ひと言だけ・・・福岡ソフトバンクホークス応援ブログ

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アントニオの唄 UA

2008-12-05 02:07:50 | 本日の1曲
いやいや、猫も杓子もカバー、カバーのカバーソングブーム。徳永英明が火付け役なんだろうけど、日本の音楽界どうしてこんな状況になったんだろうなぁ。ネット配信の普及やCDセールス不況のためか、CDやレコードを実際に「購入」していた世代である30,40代をターゲットにしてるようにも思えるな。

個人的には社会人になった90年代あたりから「いい」と感じるような曲がなくなってきたように思う。大量生産、大量消費の現代の経済社会が音楽界まで広がった感じかなぁ。ただ、歳をとるにつれ、新しいアーティストや新曲に対する欲求がなくなってきたことは確かで古い曲を懐かしく感じるのは仕方ないことか。それにしてもカバーが多すぎるよ。小野リサ、birdなど個人的に数少ない最近のお気に入りアーティスト。小野リサは仕方ないとして、birdなんて、もう2作続けてカバーアルバムだよ。バーやん、勘弁してよ。やはり最近のアーティストのオリジナリティーに対する力量不足があることは明らかだ。

そんな安易なカバーソングが溢れる中でキラリと光る1曲。UAがマイケル・フランクスをカバーした「アントニオの唄」・・・ちなみに「アントニオ」とはもちろんボッサのジョビンのことでアントニオ猪木でもアントキノ猪木でもない。

ふぅ~~、これすごいな!数あるカバーソングの中でも1,2ともいえる原曲を越えるほどの出来だな。文句のつけようがないよ。まあ、ウィスパーボーカルのM・フランクスは素人っぽさが特徴だからそう感じるのかもしれないけどね。UAのボーカルに憂歌団の内田勘太郎のギターがハマりすぎ!日本人なめんなぁ!

音楽に対する厳しい姿勢や独自の言動でたまに誤解をまねくこともあったUAだけど、大口叩けるだけのことはあるな。やはりタダ者じゃないよ。自分の世界をしっかり持っているよな。納得のカバーソングだ。

あ~、アホウ総理みたいに「アントニオの唄」聴きながら、ホテルのラウンジでワインでも飲みたいよ・・・