夏休み明けの激務で(笑)、更新が遅れました。
タイから帰って来たその日の夜、私は盟友・居島一平の主催するお笑いライブ『苦肉祭』を観に行きました。
エマミ・シュン・サラミだけでなく、一度引退してピン芸人として復帰した元ラヴドライブのパルデンも初参戦するということを居島さんからメールで知らされていたからです。
パルデンはあの懐かしい南野やじに次ぐ最古参のファミリー芸人の一人です。
スコットランド人でフーリガンの(笑)親父さんを持つハーフ芸人として活躍していました。
昔は良く一緒に飲んだものでしたが、引退してからは消息がわからなくなっていました。
パルデンはライブ中に舞台から私を見つけると、昔のようにイジッて来ました。
このパターン久しぶりだなと思って苦笑しながら応対しました。(笑)
ライブが終わると、サラミとパルデンを引き連れて新宿のいつもの居酒屋で飲みました。
パルデンの身の上話を肴にして、我々は盛り上がりました。
みんな少し歳は取ったけれど、我々の関係は変わりがないのだなと確認できました。
少し経つと、西口プロレス帰りのユンボ安藤さん達と出くわし、ユンボさんとも乾杯。
ユンボさんとパルデンは旧知の仲らしく、またまた盛り上がりました。
何年も、たくさんの芸人達が引退していったのを間近で見てきました。
飯を食うにはあまりに過酷な世界だから、それは仕方のないことです。
(身近にスギちゃんやじゅんいちダビットソンの例はありましたが。)
続けてりゃそのうち良いことあるよなんて無責任なことは私には言えません。
でも私はここに一人のファミリー芸人が戻って来たことを嬉しく思います。
やっぱりライブの時、パルは本当良い顔していました。
人生は短く、ただ一度きり。迷った時は飛び込んでみる。
それがどんな修羅の国だろうと、なにもないよりなにかあった方が遥かにベターだと私は思います。