この映画はここ数十年間にわたり気になっていた映画の一つなのですが、幸いにしてNHK-BSで放映していたのを録画することが出来ました。
この作品は以前にもフランス映画「恐怖の報酬」と同じ監督でしたので、この映画のブログででも触れていますので引用します。<>の部分です。
<「恐怖の報酬」のアンリ・ジョルジュ・クルーゾウ監督の次作「悪魔のような女」では、観客に『結末を言わないで』と云う異例の『お願い』が出されました。しかしその割合に評判ほど面白くないと不評に終わりました。
そこそこの映画だったのでしょうが、「恐怖の報酬」の印象があまりにも強烈だっただけに、同じ監督の作品でも損をした映画だったようです。
私も当時この映画を見たと云う友人に聞きました。「これどんなラストやねん?」「それは云うたらあかんことになってる‥内緒や‥」と友人は映画の配給会社との約束を頑なに守るのでした。>
学校の経営者の正妻と愛人が共謀して夫を殺害する…と云う、別に目新しい内容でもないのですが、当時の話題はこの「ネタバレ禁止令」に集中しました。
あの頃は洋画専門誌としては「スクリーン」「映画の友」などが私の愛読誌でしたが、これとは別に「筋書き紹介」専門の「映画ストリー」と云う雑誌もあリましたが、この種の雑誌も一応協力したようで具体的な内容については概ね秘密は守られ、そのうち話題にもならなくなったようで、詳しい結末は私も知らないまま現在に至っています。
「留守録画」してあった映像を見て、もう「時効」だろうからネタバレを…と思ったのですが、丁度 著作権切れの作品リストの270作品の「あ行」に掲載されているので、「ネタバレ解禁」は見送ることにしました。
この映画でFIN…が出ると、すかさず
「悪魔を憎むとも 後から見る人の興味をそがぬ為にも、
あなたが見たことは口外しないように…」と云う文言が出ます。
なにかこの事件のすべてを知っている目撃者…あるいは共犯者にされたような奇妙な気分になりました。
私の五十数年前の記憶はやっぱり「ほんまもん」でした…記憶違いでなくってよかった…です。
ところでこの映画で愛人役のシモーヌ・シニョレと云えば、フランス映画界では名高い「悪女」スターでしたが、この映画でやっとお目にかかることが出来ました。
私生活では「恐怖の報酬」に主演したシャンソン歌手イブ・モンタンの夫人…かのマリリン・モンローとの浮気事件で自殺未遂…あれ…「悪女」のイメージにに相応しくない繊細な心臓してはるな…と感心したのを思い出しました。
本妻役のヴェラ・クルーゾウは監督の奥さん…でしたか?少し気弱で良心的…殺しに加担するには少し…と云う感じでしたが…
ご存知の方いられましたらお教え下さい。
50年前にこの映画をご覧になった方…この映画のネタ…今でも覚えていますか?
あとからこの作品を見られる方のために…ネタバレはやっぱり止めましょうね。
この作品は以前にもフランス映画「恐怖の報酬」と同じ監督でしたので、この映画のブログででも触れていますので引用します。<>の部分です。
<「恐怖の報酬」のアンリ・ジョルジュ・クルーゾウ監督の次作「悪魔のような女」では、観客に『結末を言わないで』と云う異例の『お願い』が出されました。しかしその割合に評判ほど面白くないと不評に終わりました。
そこそこの映画だったのでしょうが、「恐怖の報酬」の印象があまりにも強烈だっただけに、同じ監督の作品でも損をした映画だったようです。
私も当時この映画を見たと云う友人に聞きました。「これどんなラストやねん?」「それは云うたらあかんことになってる‥内緒や‥」と友人は映画の配給会社との約束を頑なに守るのでした。>
学校の経営者の正妻と愛人が共謀して夫を殺害する…と云う、別に目新しい内容でもないのですが、当時の話題はこの「ネタバレ禁止令」に集中しました。
あの頃は洋画専門誌としては「スクリーン」「映画の友」などが私の愛読誌でしたが、これとは別に「筋書き紹介」専門の「映画ストリー」と云う雑誌もあリましたが、この種の雑誌も一応協力したようで具体的な内容については概ね秘密は守られ、そのうち話題にもならなくなったようで、詳しい結末は私も知らないまま現在に至っています。
「留守録画」してあった映像を見て、もう「時効」だろうからネタバレを…と思ったのですが、丁度 著作権切れの作品リストの270作品の「あ行」に掲載されているので、「ネタバレ解禁」は見送ることにしました。
この映画でFIN…が出ると、すかさず
「悪魔を憎むとも 後から見る人の興味をそがぬ為にも、
あなたが見たことは口外しないように…」と云う文言が出ます。
なにかこの事件のすべてを知っている目撃者…あるいは共犯者にされたような奇妙な気分になりました。
私の五十数年前の記憶はやっぱり「ほんまもん」でした…記憶違いでなくってよかった…です。
ところでこの映画で愛人役のシモーヌ・シニョレと云えば、フランス映画界では名高い「悪女」スターでしたが、この映画でやっとお目にかかることが出来ました。
私生活では「恐怖の報酬」に主演したシャンソン歌手イブ・モンタンの夫人…かのマリリン・モンローとの浮気事件で自殺未遂…あれ…「悪女」のイメージにに相応しくない繊細な心臓してはるな…と感心したのを思い出しました。
本妻役のヴェラ・クルーゾウは監督の奥さん…でしたか?少し気弱で良心的…殺しに加担するには少し…と云う感じでしたが…
ご存知の方いられましたらお教え下さい。
50年前にこの映画をご覧になった方…この映画のネタ…今でも覚えていますか?
あとからこの作品を見られる方のために…ネタバレはやっぱり止めましょうね。