血糖値と満腹感

血糖値が満腹感を左右しているのだと思っていたのだが必ずしもそれだけではないみたいだ。ここのところ寒天を食べる方法でダイエットに努めているのだが、試しに寒天だけをいっぱい食べてみるとそれなりに満腹感があり、あまり食べられなくなる。でも糖分やでんぷん質をほとんど摂取していないので血糖値はおそらく低いままだ。

巷間言われているのは、空腹時に食品を買い過ぎてしまうということ。買い過ぎてしまった経験は何度もある。不思議なもので「分かっちゃいるけどヤメられない」。

普段は寒天を食べた後に普通の食事もとって、栄養は補給している。しかし先日、寒天を普段より多めに食べて、普通の食事が少なめだったときに買い物に行った。満腹でそれ以上食べたいとは思わなかったのだが、食事が少なかったせいで血糖値は低かったと思う(測定はしていないけど)。普段はテキトーに買って2000円前後なのだが、そのときは「あ、これも買っておかなければ」などとお菓子や保存食を買い続け、支払いが5000円を超えてしまった。満腹なのだが買い過ぎてしまった。食品の買い物を抑制するのは血糖値だと思う。誰か実証してくれ。

血糖値が高くて満腹なときと、血糖値は低いけど満腹のときは「幸福感」に差があるように思う。もちろん血糖値が高いときの方がシアワセ。その幸福感を客観的に測定することは不可能だとは思うが。
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コメント
 
 
 
咀嚼のフィードバック (furuse)
2005-05-18 08:02:48
これ、元記事で私が書き漏らしている「咀嚼の影響」だと思います。噛むという行為によって脳に信号がゆき、「食べている」というフィードバックをするようになっていますから、たくさん噛むと、満腹感を早く得ることができるんです。
 
 
 
胃の中の物? (excel2000)
2005-05-18 23:09:31
コメントありがとうございま。なるほど、咀嚼の影響もあるかもしれません。一方で寒天はあまり歯ごたえのないものですから咀嚼自体はそれほど多くないのではないかとも考えます。ふと思ったのですが「満腹感は血糖値から」の議論をするときは、その前提として「胃の中に物が入ったかどうか」という一番ベタな事象が「満腹感を左右するのは当たり前のことだけど」として省略されているのではないかということです。我々は「血糖値が満腹感を左右する」という、(言われ始めた当時としては)驚きの関係に目を奪われて、胃の中の物と満腹感の関係を忘れてしまっているような気もしています。
 
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