交流戦、やはりパ・リーグが一枚上

ソフトバンク・ホークス、なかなか交流戦に入って波に乗れない。中日戦連勝の勢いで突っ走るか、と予感させたヤクルト戦をエースの杉内で落とし、交流戦３連覇は絶望的・・・

う～ん、中日戦をいい形で２つ取れたんだけどねぇ・・・チーム状態どん底のヤクルトに、しかもおスギで落としたことは今後に響いてきそうだなあ。おスギは今季、星勘定を見る限り文句なしの数字なんだけど、調子や内容自体はイマイチだよな。今日も少しヤクルトを甘くみていたのかもね。まあ元チームメイトの吉本にやられたんでしゃあないか・・・どうでもいいことだけど、吉本にしろ荒金、正太郎、秋親にエロ和尚・的場・・・出ていった選手が活躍していること。（苦笑）

さてさて、交流戦ここまで７勝７敗。まあ５割なんで及第点かな。しかしながらこの成績、パ・リーグでは最下位・・・以前にも言ったことがあるんだけど、リーグのレベルは今、パが一枚上だよな。絶対的エースが全球団にいるもん。交流戦始まって以来、まだセ・リーグが勝ち越したことってなかったんじゃないかな？そりゃ、この結果は当然といえば当然か。おそらく今季もパ・リーグから優勝チームは出るんじゃないかな。ちなみに、ホークスは過去５年間の交流戦の通算成績が１２球団中唯一勝率が６割超で一番勝っているチームらしい。なんとか残り１０試合、交流戦王者の意地を見せてほしいよ。

調子いいんだか悪いんだか分からないチーム状況の中、新しい芽も育ちつつあるよな。特にＳＢＭへのつなぎ役として計算出来る存在になりつつある甲藤は楽しみだな。スピードもかなり増しているみたいだし、なんといったってバッターの懐に投げ込む気迫がおとなしいウチの投手陣にあっては貴重な存在だ。ピンチを切り抜けたときの目なんか完全にイってしまってるよな、熱いよ。それから打者では福田。ハッキリいって、まだ１軍レベルじゃないよな。本職は内野手だけど、今は外野で起用されている。しかもスイッチヒッターに転向してまだ日も浅く、右打席でのスイングはまだ素人そのもの。守備も打撃もまだ全然ダメだ。ただ、近い将来モノになるんじゃないかって雰囲気はあるな。川崎メジャー移籍の後釜候補であることは間違いない。

ペナント優勝のためにはレギュラークラスの活躍はもちろん、開幕前には計算外だった若手のプラスアルファの活躍が絶対だ。秋山采配、状況に応じての若手の積極起用を望みたい。