歌え!だらリーマン

買った、使った、感想、評価

自己能力を把握すること

2009年12月05日 | 雑談
とある専門的なソフトの使い方を教えてほしいと頼まれた。ExcelとかWordだったら偉そうに「俺が教えてやるよ」というところだが、私はさわったこともないソフトなので手も足も出ない。「少しなら授業料を出せる」というので知り合いAさんに「教えてあげてくれないか」と頼んだ。

Aさんによると「私は駆け出しなので、隣の部署のBさんが適任」という。確かにBさんはその会社のリーダー的な存在。私も面識があるが、支払える金額がわずかなので申し訳ないと思いながらBさんに頼んでみた。Bさんは「使ってはいるけど自己流なのでフリーランスでインストラクターをやっているCさんに頼んでみましょう」ということになった。

結局Cさんにわずかなお金を支払って教えてもらうことになった。あとで聞いてみるとCさんはそのソフトのインストラクター養成講座の講師をしているらしい。先生の中の先生である。わらしべ長者的に最高の人に教えてもらえたらしい。

AさんもBさんもそのソフトを十分操作できる人なのである。だから頼んだのだが、これは以前書いた「成績の悪いヤツほど自分の評価が高い傾向がある」の逆現象なのだと気づいた。

Aさんは能力があって普段からそのソフトを十分使っているから自分の能力を的確に把握していて「私よりもBさんの方が上」ということを自覚できていた。同様にBさんも「私よりもCさんの方が上」ということを自覚できていたのである。

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