この日は、目覚めると何故か胸騒ぎがしました。
しかし、川に立つと先程までの胸騒ぎはすっかりなくなって、
目の前にはいつもと変わらない静かな流れがあるだけでした。
一気にクールダウンしたせいか、いつもより冷静でした。
流芯から払い出される餌に、反射的に反応したのでしょう。
コツコツのアタリの後にガジガジと手元に伝わる感触。
魚の動きが頭の中で明確にイメージできました。
そして素晴らしいアマゴに出逢う事が出来ました。
尺を優に超える堂々とした魚体。
一目惚れでしたね。
そして、息を呑むような美しいパーマーク。
朝の胸騒ぎは、このアマゴとの出逢いの予兆だったんですね。
シーズン通して竿を出していても、出逢えるか出逢えないか・・・
そんな美しく眩しいアマゴでした。
こんなアマゴが40を超えれば一体どうなるのでしょうか。
自分の中で益々、次の目標への意欲が膨らんできました。
夢の魚で終わらないように頑張ります。
ほんの数カ月前の出来事なのに、もうすっかり思い出の魚になりました。
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