歌え!だらリーマン

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電車とホームの隙間に転落

2011年12月15日 | 雑談
目撃した、というほどはっきりではないのだが、一応目撃した。東京地下鉄・南北線の駅でのこと。

ほぼ満員に近い程度の混み具合の車両。ガサっというような音がして、すぐ何人もの人の「大丈夫ですか」という声が聞こえて、落ちた人を助けているようだった。2~3メートル離れたところにいたので、私は何にもしなかったし、人垣の向こう側の出来事だったのでそんなにはっきりは見ていない。

(追記)人が隙間に転落したとき、私は電車の中にいた(追記終わり)

しかし、その転落した人本人が電車に乗った後、私の近くに来てその人の友達と転落したことについて語り合っていたのでよく分かった。「足がずぼっと入ったのよ~痛いわぁ~」などと太もものあたりをさすっていた。50歳前後の女性だった。左手の薬指に指輪はあったが、主婦というよりはサラリーウーマン風の人だった。

南北線はホームドアが付いている。ドアがついているので客観的に見てもホームから転落する危険性はない。その分、ホームにいても危機意識はない。その状態で電車が到着して、ドアがあいたときに、ホームと電車の間に隙間があるという「危険」が頭から抜け落ちていたのではないか。その落ちた女性が、というだけではなく、私自身を振り返っても南北線のホームにいるときは危機意識がない。しかし電車とホーム隙間の危険性はホームドアのない駅と変わらない。むしろ、ホームドアの関係で薄暗くなっているので、ホームドアのない駅よりも危険かもしれない。