南野島男のGood Times

日常感じたことを面白おかしくエッセイ風に書きつづります。
これぞ笑いと勇気の玉手箱!

山下達郎IN長崎

2009-01-12 20:46:00 | Weblog
長崎ブリックホールであった山下達郎コンサートに行ってきた。
実に10年ぶりの長崎だったが、そもそも達郎自身がコンサートツアーをやっていなかったせいもあり、超ご無沙汰なコンサートであった。
長崎で観る達郎のコンサートはこれで3回目であるが、山下達郎のコンサートは,
今までいろんなミュージシャンのコンサートを見てきたが満足感では5本の指に残るほどのものである。
今回は山下達郎もほぼ56歳、昔みたいなノリノリでやれるのか少々不安ではあったが、なんのなんの相変わらずの素晴らしい声量とみごとなカッティングギターは全く衰えを見せることはなかった。
頭の方はさすがに薄くなった前頭葉を隠すために愛用の帽子でカモフラージュしていたが、それも結構似合っていたし、かまやつひろしみたいな変なかつら付けるよっかよっぽど格好いい。
達郎のいいところは会場のお客様を本当に大事にするところだ。
それは語りかける言葉の端々に感じられるし、最後まで決して手を抜かず最後の最後まで楽しんでもらおうという気持ちが伝わってくる。
今回のコンサートは新譜を引っさげてのツアーじゃない分、中身が往年の達郎ファンにはたまらない内容になっていた。
聴きたい曲はほとんどやってくれたし、アカペラのコーナーではこれまたお見事といわんばかりの歌唱力だった。
サポートメンバーも素晴らしく、達郎といえば難波弘之というくらいの名キーボードプレイヤーの演奏も久々に聴けたし、山弦の佐橋佳幸のギタープレイも堪能できた。
今回はバックコーラスの一人には元スターダストレビューの三谷泰弘が参加していたが、前々回の時は村田和人がやっていたのを思い出す。
会場のブリックホールはもちろん超満員で立見客も一杯。
年齢的にはそれこそアラヒフ世代ばっかしだ。
そのせいもあってか『ライドオンタイム』や『高気圧ガール』のノリノリの曲でもなかなか座席から立とうとする気配が見られず、今風のコンサートではよく見られる光景の、指突き上げて同じテンポで振り回すアレがなかったのは逆に安心した。

達郎も56歳で還暦まであと4年しかないとか、昔は若かったとか、さかんに老いを感じさせる話をしていたが、まだまだ現役バリバリこれからもどん新譜出して突っ走ってもらいたいし、それが出来るパワーは十分あると感じたのは僕だけじゃないはず。









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