=118 ~木の因数分解~(家具工房つなぎブログ)

南房総でサクラの家具を作っています。ショールーム&カフェに遊びにおいでください。

急成長を間近で見る。第一回フォレストデー

2022年05月23日 | ⇒つながるイベント
第一回フォレストデーに木工体験ブースとしして出展させていただきました!

「木」にフォーカスしたイベントだけあって、通常のマルシェのようなイベントと比較した場合、来場者の熱を感じた気がしました。そして子供連れが圧倒的に多かったです。

木登り体験他や木のおもちゃがたくさん並んでいて、木のおもちゃは楽器になっていたり、面白い形にくりぬかれていたり、ビー玉落としたり、とても子供たちの目をひくものが多かったので、
「箸づくり」は飾り気がなくシンプルすぎあまりに無骨で武士のような玄人志向の人がわずかに来てくれるくらいかなと心配していましたが、
小学校1年生から6年生までの子供が思い思いに体験していただけました。

明らかに鉋の扱いが難しそうな一年生女の子がいて、最初は2本目は自分が作ってあげないといけないかな?と心配していましたが、ほんの30分で大成長、2本目は見事に自らシャッシャッと削って完成させました。

今まで子供たちの箸づくりを見てきた中で、たぶんできなかった子は一人もいなかったし、みんな上手い、いや上手くなる、それも本当に30分で。
そして間違いなく大人より子供のほうが上手い。これ結論。
子供は体の使い方に変なクセがなかったり、大人は力任せだったりするのでしょう。そしてなにより集中力?単調作業なので、木と鉋に向き合って木が削れる感触を感じて、一回一回削るたびに「こんな感じ」というのを大人よりも無意識にとらえ(大人は頭を使いすぎるかも?)、それを素直に体が繰り返していくのかもしれません。毎回驚かされます。

何もアドバイスなど口にしないで無言の時間も長くあり、親からは「体験料払ってるのに」と思われたらどうしよう?なんて考えることもありますが(笑)、
子供たちが木と無言の対話をしているような時間をそっと見守ることも大事かなと考えています。
ということで、うちの体験は渋めです。
コロナとの共存もまだまだ続きますが、少しずつこうしたイベントや木工体験も実施していきたいと思います。
また木工体験についてのお問い合わせもお受けしておりますので、よろしくお願いいたします。






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