2005年という事は・・・
もう10年前になるんですね。
一昔前の本流で釣れた32センチのアマゴ^^
当時の本流を振り返ってみると・・・
川鵜が年々数を増やし、魚への被害が深刻になってきていた事を思い出します。
それも理由の一つで、厳しい本流釣りを強いられていました。
当然ですが、釣り人も減っていく一方となり、
ひと気のない本流は、神経質な川鵜にとってはますます好都合となった事でしょう。
でも当時の水況は良かったように思います。
川虫も豊富で、どこでもクロカワがたくさん捕れました。
(この数年後、支流の土砂崩落により最悪の水況が何年も続く事になるとは知る由もありませんでした・・・)
今は毎年行われる河川工事の影響で川床が掘り返され、そのエリアは川虫が居ません・・・
さらにその掘り返された下流では石の間に泥などがびっしり詰まっています・・・
川虫が棲めるようになるには、何度かの大水でまずその泥が洗い流されてからです。
今から考えれば当時はまだまだ良い環境だったと振り返ります。
その10年前の本流アマゴ。
銀毛の強いタイプでしたが、薄っすらパーマークも確認できます。
自然災害、河川工事、天敵の脅威など・・・
私達釣り人レベルではどうする事もできません。
思い出の魚を手にするのは、これからますます難しくなっていくのでしょうか。
今年も至福の時間が訪れる事を祈るばかりです!