アーノルド・シュワルツネッガー主演の前作は大ヒット、驚きの結末でした。
コリン・ファレル主演版のトータル・リコール。前作が良かったので、前作を上回ることが期待されない本作は、観ていませんでした。
全体的にCGてんこ盛り作品ではあるものの、荒廃した未来感が、現実的に起こりそうなリアル感があります。未来館は、ブレードランナーを思い出させるような、アジア感、日本観でいっぱい。ここは、「またか」と思ってしまいました。
アクション、見どころがてんこ盛りです。スピード感が素晴らしい。
コリン・ファレルの終始戸惑いながら無敵な主人公の演技も微笑ましいし、ケイト・ベッキンセイルの美しくそしてとても恐ろしい役どころも見物。本当にしつこい、怖い鬼嫁です。
ラストのどんでん返しと、観終わった後の、余韻は前作が圧勝。途中飽きずに見せるスピード感は、本作だと思います。
もっと早く観ておいたほうがよかったな!そう思える作品でした。
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フィリップ・K・ディックの短編小説「トータル・リコール(旧題:追憶売ります)」を映画化し、大ヒットした『トータル・リコール』をリメイクしたSF大作。監督を務めるのは『ダイ・ハード4.0』のレン・ワイズマン。かつてアーノルド・シュワルツェネッガーが演じた主人公を『フライトナイト/恐怖の夜』などのコリン・ファレルが演じ、その妻を『アンダーワールド』シリーズのケイト・ベッキンセイルが熱演する。迫力満点のアクションがさく裂する斬新な映像に目を奪われる。 シネマトゥデイ