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映画『フィールド・オブ・ドリームス』

2019-05-04 11:05:26 | 映画評
10年間隔で3回観て、3回ラストで泣いた。普通の男のアメリカン・ドリーム

私の好きな映画ベスト5に入っている作品を、10年ぶりに観ました。

アイオワで妻と娘と3人で仲良く暮らしている男の話。「それを作れば、彼はやってくる」という謎の声にしたがって、トウモロコシ畑に野球場を作る。次々と不思議なことが起こって、、、、という話。

家族の絆
物語を終始貫くのは、家族の絆。父と子の絆、夫婦の絆。

父と子の絆は、物語のテーマそのもの。自分の思ったことが伝えられない。もっと話をしたい。愛している。認めたい、認められたい。そんな主人公の気持ちに共感できます。

夫婦の絆。エイミー マディガン扮する主人公の奥さんは、戦闘的で自由を重んじる明るいキャラ。主人公が野球場を作ったり旅行をしたり好き勝手するのですが、経済的に困窮を極めているのに、夫のやりたいことを尊重する妻を演じています。

この妻こそが、普通のアメリカ人のアメリカン・ドリームではないか、とさえ思います。こんな物分かりの良い奥さんは、めったにいないのではないでしょうか。

トウモロコシ畑
トウモロコシ畑の緑の中にあるグランドが、とても印象的。幻想的であり、自然にあふれ、とにかく優しい気持ちにさせてくれます。そして、そのグランド(フィールド)で真っ白なユニフォームを着て野球を楽しむ選手たちの、格好いいこと。打球の音、ボールがミットにおさまる音が耳に沁みます。

3回目に見るので、ストーリーも覚えている。それでも、ラストは涙が止まらない。何でしょう、これは。心に響く映画です。

引用:外部サイト
ある日「それを作れば彼が来る」という“声”を聞いた農夫が、とうもろこし畑を潰して野球場を造り始める。信念に従って行動する主人公と彼を暖かく見守る家族。信じる事の尊さ、愛する人を思う事の素晴らしさをファンタジーの姿を借りて語りかける感動作で、人を愛した事のある人全てのための映画と言える。allcinema ONLINE


映画評『ブレックファスト・クラブ』

2019-05-04 10:43:22 | 映画評
リスニング学習にも最適:テーマ曲“Don't you"が耳に残る青春映画

英語のリスニングの勉強も兼ねて観ようと思った。青春映画。80年代ロック、Simple MIndsの代表曲であるテーマ曲“Don't you"がめちゃくちゃカッコいい作品です。

舞台は、土曜の補修クラス。補修呼び出しになった5人の生徒は、性格も、特技も、付き合っている友人も違う。そんな5人が集まって、それぞれの悩みを打ち明けたり喧嘩して、補修が終わり帰るまでの話です。

5人全員に共通な点が、親との確執と、それぞれ悩みを持っていること。青春の葛藤ですね。悩みを打ち明けて共感したり喧嘩する姿が爽やかです。

5人のキャラも、面白い。特に、闇女子を演じるアリー シーディーの不思議キャラを演じる演技がかわいらしいです。

さて、英語リスニング教材としてですが、これが、リスニング教材にぴったりです。この映画は、登場人物がほぼほぼこの5人と先生1人と用務員さん1人だけ。会話が中心の映画で、しゃべるのも早すぎません。英語中級以上の方にとっては、リスニング学習にも適しています。

最初と最後の“Don't you"には本当にしびれます。懐かしい80年代ロックと、髪型、服装。80年代に青春を送った人にとっては、さらに懐かしさもこみあげてくる、素敵な青春映画でした。


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引用;外部サイト
 “ノリ”もいいが心に残る青春映画を作るJ・ヒューズ監督が、デビュー作「すてきな片想い」に続いてM・リングウォルドを起用し、その魅力を十二分に引きだして彼女の人気が大ブレイクするキッカケにもなった、いわゆる“ヤッピー映画”の傑作。土曜の休日と言うのに学校に登校させられた高校生5人。彼等はさまざまな問題を起こした懲罰として自分についての作文を書かされるハメになった問題児ばかりだった。大きな図書館に軟禁状態にされ、何から書いていいのかわからないままだらだらと時間だけ過ぎて行く中、雑談からお互いの身の上話を交わし始めた彼等は次第に心を開かせて行く。
allcinema ONLINE


書評『紙1枚!独学法』(浅田すぐる著)

2019-05-04 09:11:24 | 書評



自分の研究テーマである「独学法」と名のつく本を本屋さんで見つけたので、すぐに手を取りました。「すべての知識を「20字」でまとめる」という副題。。ちょっと、目指すことが違うのではないかと思いつつ、読み通しました。

著者はベストセラー『トヨタで学んだ「紙1枚」にまとめる技術』の著者、著者累計35万部を誇る大ベストセラー。構成、本文とも、とてもわかりやすいです。そして、副題がまさに、この本の内容を要約している、有言実行の本です。

この本では、すべての知識を「20字」でまとめるためのノウハウを、フレームワークや記号を使って、とてもわかりやすく記述しています。ノウハウもさることながら、そのノウハウのベースとして、以下の2点の気づきを得ました。

学んだことを忘れないために必要なこと
著者は、20字でまとめて要約することの理由として、「学んだことを忘れない」ためには、以下の3つが必要であると述べています。
① 目的の明確化
② 思考整理
③ 端的な要約
本を読むときに目的を明確化してから読むことは、読書法の本によく書かれていますが、② 思考整理 が新しい。自分が読書するときのための情報整理フレームワークを見直しているところなので、この点については、共感できることができました。

1枚コントリビューション学習法
この本では、Part 1 Input 、Part 2 Output 、Part 3 Contributionというとてもわかりやすい構成になっています。学んだことを活かす最後のステップであるContributionにおいては、以下の構成要素について考えます。
Who 誰のために?
P/W 問題または願望
PQ 目的を達成出来る質問
1P? PQに対する答えを一言で表すと?
3Q What、Why、Howの2W1H

ここで感じたこと。1行コントリビューションは、本の企画ととても似ているな、と。学んだことを仕事で活かしてコントリビューションするのと、本を書いて読者の方にコントリビューションすることは似ていんるんだな、と思いました。

資格試験との関連
この本は、資格試験関連の勉強法の本とは、かなり内容が異なります。仕事で直接成果を出すための勉強法が紙1枚独学法です。

それでも、資格試験に活かせる部分があります。それは、
知識を「20字」でまとめる
ことです。

資格試験の各科目の、さらにそれぞれの分野を20字でまとめるのです。
たとえば、中小企業診断士1次試験の経済学のうちの、消費者行動(ミクロ経済学の一部)を20文字で表すと、以下のようになるでしょう。

消費者は予算内で効用が最大になる消費行動を行う。

20字という非常に短い文に本質を詰め込むことにより、その分野への理解が深まります。資格試験お勉強でも、20字にまとめることは役に立つのではないでしょうか。

20字にまとめることは、ブログやFBでも使えることだと思います。20字を意識してみたいと思います。