映画と音楽そして旅

主に懐かしい映画や音楽について…
時には新しい映画も…

(比叡山紀行)(16)「ガーデン・ミュージアム比叡」

2006-07-17 00:02:47 | 旅 おでかけ
 延暦寺は「三塔十六谷」と云われる、広大な寺域を有する山岳宗教です。とても半日ぐらいで済む訳ではありませんし、横川エリアなどまだまだ心残りの気持ちもありますが、次の機会として比叡山頂の方へ向かいました。
 勿論、「オバケ屋敷」なんてあるのか ないのか、知りませんが,聞くだけ無駄と思いましたので聞きませんでした。
 標高848mの山頂「四明ケ岳」周辺は「ガーデン・ミュージアム・比叡」と云う庭園美術館に変貌していました。
 広大な園内には南フランスをイメージしたと云う、ローズ・ガーデンやルノワール ゴッホなどの名画を陶板で再現した作品が展示されています。
 山頂からの眺めは雄大で大津市や琵琶湖方面、そして八瀬・大原の里はるか京都市街が望めます。この日は見通しはあまりよくなかったので少し残念でした。

 「虞美人草」の二人はこの山頂で腰を下ろして下界を眺めます。その頃の比叡山は…特にこの四明ケ岳と云われる山頂は、登る人も疎らだったと思います。
 眼下に広がる世界ももっと緑の自然が多かっただろうし、今の風景を彼らが見たらあまりの変化の激しさに絶句することでしょうね。
 

(比叡山紀行)(17)「ローズ大特価!?」

2006-07-17 00:01:48 | 旅 おでかけ
 時間を見ると今まで結構、時間を食っていて京都へ下りて本山の知恩院へ寄ることになっているし。園内見学は又の機会にしました。
 案内書によると園内には太鼓橋がかかり睡蓮が咲く池や、1500種類、10万株の草花が咲き乱れているそうです。
 園外にローズの特価品らしき鉢が展示されていたので撮りました。
 高いのか、安いのか、「花音痴」の私にはさっぱり判りません。
 「お買い得品」3500円だそうです。
 そろそろ帰ろうかな…と思って…思い出しました。八瀬から登るケーブルとか、ロープウエイはまだあるのかな?と云うことでした。
 

〔シネマ落書帳)(83) 「戦国自衛隊」

2006-07-17 00:01:09 | 映画
 最近になって行きつけのレンタル・ショップを変えました。以前の「TU〇〇YA]はクラシックな洋画も割合と揃っていたのですが、私好みの作品も大体見尽くしたし、それに少し距離もあるし通勤途中にある「R]に変えました。
 近くの店と云うのはキラクなもので、借りる時に「免許証見せよ」とか「カード」がどうの…とかそんな面倒が一切ないし、極端なハナシが「一文なし」でも「顔パス」で借れるのがいいところです。
 ところで肝心の品揃えといえば…勿論、私好みのクラシックな洋画はゼロです。 和洋新作や話題作は在庫本数が少ないので、殆どがレンタル中で棚にはケースだけ…と云うのがが多かったようです。
 当日はたまたま「なんでも一週間100円」でしたが、いくら安くてもそうは見れる訳でもないので2本だけにしましたが、その中の一本が「戦国自衛隊1549」です。
 
 実はこの映画の「79年版」はテレビで観たことがあります。それでこの旧作のイメージがアタマに染み付いているので、この最近作にはなにか違和感がありました。最新装備の自衛隊と戦国武士集団の対決…と云う迫力満点の場面を想定したのですが…
 前作の遠い記憶では確か…上杉と武田の合戦に巻き込まれて…だったと思うのですが、最終的には補給が切れて、ガス欠で近代兵器も役に立たず…という訳で結末はなにかそれなりに納得しました。
 あれだけ最新鋭武器を投入したベトナム戦争で、アメリカが撤退せざるを得なかったように、大義のない戦争には自ずから限界があります。
 新作ではどうもハナシが飛躍し過ぎていて判りにくく、古いお脳ではついて行くのに息切れしました。織田信長がなにかのトラブルで時空の彼方に飛んで仕舞った元自衛官だったからか知りませんが、近代的?石油コンビナートや「核兵器」みたいなものを持っていたり中途半端で不思議な映画ですね。
 前作には近代戦に対する「皮肉」みたいなものも感じたのですが…この映画は一体なにを訴えかったのでしょうね。

 自衛隊も同じ製作に協力するなら、もう少し感動を与えて欲しかったですね。
 せめて「男たちの大和」なみに…
 この映画から何も感じとるものがなかったのは…劇場映画ではなくて「100円」のレンタルDVDだったからな…???わざわざ映画館へ行かなくてよかった…?
              (2006.5,20 DVD)