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映画評『トータル・リコール (2012)』

2020-03-16 12:38:02 | 映画評


アーノルド・シュワルツネッガー主演の前作は大ヒット、驚きの結末でした。

コリン・ファレル主演版のトータル・リコール。前作が良かったので、前作を上回ることが期待されない本作は、観ていませんでした。
全体的にCGてんこ盛り作品ではあるものの、荒廃した未来感が、現実的に起こりそうなリアル感があります。未来館は、ブレードランナーを思い出させるような、アジア感、日本観でいっぱい。ここは、「またか」と思ってしまいました。

アクション、見どころがてんこ盛りです。スピード感が素晴らしい。

コリン・ファレルの終始戸惑いながら無敵な主人公の演技も微笑ましいし、ケイト・ベッキンセイルの美しくそしてとても恐ろしい役どころも見物。本当にしつこい、怖い鬼嫁です。

ラストのどんでん返しと、観終わった後の、余韻は前作が圧勝。途中飽きずに見せるスピード感は、本作だと思います。

もっと早く観ておいたほうがよかったな!そう思える作品でした。
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フィリップ・K・ディックの短編小説「トータル・リコール(旧題:追憶売ります)」を映画化し、大ヒットした『トータル・リコール』をリメイクしたSF大作。監督を務めるのは『ダイ・ハード4.0』のレン・ワイズマン。かつてアーノルド・シュワルツェネッガーが演じた主人公を『フライトナイト/恐怖の夜』などのコリン・ファレルが演じ、その妻を『アンダーワールド』シリーズのケイト・ベッキンセイルが熱演する。迫力満点のアクションがさく裂する斬新な映像に目を奪われる。 シネマトゥデイ

映画評『砂漠でサーモン・フィッシング』

2020-03-16 12:21:41 | 映画評


「イエメンで鮭を釣るプロジェクトの実行」という実話をベースにした話。

イエメンでサーモン・フィッシング自体は面白い、したがって、それを実現するための話かと思ったら、、、

主役の2人はユアン・マクレガーとエミリー・ブラント。それぞれ、純粋で素敵な人達。でも、人間関係に関するストーリーがな。。プロジェクトがきっかけて、夫婦関係や恋人関係が破壊されるのは、観ていて気持ちのいいことではありません。

この恋愛関係、すなわち不倫、裏切りで何を言いたかったのか?

大きなプロジェクトのチームに入ったら、通常の生活では考えられないような人間関係になるので、夫婦や恋人と別れるかもしれない。

そういう意図があるのなら、わかります。

そういう意図がなかったら、
素直でチャーミングな二人が、無邪気にプロジェクトに没頭している間に既存の人間関係を壊していく。

こんな話は誰が観たいのでしょうか?

プロジェクト自体は興味深いのに、ストーリーに絡む人間関係が納得いかない。私が今年見た映画の中では、もっとも評価が低い、2度と観たいと思わない作品でした。

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アラブの大富豪からの「イエメンでサケを釣りたい」という無理難題に応えるために奔走する人たちをコミカルに描いたドラマ。主人公の不器用な水産学者を、『スター・ウォーズ』シリーズや『ムーラン・ルージュ』のユアン・マクレガーが演じ、『プラダを着た悪魔』のエミリー・ブラントと『ずっとあなたを愛してる』のクリスティン・スコット・トーマスの実力派キャストが脇を固める。監督には『ギルバート・グレイプ』のラッセ・ハルストレム。『スラムドッグ$ミリオネア』のサイモン・ボーフォイが脚本を手掛ける。一見くだらないと思えることに大人が夢中になる姿に感動する。
シネマトゥデイ