本試験から1ヶ月以上も経ってしまっていまさらという感じもしますが、「ピッタリ160点」という綱渡り的な合格となった 27-1 について、いつものように振り返ってみたいと思います。ごく基本的と思われる問題もたくさん落していてリピーターとしては恥ずかしい部分もあるのですが、きちんと勉強を継続していないといかにダメかという意味で参考にしていただけるかもしれないと思い、記事にすることにしました。
個人的な感覚として、学習が不足していると記憶が薄れて誤答するというのに加えて、試験本番中に正解を「絞り出す」という部分が非常に弱くなる気がしています。そんなことにも多少触れながら振り返ります。
(一)読み 24/30点
ここ最近、少し苦手意識が出てきてしまっている設問です。難化しているのは確かですが、きちんと勉強し、かつ、当日の気力が充実していればもう少し取れなければいけないでしょう。
4 【粥文】 いくぶん
「しゅくぶん」と書いてしまいました。【粥】は、「おかゆ」の意味では「しゅく」、「ひさぐ」「売る」の意味では「いく」。意味による音の読み分けとしては基本的な部類でしょう。十分わかっていたはずの事項ですが、さっそく「勉強不足」を露呈しました。
11 【艱窘】 かんきん
【窘窮(きんきゅう)】 【窘迫(きんぱく】 など、何度復習したことでしょう。ああそれなのにそれなのに・・・「かんくん」と書いてしまって×。情けなし。
14 【碓舂】 たいしょう
「ついしょう」と読んでしまう癖が出て×。さきほどの 【粥】 もそうですが、準1級漢字の総復習が必要かもしれません。
19 【串殺】 せんさつ
【串】 の表外読みをまったく知りませんでした。これはそもそもの学習不足。表外読みは訓読みと並んで、まだまだ知識に「穴」があります。
21 【找す】 さおさ・す
これも一体何度学習したことやら・・・。家での学習・復習では間違えた記憶がないのですが、いざ本試験に出されたら何故か「さ・す」と書いてしまいました。あ~あ。
22 【痂】 かさぶた
最近恒例の「一文字で送り仮名のない訓読み」問題。相変わらず網羅できていません。
(二)書き取り 26/30点
点数だけ見るとまずまずではありますが、リピーターなら、今回は少なくとも28点は取ってしかるべき問題レベルでしょう。過去問そのままの問題も多く、かなり易しかったと思います。
3 ヘンテコ 【変梃】
一度 【変梃】 と正解を書いたのですが、何故か突如頭に「天手古舞(てんてこまい)」が浮かんで来てしまい、迷ってしまった挙句に「変手古」と書いて×。なんだかなぁ・・
13 カツラ 【鬘】
これは痛恨のミスで、【鬟】 と書いてしまいました。以前に、「送り仮名のない訓読み」対策で 【鬟(わげ/みずら)】 がなかなか覚えられなくて苦労したのですが、その時に印象に残り過ぎていたのでしょうか。
(三)国字 10/10点
さすがにここは満点でした。
(四)語選択・書き取り 6/10点
ここも情けない点数。ここ数回と違って非常に易しい問題でした。リピーターなら当然満点を取るべきでしょう。
2 余分な字句を削って表現を整える。 【刪定】
「過去問そのままじゃん。『さんじゅん』だな。・・・ん、選択肢にないな・・・。あ、『すいこう』があった。これだこれだ」 というわけで、選択肢の「さんてい」に気づいてすらいないという体たらく。
3 月の満ち欠け。また、栄枯。 【盈虧】
これは 【虧】 の字体がどうしても思い出せず。典型的な復習不足ですね。
(五)四字熟語 30/30点
これで、ここ5回の本試験での点が 30-28-30-28-30 と、得点源になっています。ことに今回は、平成15年度以降の過去問からの出題が7問もあって、易しかったですね。 【必求壟断】 は「漢検 四字熟語辞典」にも「漢検 漢字辞典」にも載っていませんが、消去法と意味(利益を独占しようとする)から、十分に正解可能でしょう。
というわけで、前半は 110 点中 96 点。非常に易しかったと思うので、最低でも100点以上はとらなければいけない問題でした。なんだか書いていて改めて情けなくなってきました(笑)が、「その2」に続きます。後半は間違いのオンパレードです。(汗)
個人的な感覚として、学習が不足していると記憶が薄れて誤答するというのに加えて、試験本番中に正解を「絞り出す」という部分が非常に弱くなる気がしています。そんなことにも多少触れながら振り返ります。
(一)読み 24/30点
ここ最近、少し苦手意識が出てきてしまっている設問です。難化しているのは確かですが、きちんと勉強し、かつ、当日の気力が充実していればもう少し取れなければいけないでしょう。
4 【粥文】 いくぶん
「しゅくぶん」と書いてしまいました。【粥】は、「おかゆ」の意味では「しゅく」、「ひさぐ」「売る」の意味では「いく」。意味による音の読み分けとしては基本的な部類でしょう。十分わかっていたはずの事項ですが、さっそく「勉強不足」を露呈しました。
11 【艱窘】 かんきん
【窘窮(きんきゅう)】 【窘迫(きんぱく】 など、何度復習したことでしょう。ああそれなのにそれなのに・・・「かんくん」と書いてしまって×。情けなし。
14 【碓舂】 たいしょう
「ついしょう」と読んでしまう癖が出て×。さきほどの 【粥】 もそうですが、準1級漢字の総復習が必要かもしれません。
19 【串殺】 せんさつ
【串】 の表外読みをまったく知りませんでした。これはそもそもの学習不足。表外読みは訓読みと並んで、まだまだ知識に「穴」があります。
21 【找す】 さおさ・す
これも一体何度学習したことやら・・・。家での学習・復習では間違えた記憶がないのですが、いざ本試験に出されたら何故か「さ・す」と書いてしまいました。あ~あ。
22 【痂】 かさぶた
最近恒例の「一文字で送り仮名のない訓読み」問題。相変わらず網羅できていません。
(二)書き取り 26/30点
点数だけ見るとまずまずではありますが、リピーターなら、今回は少なくとも28点は取ってしかるべき問題レベルでしょう。過去問そのままの問題も多く、かなり易しかったと思います。
3 ヘンテコ 【変梃】
一度 【変梃】 と正解を書いたのですが、何故か突如頭に「天手古舞(てんてこまい)」が浮かんで来てしまい、迷ってしまった挙句に「変手古」と書いて×。なんだかなぁ・・
13 カツラ 【鬘】
これは痛恨のミスで、【鬟】 と書いてしまいました。以前に、「送り仮名のない訓読み」対策で 【鬟(わげ/みずら)】 がなかなか覚えられなくて苦労したのですが、その時に印象に残り過ぎていたのでしょうか。
(三)国字 10/10点
さすがにここは満点でした。
(四)語選択・書き取り 6/10点
ここも情けない点数。ここ数回と違って非常に易しい問題でした。リピーターなら当然満点を取るべきでしょう。
2 余分な字句を削って表現を整える。 【刪定】
「過去問そのままじゃん。『さんじゅん』だな。・・・ん、選択肢にないな・・・。あ、『すいこう』があった。これだこれだ」 というわけで、選択肢の「さんてい」に気づいてすらいないという体たらく。
3 月の満ち欠け。また、栄枯。 【盈虧】
これは 【虧】 の字体がどうしても思い出せず。典型的な復習不足ですね。
(五)四字熟語 30/30点
これで、ここ5回の本試験での点が 30-28-30-28-30 と、得点源になっています。ことに今回は、平成15年度以降の過去問からの出題が7問もあって、易しかったですね。 【必求壟断】 は「漢検 四字熟語辞典」にも「漢検 漢字辞典」にも載っていませんが、消去法と意味(利益を独占しようとする)から、十分に正解可能でしょう。
というわけで、前半は 110 点中 96 点。非常に易しかったと思うので、最低でも100点以上はとらなければいけない問題でした。なんだか書いていて改めて情けなくなってきました(笑)が、「その2」に続きます。後半は間違いのオンパレードです。(汗)
1 読み 27/30 点
2 書き取り 22/30 点
3 国字 10/10 点
4 語選択 10/10 点
5 四字熟語 24/30 点
27-1 私の結果です。
どの部分の学習が不足しているのか顕著ですね。
貴方は 有能 な方だと思います。
学習が不足していても 点 を取ることができる。
他者の学習方法は参考になりません。
しかし、貴方の学習方法は理にかなっています。
私は自身のやり方を貫きますが、貴方のブログの存在をもっと早く知ることができていたらなと思いそうになります。
客観的に物事を捉え且つ丁寧(驕りなく)だと思います。
ではまた(^-^)