南野島男のGood Times

日常感じたことを面白おかしくエッセイ風に書きつづります。
これぞ笑いと勇気の玉手箱!

自民党さんには言われたくないという気持ち

2009-07-29 16:56:45 | Weblog
民主党のマニフェストに対してただただ批判するだけの政府自民党軍団。
「財源は?」「夢物語だ」「理想に過ぎない」こんな民主党が政権をとったら日本はとんでもないことになるぞと力の限り叫び続け、その声を後押しするように偏見マスメディアが国民の意識操作に拍車をかけている。
今まで散々自民党政権に騙され続けてきながら、この期に及んで「そうだよなー、民主党はいいことばかり並べてるけど自民党が言うように財源はないのかもなー?」などと簡単にコントロールされてしまう愚かな国民がいまだに生存していることが危ういのである。
政権交代が現実のものとしてそこまで来ている時に、自民党が言うように「民主党が政権を取ったら大変なことになるよ」という暗示にはかけられないことだ。

「年寄りは働くしか能がない」と麻生タロウは言うが、「財源!」「財源!」とあんたは馬鹿の一つ覚えのように叫ぶしか能がないと言ってやりたい。
この1年で自分らがどれほど国家財政に損失を与え続けてきたのか分っているんだろうか。
無駄遣いを垂れ流し放題やりながら、不足ぶんは国債をジャバジャバ発行してその借金は莫大な金額になって国民に押し付けた形になってるんじゃないの。
14兆円もの補正予算を組んで、公用車や地デジテレビを何万台も買うわ、マンガアニメの殿堂に100億円以上の金を垂れ流すわ、経団連企業が潤うためにETC1000円、エコポイント、エコカーなどと国民を欺き続けているそんな連中に理想的なマニフェストを批判される筋合いはないと鳩山代表が言いたくなる気持ちがよく分る。

連日テレビで報道される「民主党マニフェスト批判」は政権交代を死に物狂いで阻止するためだけのものである。
政権交代阻止作戦の第一弾であった、小沢一郎国策捜査及び偏見マスコミ合同のネガティブキャンペーンが失敗に終わり、自民党も崖っぷちに立たされた今はもうなりふり構わない「マニフェスト批判」しか手はない。
この4年間で政権与党として自分達がやらかしてきた悪政の反省もすることなしに、真顔で批判してしまうその根性たるものにはあきれ返る。
民主党のマニフェストを批判する時間があったら自分達のマニフェストを早く出せばいいのにと誰もが感じている。
おそらく麻生総理のために漢字にふり仮名を打っているから遅れているとは思うが、その中で口が裂けても「安心、安全な社会・・・」などとは麻生総理には言って欲しくない。
他の党は出してしまった後にもったいぶって政権を担う与党自民党のマニフェストでござるとカッコ付けて出してくることが予想されるが、たぶんそれからは連日偏見マスコミでは自民党と民主党のマニフェスト比較と題した番組が放送されることになるはずだ。
それこそ偏見マスコミの力を借りて自民党の優位性ばかりが目立つ内容に仕組まれることは間違いない。
田原総一郎などはその最後の役目を果たすために評論家生命をかけて悪態をつき続けるであろう。

起きているのか眠っているのか分らない顔した細田幹事長は「うちが出すマニフェストは某党が出したいいかげんなものじゃなく中身の詰まったものだ」と豪語していたが、この人は根本的なことが何も分っちゃいない。
はっきり言ってマニフェストなんてどうでもいいことなんだ。
これから出るマニフェストを読んでから投票する政党を決めようなんておめでたい国民はもういないのが現実だ。
国民はこれまでの自公政権にもう飽き飽きしているのであって、その自民党がどんなに素晴らしいマニフェストを書き綴ろうと誰も読む気もしないのである。
自民党のマニフェストが民主党のそれよりか100倍も素晴らしいことを書こうと自民党に政権を今まで通りまかせようなんて考えもしないはずだ。
自民党はもう政権交代を阻止するためだけのマニフェストなんて出さなくていいから、この4年間における果たせなかった公約違反の反省文を国民に公表した方がましのような気がする。





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