映画と音楽そして旅

主に懐かしい映画や音楽について…
時には新しい映画も…

(雑記帳)「なでしこジャパン惜敗!」

2006-07-31 00:04:40 | 雑記帖
 注目の2006年ワールドカップアジア予選を兼ねた、アジアカップ3位決定戦は今日(30日日本時間正午)からオーストラリアで行われ、善戦も空しく2-3で北朝鮮に敗れW杯世界大会出場の夢は持ち越しになりました。
 時期は未定ですがまだ北中米カリブ海グループ3位との試合が。残されていますので次の機会に期待をかけたいと思います。 
 皆様のご声援ありがとうございました。
 
 女子サッカーアジア杯に出ていた選手は、私の…と云うよりも娘の出身小学校の後輩ですが、今ほどサッカーが盛んでなかった時代からサッカーに親しんでいて、優れた素質を示していました。
 私の娘も小学生の頃はサッカーをやってましたが、中学校ではバスケに転向して高校の部活も体育系から文系へ…結局は全部中途半端に終わり全然物にならずに終わりました。
 それに比べて彼女…Mio Otaniは中高を一貫してサッカーの道を進み、真珠で有名なTasaki ベルーレにて更に研鑽を重ね、オリンピックやアジア・カップに出場することが出来ました。
 今回は残念な結果となりましたが、「なでしこジャパンのメンバー共々、益々精進に励みこれからの活躍にご声援をお願い致します。」

(清水・鞍馬)「高台寺 円徳院」

2006-07-30 21:59:38 | 旅 おでかけ
 豊臣秀吉の正妻の「寧々」の方は秀吉の死後に朝廷から、「高台院」という名を賜ったのを機この地にお寺を建立することを発願します。
 また実家の木下家の菩提寺として開かれたのがこの円徳院です。
 この日は高台寺は以前にお参りしてあるので、円徳院の正門だけ写してきました。高台寺はシーズンにはライトアップされて大変賑わいます。

 このお寺は寧々様の故事と共に幕末には、新撰組総長近藤勇と意見が合わず、分離独立した伊東甲子太郎たちが、屯所を置いた事でも知られています。
 彼らはここを拠点として孝明天皇の御陵の警備に、当たったため「高台寺党」と云われましたが、近藤勇は彼に用件にかこつけて伊東を誘き出すと、酒を飲ませ酔わせた上で待ち伏せして伊東を殺害しました。
 
 これが世にも有名な「京都油小路の惨劇」ですが、伊東が文武両道に優れた人格者であったことから、この「だまし討ち」は近藤の生涯での最大の汚点になったことは残念なことでした。
 最後まで時流に抵抗した新撰組総長近藤勇ですが、私が彼を「サムライ」として、評価できるのは、「池田屋騒動」ぐらいまでです。
 彼らは合意の上の「分離」であって「脱走」ではなかったし、近藤は伊東たちに対して何故もっと堂々とした行動が取れなかったのか…彼の悲惨で情けない最後と思い合わせてみても、やはり「武士」としては潔く北海の土になった土方歳三の方が格段に上だな…と思いますね。
 

(清水・鞍馬)「八坂の塔」

2006-07-30 21:59:02 | 旅 おでかけ
 またまた「八坂の塔」でございます。
 高台寺から清水寺へ向かうときに見えた八坂の塔が何故か印象的でした。でも隣に私はあまり好きでない京都タワーが小さく写っているのも、ご愛嬌なのでしょうが…私はどうも気に入りませんね。
 それに電線とか…この東山一帯は「街並風景保全地域」で基本的には地下埋設のはずなんですが…でも、落ちこぼれも出来るのですね。
 
 ところで八坂神社とずい分と離れているのに、何故「八坂」なのか…それは、昔このあたりには「八坂氏」と云う氏族が住んでいたので、今の八坂神社のあたりまでを含めてこの辺一帯の地名を、「八坂」と云うようになった…と言う説が有力です。
 今みたいに建物がぎっしりとつまっていなかったと思いますし、この辺から八坂神社や円山公園あたりまでは、地域的には一体感があったのかも知れませんね。
 それと平家物語でしたか…祇園精舎の…ひょっとして祇園さんって昔はお寺さんだったのですか?なにか知らない事がいっぱいありそうですね。

(雑記帳)「頑張れ!なでしこジャパン!」

2006-07-29 22:24:16 | 雑記帖
 去る7月27日に行われた女子アジアカップ「オーストラリア2006」では、0-2で地元オーストラリアに惜しく負けましたが、7月30日に「北京2007」出場の期待をかけて北朝鮮チームとの、三位決定戦の試合に出場することになりました。
 などとブログにスポーツ記事を滅多に書かない私が、珍しくも女子サッカーの記事を…と云っても、専門的なことはその道に詳しい方にお願いするとして、とにかく勝って欲しい!と云う応援記事なんですよ!
 ご存知のように対する北朝鮮チームは対中国戦での、審判員への暴力行為で一部選手が出場停止処分を受けると言うアクシデントに見舞われ戦力を削がれましたが、それでも強敵であるとこには変りはないし油断は出来ません。
 ただ健闘を祈るのみです。

 実はこの対北朝鮮戦には私が知ってる女の子が選手として出るのですよ。
 アテネ・オリンピックにも出場したので、私も後援会の一員として応援しましたが…勿論テレビでですが…関係者が多数アテネまで応援に行きました。
 アテネのホテルが取れない…とかで、ローマで泊まって、アテネまで応援のために往復…ついでにローマ名所も見物したようです。
 対戦報告会のビデオも観ましたが試合経過のほかに、映画に出て来たお馴染みのローマ名所が写っていて楽しかったですね。
 今度はどんな試合になるのでしょうか。ミサイルや拉致問題などで難しい関係にある国ではありますが、スポーツに国境はありません。
 正々堂々と戦って「なでしこジャパン」の名を、世界に高めてほしいものですね。
  ああ、そうでした…その選手は… FW   Mio Otani (TASAKIベルーレFC)
  皆さんの応援選手の一人に加えて上げてくださいね。
    よろしくお願いしまーす!
 

(清水・鞍馬)「高台寺P]

2006-07-29 22:23:51 | 旅 おでかけ
 今日の本来の行き先は清水寺「阿弥陀堂」です。
 映画でも知られているように「阿弥陀」さま信仰は、平安以降に一般人の間に急速に根付いていったようですが、法然上人はこれを一般庶民に対する教えの基本にして平易に説いて廻られたようです。
 以前から実行している法然上人の遺跡二十五個寺のお参り自体は、一応済ませたことになっているのですが、その後に朱印を押した「掛け軸」つくりを家内が発願したので、またまた…と云う訳で数度目かの清水寺へのお参りです。
 今日お参りすればその「掛け軸」もやっと「満願」になるはずですが…
 何度行ってもお叱りを受けないのがお寺さんの、ええとこでございまして…
 とりあえずこのあたりを見聞しながら、清水寺まで歩いて行くつもりで高台寺の駐車場へ入りました。

(清水・鞍馬)「霊山観音」

2006-07-29 22:23:22 | 旅 おでかけ
 清水さんは今まで何度もお参りしているので、今日は先ず以前から気になっていた、霊山観音様にお参りすることに致しました。
 この観音様は昭和30年6月に250万人とも云われる、第二次大戦の犠牲者を弔うために建立されたもので高さは24mもあります。
 緑の東山を背景にした雄大な感じの仏様で、その穏やかな優しい微笑みに日頃のもやもやも、なにか癒されそうな落ち着いた気持ちになります。

(清水・鞍馬)「観音様の寝姿」

2006-07-29 22:22:49 | 旅 おでかけ
 この観音さまは「胎内めぐり」と云って内部を、通り抜けることが出来ます「内部には十二支の守り神が祀ってあって、自分の干支を祈って戴くことが出来ます。
 観音様の正面横には「寝仏さま」が祀ってがありますが、これはお釈迦様が入寂された時の姿を模したものでしょうか。この前お参りした四国高松の法然寺にも、巨大な「寝仏」さまが祀られていたのを思い出しました。
 また私のお寺にも昔から伝わる所蔵品として、お釈迦様の亡くなられた情景を描いた「釈尊涅槃之図」と云う掛け軸があります。
 入寂されたお釈迦さまを牛馬などの家畜や小動物が周りを取り巻いて、嘆き悲しんでいる有様が描かれていて、お釈迦さまの慈悲心が広く動物にまで及んでいたことを表現しています。

(シネマ雑記帳)(86)「チャップリンの独裁者」

2006-07-28 22:37:17 | 映画
 チャ-ルズ・チャップリンとに対する私のイメージ…それはいつかチラリと見たことのある彼の姿…いつものあの格好で、なにも口を利かずに「機械人間」みたいな動作で、ちょこまかと無意味に動き廻る姿でした。
 それは多分ストリーがどうの…と云う以前の、見世物的なサイレント映画時代のフイルムの断片だったのでは…と思います。
 こんなイメージに数十年間にわたり支配されていた私が、今まで見たいな…と思っていた映画は「ライムライト」ですが、それもチャップリンと云うよりも、主題曲の「テリーのテーマ」がお目当てでした。
 この曲は彼自身の作曲でその美しい旋律は、あれから数十年の歳月が流れた今でも、耳に焼き付いているしメロディも思い出すことが出来ます。
 こんな程度の認識の私がNHK-BSで「チャップリンの独裁者」を見たのですが、例のお馴染みの動作で思わず笑いに誘い込まれながらも、バロディ風のストリーの中にこめられた彼の思想に触れてドキリとしました。
 時の流れに対する彼の鋭い洞察力と、先見の明に改めて敬服すると共に、今までのチャップリンに対する私の、理解不足を痛切に反省させられました。

 ナチス・ドイツとヒトラーをモデルにしたと思われる、「トメニア国」の独裁者ヒンケルとユダヤ人の散髪屋の二役を演じて、笑いの中に痛烈な皮肉をこめられています。
 イタリアと支配者のムッソリーニを暗示した「バクテリア国」のナバロニとが、お互いに自らの弱みを隠して力を誇示し合うドタバタは、実際の外交でもある程度は駆け引きがあったか?と思いますが、世界制覇の野望を抱く二人の独裁者を、ここまで引きずり下ろしてとことんと漫画的に描いたあたりは痛快でした。
 当時の我が国の指導者はこの二人の独裁者の尻馬に乗って、「日独伊三国同盟」なるものを結んで、それがやがて太平洋戦争へと拡大する訳ですが、歴史認識から云えば当時の日本の指導者よりチャップリンの方が、よっぽど正確に歴史の未来や流れを理解していたように思います。
 「If」が許されるならば…日本の当時の政治家がこの映画を見て、その真意を悟っていたら…我が国の歴史も、もう少し変った方向に進んでいたことでしょうね。
 今頃こんなこと云っていても遅くさい「あとの祭り」ですが…

 地球儀の図柄の風船に戯れるヒンケルの姿に、世界を我がものにしょうとする彼の願望が暗示されています。その風船はやがて破れて仕舞い彼の手に残るのは無残にぽしゃった風船の残骸だけでした。
 得意顔の夢もいずれは破れるぞよ…と云う未来を告知していたようでした。
 この映画を見た人が均しく感動したのは、ラストの演説シーンですね。
 独裁者ヒンケルに間違えられて隣国の「オスタリッチ」国侵攻に集結した将兵を激励するために、演壇に立たされたユダヤ人の散髪屋は叫びます。
   人生とは豊かで自由で美しいものだ。
   人類は道を間違えて 悲惨と流血を招いた。
   しかし絶望するな、独裁者は必ず滅ぶ、
   兵士達よ!自由と美しい心を取り戻すために共に戦おう!
 兵たちのどよめき…虐げられていた人たちの希望と歓びの表情…
 再び「If」ですが…こんな風に歴史が進行していたら、私の今までの人生もまた違ったものになっていたかも…などと、いろいろ考えさされた映画でした。



 

 


 
 
 

(季節の便り)「ナスも苦戦中です…」

2006-07-28 22:36:18 | 季節の便り
 初夏に入った頃は結構花も咲いていて好調に思えたナスも、長雨の影響か全然元気がなくてそこへ害虫に取り付かれて疲労困憊の有様です。
 元来は熱帯系植物なので平年なら、もう少し元気があるはずなんですが…
 こりゃ、再生のための荒療治が必要かも…これの再生手術は細かい枝や葉っぱをカットして仕舞うのです。
 成功確率は今年は異常気象みたいなので、五分五分かな…???
 まぁ、駄目元でやってみるかな…???