映画と音楽そして旅

主に懐かしい映画や音楽について…
時には新しい映画も…

(比叡山紀行)(18)「比叡山ロープウェイ」

2006-07-18 04:54:08 | 旅 おでかけ
 少し歩いて京都方面へのロープウエイのりば行へきました。
 例によって駅員のおっちゃんにホームへ入れて…と云ったら、「ハイ、どうぞ、ごゆっくり…」…
流石…観光京都でございます。
 カラフルなボディを写してみたり停止中のゴンドラに乗って八瀬方面を撮って見たり、京都へ下りるお客さんとおしゃべりしたり…好き放題させて貰いました。

 このロープウエイは八瀬方面へのケーブル・カーのりばまで、約3分間の空中散歩を楽しむことが出来ます。またケーブル・カーは終点の八瀬まで1.3kmの距離で、標高差は531mでこれも日本一だそうで所要時間は約9分です。

(比叡山紀行)(19)「比叡山頂」

2006-07-18 04:53:38 | 旅 おでかけ
 比叡山上からの眺望です…と、云ってもこの日は見通しがもう一つ優れず、私のカメラでは写り今ひとつでしたのでこの写真は、ドライブウエイで貰った案内書に掲載のものを拝借しました。
 私も十代の頃は写真に熱中していたことがあったので思うのですが、最近のカメラはオート・フオーカスやフラッシュ連動になっていて確実に写るのはラクチンですね。
 最近どこかへ仕舞い忘れて探さないと、所在が判らない私のクラシック・カメラを、一度使ってみようかな?などと思ったりしています。これは昭和27年製のカメラですが、二眼レフ全盛時代に珍しい35ミリカメラでした。
 お天気を気にしながら目測や直感で決める「距離」と「絞り」や「シャッター速度」の3点が合えば、ひょっとしたら深みのある芸術写真(?)も…でもピンボケ量産の恐れも…
 しかし娘が子供の頃に使ったきり使っていないカメラって…果たして動くのかな?最近はデジカメの普及に危機感を抱いた写真屋さんが、フイルム代無料で入れてくれるので、駄目で元々でやってみようかな??

(比叡山紀行)(20)「八瀬遠望」

2006-07-18 04:53:08 | 旅 おでかけ
 停車中のロープウエイの前部から下界を撮ってみました。
 と、いってもこの日は見晴らしはあまり良くなくて、肉眼で見るほど写真では写りにくいようです。山麓の八瀬は私たちの若い頃から割合と、開発が進んでいたように思います。
 京都へ下りるにはこのロープウエイでは、もう一度ケーブルに乗り換えねばならず、山頂からなら路線バスの方が早いかも…でも洛北…大原あたりへ足を伸ばすのならこのゴンドラで下りたほうが近いかな…
 などとあれこれ考えていると声あり…「お客さん…下まで降りはりますか?」
 いいえ、いいえ、いいですよ。タダでもいいですよ…何分クルマを頂上に置いてあるので降りて仕舞うとあとが大変…
 ニコニコ笑っている駅員さんにお礼を云って、改札を出るとゴンドラは下界を目指して降りて行きました。
 ケーブルの終点の八瀬は洛北散策の拠点です。昔は大阪から来たお客さんは京阪電車の三条駅から叡山電鉄の出町柳駅まで歩いて乗り換えていましたが、今は京阪電車も八瀬まで直行で来られるようになりました。
 平家物語で有名な建礼門院が隠棲されていた大原寂光院や、デューク・エイセスの「おんな一人」のヒットで有名な大原三千院など…少し足を伸ばせば義経伝説で有名な鞍馬寺など…洛北の落ち着いた情緒を探るのもいいでしょう。

  

(比叡・京都紀行)(21)「知恩院三門」

2006-07-18 04:52:29 | 旅 おでかけ
 比叡山から京都へ向かいましたが、下り坂なのでスイスイ、北白川ー平安神宮ー南禅寺経由で知恩院に着きました。浄土宗総本山知恩院は何度も足を運んでいますが、それでは…となると知らないことも沢山あります。
 知恩院には古来から伝えられている「七不思議」と云うものがあります。
 今回はその「七不思議」について復習してみました。
 その中の一つが「白木の棺(ひつぎ)」です。
 なにかミステリーじみた名前ですが、これはこの三門建築にかかわる哀話です。この三門(「山門」とは云わない…)は元和七年(1621)に二代将軍秀忠の命により建立されました。この建築を命ぜられた大工の棟梁夫婦は誠心、仕事を仕上げましたが予算が越えて仕舞い、その責任を負って自ら命を絶ちました。
 「不借身命」というその誠意に感じて、夫婦の人形を白木の棺に納めて、三門の天井に安置してあるそうです。 
 

(比叡・京都紀行)(22)「知恩院御影堂」

2006-07-18 04:51:48 | 旅 おでかけ
 「知恩院の七不思議」はこのほかに
 2 鴬張りの廊下 3 忘れ傘 4 大杓子 5 瓜生石 6 抜け雀 7 三方正面真向の猫などがあります。
 このうち「鴬張り」と「忘れ傘」は私も知っていましたが、外はもう駄目…でした。

詳しい内容は
     ↓
  知恩院の七不思議

 それにこのお寺には将軍家忠の娘…そして豊臣秀頼の夫人で、大阪落城の時に助け出された後で、姫路城主の本多忠刻と再婚…死別し、その後は江戸で余生を送ったと云う「千姫」の墓所もあるそうです。
 知恩院は私の宗派の本山なんですが、知らないことも多く勉強の必要が感じられました。この日は本山での用件も無事に終わり予定は修了しました。

 さて、7月と言うつきはお祭りの多い月です。
 7月9日はアルゼンチンの独立記念日です。一昔はこの日は一日中、歯切れのいいアルゼンチン・タンゴがラジオから流れていました。
 7月14日はフランスの革命記念日です。「パリ祭」…と云っているのは日本人だけ…だそうですが…でもこの呼び方の方がずっといいですね。
 勿論、この日はシャンソン特集などをラジオで聴いていましたよ。
 
 7月17日は…京都の八坂神社「祇園祭り」…しかも休日…でも雨降りでした。
 しかし行ってきましたよ!
 傘をさして… 人出は13万人だったそうですよ。