荒れに荒れたカナダGP。
その荒れたレースを堅実に、しかも攻めた走りで佐藤琢磨選手が頑張りました!
今回のGP、またもマクラーレン・フェラーリの一騎打ちと思いきや・・・。
毎年お馴染みのスリッピーな路面とランオフエリアの少なさから、ガードレールにヒットする車が続出。
モナコに比べて絶対的なスピードが高い事もあり、セーフティーカーが度々入り、レースは随分混乱した。
また、今回まれに見る大クラッシュがあり、一人のドライバーが意識を失う事態になった。
放送は生放送だったので、私はそれを録画して見ていたから早送りして彼の安否を簡単に知ることはできたのだけど、ついそれを忘れてその映像に釘付けになってしまった。
コクピットとエンジン部だけを残して殆どバラバラになってしまったマシンと、ピクリとも動かないドライバーの姿を見て、背筋に冷たいものを感じていた。
1994年に亡くなった、アイルトン・セナのクラッシュに近い、すさまじい映像だったからだ。
幸い、脳震盪と足の骨折で済んだのでホッとしたが、絶対的速度が高いレースであるだけに、当然危険も高いということを再認識させられた。
彼の安否が確認できたので、こちらも気を取り直してレースを観戦。
上位がどんどんつぶれていく中、佐藤選手はなんとフェラーリのライコネンを従えての6位走行。(この時点でものすごい快挙と言えた)
抑える、というのではなく、距離を保ったまま走っている。
トップチームのフェラーリを、である。
その後ピットインした時に運悪くセーフティーカーが出て、ルール上もう一度ピットインせざるを得なくなり、結局11位まで落ちる。
その後、幸運にも上位がつぶれたりピットインしたりで8位まで順位を回復。
圧巻はここから。
8位になったからポイント確保で落ち着くかと見ていると、前を走るトヨタのラルフをパスして7位、更には前年度チャンピオンのマクラーレンのアロンソを追い詰めて、彼をパスしてしまった!
そう、ピットインで落とした順位を実力で取り返してしまったのだ!!
大荒れのレースだったけど、ただ単に上位のつぶれるのを待つだけでなく、堅実に走り、しかも攻めるところは攻める。
佐藤選手には、とても素晴らしい走りを見せてもらった(^^)。
カナダGPの結果です↓
http://www.fmotor.net/f1/index.htm
コメント
- CHIPPY [2007年6月12日 21:52]
- こんばんは。
クビサのアクシデントを除いて、荒れに荒れてサバイバルな
レースを速くて冷静なドライブで初優勝したハミルトンと今までを見ても
最高とも思えるSUPER AGURI/琢磨のパフォーマンスに大興奮で楽しいレースでした。
クビサは軽い脳振とうと右足首の捻挫だけで済んだそうです、退院したクビサは自分自身の運転で病院を後にしたそうで
すよ、14日にFIAのドクターがOKを出せば「アメリカGP」にも出場
出来るそうです、大事をとって出られなかった場合はリザーブ兼テストドライバー
のS.ベッテルかな?。 - EP82-SW20 [2007年6月13日 22:54]
- >CHIPPYさん、こんばんは。
コメントありがとうございますw
クビサが自分で車を運転して帰宅した、ですか!?
あの事故で軽い脳震盪と捻挫だけ・・・。
驚きですねw
レースは順位がめまぐるしく変わり、表彰台の顔ぶれも違ったものになりましたね。
モナコまでのレースを見ると、2強その他大勢、となりそうだったのですが、今回のように違った顔ぶれもいいですね(笑)
次回のアメリカGPですが、私はここのレースは従来どおりの顔ぶれになりそうな気がします。
ひとえに、路面グリップがいいサーキットだから、そう思えるのですけど(笑) - hotosa [2007年6月14日 0:25]
- こんばんは~
自分は生で見ていましたが、クビサのクラッシュにはビックリしました。中継でもなかなか容態が分からず“まさかは無いよな…”と心配しながら見ていました。
改めてレース危険と隣り合わせであるという事と、現在のF1マシンは安全で、怪我一つ無いという報道を見て安心しました。
琢磨選手は今回は多少運があったとはいえ、終盤ラルフとアロンソをつづけて抜き去ったところはすごかった!国際映像もバッチリ写ってましたね(^^)
今週USGPも先に仮眠して、生で観戦する予定です - CHIPPY [2007年6月14日 1:11]
- 本日(13日)にSUPER AGURIがSNSをオープンさせましたよ。
すでに私は登録(無料)してきました。
SUPER AGURIと佐藤琢磨ファンはさすがに多いです(笑)。 - EP82-SW20 [2007年6月16日 0:58]
- >hotosaさん、こんばんは。
コメントありがとうございますw
彼は動きが無かったですからね、心配しました。
以前イモラでベルガーが炎上事故を起こした時、彼は失神していて炎から脱出できませんでした。
その時は生で見ていたので、hotosaさんと同じ気持ちでしたよ。
「早く出てきてくれ!」って。
今週末のUSGPはどうでしょうね。
路面グリップは高いし、ランオフが広いので余りSCが出ないレースが予想されるので、カナダのような波乱は余り期待できそうも無いですね。
でも、実力で上位に行ってもらいたいです。
前回も終盤の追い越しは実力でしたから、密かに期待はしています(笑)
>CHIPPYさん、こんばんは。
コメントありがとうございますw
寄ってきました。
まだざっと眺めただけなので、どうしようかこれから考えます(笑)。
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