歌え!だらリーマン

買った、使った、感想、評価

昼間に風呂を沸かすことは稀である

2011年02月20日 | ボケ
すごく久しぶりに休日の日中、自宅にいた。いろいろと固定電話に勧誘電話がかかってきた。家族もいてのんびりとしていたので、勧誘電話はウザい。とはいえ、かかってくる電話が100%勧誘電話とは限らないので真面目に、真剣に受け答えするようにしている。

かかってきた電話には「はい○○でございます」と名乗って出た。ただし、すごく低い声でゆっくりとしゃべってみた。思い切り慇懃に落ち着いた話し方をしたつもりである。一言か二言話せば勧誘電話かどうかは分かるが、こちらの態度は変えずに話し続ける、ただし、勧誘電話だと分かれば、特にこちらから訊ねたり、攻撃的になったりすることを避けけるものの、相手の問いかけに対しては、だんだん間を空けて答えるようにする。すると向こうはだんだんイラついてくるようである。

さきほどの電話はエネルギー系の勧誘電話だった。とあるお得になるプラン名を挙げて「ご存知ですか」と訊ねられた。(我が家にとっては有利とは思えないので)使っていないが(お得なものはとことん調べる性格なので)知っているのである。私は「大変、よく、承知いたして、おります」とゆっくり答えた。相手は拍子抜けしたのか、質問を変えて「お風呂沸かしていますか」と聞いてきた。

前後の文脈から考えて、「風呂の熱源は都市ガスですよね」という確認をしたかったというのは理解していた。しかしちょっとボケてみた。問われた内容を字義どおりに理解して答えることにしたのである。「しばらくお待ちください」と電話を保留にした後、念のため風呂場を確認して「ただいまは沸かしておりません」と答えてみた。昼間っから風呂を沸かしたりはしていないのである。

私のボケに対して突込みがあれば引き続き電話を楽しもうと思っていた。しかし残念ながら相手は「そうですか」と言って電話を切ってしまった。「こんな相手とは電話していられない」と思ってくれたようである。