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映画評『ピッチ・パーフェクト ラストステージ』

2020-03-12 08:24:09 | 映画評


ピッチ・パーフェクトの第3作は、アカペラグループの友情ミュージカルとして、楽しいコメディーでした。

大学アカペラ・グループ「ベラーズ」のメンバーたちの繰り広げる友情コメディ―『ピッチ・パーフェクト』は最近のミュージカル映画の中では、大ヒット映画の1つだと思います。その『ピッチ・パーフェクト』が、第3作で完結。今回は、社会人になったベラーズの面々が、同窓会のようにアカペラ・ツアーを楽しみます。

この映画の面白かったこと、3つ、ご紹介したいです。

1)アカペラグループの結末を考えている
アカペラ・チャンピオンの仲間たちが、熱い友情と経験を共有した仲間として、最後に集まります。最後に、その結論ともいえる結果になります。

びっくりするような結論ではありませんが、登場人物に敬意を表した楽しい結末。

ショッキングな結末ではありませんが、楽しい結末で終わったところが、シリーズらしくて、よかったです。

2)歌や踊りのシーンが多い
コンペティションを勝ち抜いていく前作までとは違って、今回は、同窓会的にツアーを楽しんでいきます。コンペに勝つための試行錯誤や努力のない分、ツアーでの歌や踊りのシーンが多くて、純粋にミュージカル映画として楽しめます。

3)登場人物のキャラが相変わらず切れています
ベッカ(主演のアナ・ケンドリック)だけでなく、ファット・エイミー、エミリー、オーブリーなど、キャラの立つメンバーがせいぞろい。それぞれ、シリーズを通して共通のキャラを演じていて、とてもキャラがたっています。
シリーズを通してコンペの司会役をしている二人も、相変わらずおもしろい。

前作までのキャラの流れを汲んでおり、前作までのファンにとっては、とても楽しめる内容です。1作めのような、吐くシーンも無く、家族でも楽しめる作品でした。大好きです。

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ヒットを飛ばしたミュージカル・コメディー・シリーズ『ピッチ・パーフェクト』の最終章。社会人になったベラーズのメンバーたちが、熱いステージを見せる。『マイレージ、マイライフ』などのアナ・ケンドリック、『ワタシが私を見つけるまで』などのレベル・ウィルソン、『スウィート17モンスター』などのヘイリー・スタインフェルドら、シリーズに出演してきた面々が集結した。シネマトゥデイ