したのだった。

金融男爵がどのようにして革命運動を、今日、私たちが知るような国際教案主義に発展させていったかは歴史によって実証される。彼らは個々のテロリズム運動を規律ある革命運動につくり直すと、かつて彼らを追放した国家に組織的にユダヤ人を侵入させることを計画した。その国家に戻ることは違法だったから、彼らのためにユダヤ人地下組織がつくられ、その組織を介して侵入が実現された。また、侵入してヨーロッパの大都市の地下組織に入っても、彼らには合法的な仕事先を得ることはできなかったため、ブラックマーケットを開く資金が与えられた。彼らはあらゆる違法通商に関わったが、共同出資会社の原理に基づいて活動したために、巨大な地下組織を所有、支配する金融男爵の正体は常に秘密に保たれた。

ボンサン伯爵、ネスタ・ウエブスター女史、ウォルター興をはじめ多くの歴史家や研究者が、世界革命運動の陰の「秘密勢力」はイルミナティーおよび国際主義の一団ではないのかと考えてきた。彼らの考えは的中しいていたが、そのことが十分に証拠づけられたのは最近のことだ。歴史的出来事は生じた年代の順に明かされていくものだから、イルミナティーがユダヤ民族の集団およびアーリア人の集団を利用して、自らの目的に仕えさせ、何百万、何千万もの人々を革命と戦争に関わらせて利己的な秘密の野望を推進させた経緯は後に明かすつもりだ。

ザ・スパニッシュ・アリーナ(The Spanish Arena)を記したウィリアム・フォス・セシル・ゲラティは以下のように語っている。

共同出資者による世界支配の試みの陰に存在する主だった人々が、いったい誰で、どのようにしてその目的を果たすのかという問題は本書が扱う範囲を超えている。しかし、記さなければならないのはこうした重要な書物であり、サタン自身に任命されたような「高僧」が命じることについて、世界の人々に知らせるためなら、自らの生命を危険にさらすことも意に介さない最高の勇気の持ち主によって記されなければならないだろう。