というよりは、暦では秋だね。
しかし相変わらずの猛暑続き(^^;)
でも、良い9月の始まりになったw
紹介して頂いて、大変ありがたいと思います(^^)
投稿の一番の動機は、我が初期型シエンタでの「加速ボケ」に遭った恐怖体験がきっかけでしたね(^^;)
→ 過去ログ「加速ボケ」
シエンタに「反乱」を起こされてから、つくづく「車に運転させられている」と思うようになった。
昨今、動かすだけなら幼児でも動かすことができてしまうAT車が世に溢れている。
90年代、AT車限定免許とAT車の急激な普及は、自動車産業の発達と免許証人口を増やして車をより身近な乗り物にしたけれど、結果として「サンダルを履く様な気軽な感覚」で運転するドライバーを増やしたと思う。
その中に、公道に出るレベルに満たない「技術やマナーの未熟なドライバー」がいて、そんな彼らが「ペダルを踏み間違える」と言う暴走事故を多発させた、と言えるのでは?
勿論、システム的によろしくない部分が原因での暴走事故も有ったので、メーカーは暴走対策をしたけれど、それがきっかけになって「ドライバーの運転に対する責任を減らして、車に責任を持たせる」形で「安全な車」を作ってきたようだ。
最近は燃費向上のための電子制御スロットルが、更に「ドライバーの操作ミスを防ぐ車」を作り上げてしまっている。
何しろ、「操作ミスをしても、車が『操作ミス』と判断して壊れない」のだから。
(私も一度経験あり 汗 でも、逆に「加速ボケ」も味わう事に・・・)
ドライバーはますます「運転操作に責任を持たなくなる」方向に進んでいきそう・・・。
悪循環でしょ。
「車に運転させられるのでは、ドライバーなんて必要無いよね。」と言うのが正直な感想。
2年前からMTのKeiワークスにも乗るようになったら、「やはり車はこうでなくては、運転していて面白く無い ♪」と実感している今日この頃。
何しろAT車ではアクセルを踏むだけで済むことが、クラッチ操作とギアチェンジが必要になる。
操作が下手ならギクシャクするし、無理な操作をすれば車が悲鳴を上げる。
自分の運転技術のレベルが如実にわかるわけだから、下手なら「向上心」が必然的に芽生えてくるというものw
そうしたらこの「車とモータースポーツの明日」と言う提言のコラムを目にした。
車を運転する事が好きな私ですら、「ドライバー不要論」を考えてしまうAT車全盛の昨今、モータースポーツをやってみたいと思う若者が育つ環境とはとても思えないから、その気持ちを投稿してみた次第。
余談ですが、車は確かに手軽で便利な乗り物です。
でも、一度はエンジンをかけないで、自分の車を自分で押して動かしてみてください。
簡単に動かせないくらい重いはず。
その重さが、「運転に対する責任」の重さです。
コメント
- GXE10 [2010年9月3日 6:23]
- 最後の部分にインスパイアされた私の提言。
教習所の必修項目には、此の際「押し掛け(最早、死語かな?)」でも追加しろ。
P.S.
“iQ→”は、断じてスポーツモデルには在らず、と個人的に思える幾つかの理由。
1.フロントLSDがOpでも無い
2.アイドリングストップ標準装備
3.タコメーターの視認性最悪
4.燃費重視のハイレシオ
と言う事で、目指せ実燃費での20km/l越え………。 - デコちゃん [2010年9月3日 9:41]
- こんにちは!
最後の一文
>
でも、一度はエンジンをかけないで、自分の車を自分で押して動かしてみてください。
簡単に動かせないくらい重いはず。
その重さが、「運転に対する責任」の重さです。
に激しく共感しました!
素晴らしいですね^^
確かに車はとても便利な乗り物になったと思うんですが、便利すぎゆえの事故ってたくさん起こってますもんね。
「アクセル」と「ブレーキ」の踏み間違いもそうですよね。
MT車だったら、踏み間違えるにしても、クラッチつながないといけないし、AT車の便利さが事故に繋がっている部分はあるかもしれないですね。
今さかんにCMをしているスバルの衝突回避システムも、「すごーーい!」と思う反面、そこまで車にイニシアチブを握られちゃうんだったら、なんのためのドライバーだろうか?って思います。
そのうち、ドライバーが寝てても車がすべて操作して、目的地まで運んでくれる乗り物ができてくるかもしれませんね。 - EP82-SW20 [2010年9月3日 22:40]
>GXE10さん、こんばんは。 コメントありがとうございます。
「押しがけ」はできますよw
父親がやっていたのを覚えていまして、友人の車のスターターが回らなくなった時、やってあげて株を上げました(笑)
でも、これってMT車でなくてはできないですよね(^^;)
iQのGRANですか?
ちょっと割高感ありますね。
確かにタコメーターは小さくて視認性悪そうだしLSDがOPで無いというのもちょっと・・・(><)- EP82-SW20 [2010年9月3日 22:41]
>デコちゃんさん、こんばんは。 コメントありがとうございますw
運転中にTV見ている輩をかなり見かけますからね。
「車を運転する事に付いて回る危険」を考えていないのでしょう。
「ペダルの踏み間違え」は、中には運動能力が衰えている為のミスも有るとは思いますが、「危険認識が無いが為の踏み間違え」が大半だと思っています。
あの衝突回避システムは、殆どのドライバーが「ブレーキを踏まないで我慢できる距離」より遅く作動するそうです。
そうしないと、ドライバーがブレーキを踏まなくなってしまうからだそうですよ(笑)
でも、車間距離が10m程度で数珠繋ぎで流れている車線に割り込もうとしたら、この装置が作動して必要以上にブレーキをかけてしまわないか、ちょっと心配です。- まめ八 [2010年9月4日 7:51]
- おはようございます。
“10人目の提言”掲載、おめでとうございます。
記事と併せて読ませて頂きましたが、全くその通りだと思います。“もしも・・・”の時に備えて人間がイニシアティブを持つ余地を残しておくべきか、それとも、人間とは必ずミスを犯すものという前提に立って“もしも・・・”という事態が発生しないように極力人の関与を無くす方向にいくのか・・・意見の分かれるところだと思います。この問題は何も車に限った事だけではなく、アメリカ空軍では機体のオートパイロット化が進む中、パイロット達がそれに反対しているそうですよ。
(長文ですみません。つづきます) - まめ八 [2010年9月4日 7:53]
- (つづきです)
車の普及に伴って色々な考え方の人たちが車に乗るようになりましたが、それだからこそ自動車メーカーは車を単なるトランスポーターとして捉える風潮を作ってはいけないと思います。これだけ色々な人たちが車に乗る時代であるならば、車の使い方やその社会的な責任という物についてメーカーもユーザーの間にトレンドを作って行く(つまり啓発活動をするということ)ことが求められているのではないでしょうか?
EP82-SW20さんの最後の一文はとても重い響きがありますが、もし人命を損ねた場合には車の重量だけでは済まされないという自覚を持って運転している人たちが何人いるのか。。。恐ろしくなります。 - EP82-SW20 [2010年9月4日 22:31]
>まめ八さん、こんばんは。 コメントありがとうございますw
ありがとうございます。
インパクトを感じてもらえたみたいですよw
人間のミスを車が補うのは安全上正しいと思います。
でも、今の車は車のミスを人間が補えなくなりつつ有る気がしています。
私のシエンタの例では、今は解消している「加速ボケ」であり、こちらは今でも毎回起きている「一定で無い、高速での追い越し加速に移るタイムラグ」・・・。
必要以上に安全マージンを考えて走っています。
また、ドライバーは、車がやってくれればそれに依存してしまいますね。
今のマニュアルモードでは、減速の際のシフトダウンは私はやりませんよ。
車がやってくれるので、必要無いから。
せっかく「ガズーで車のあり方」を提案した今、トヨタは「脱・気軽に乗れるトランスポーター」の車造りをやって、ユーザーへの意識改革を働きかけるべきだと思います。
また、ユーザーは、将来、全自動で目的地に人を運ぶことができる車社会になるまでは、「車を運転する責任」がついて回る事を再認識しないといけないと思います。- おぺ [2010年9月5日 0:47]
- こんばんは。
“10人目の提言”掲載、おめでとうございます。
拝見させていただきました。全体を通じて共感しました。安全かつ快適な運転のためには、クルマのメカニズムや挙動の最低限の理解は必要と考えますが、なんでもクルマ任せの制御や免許取得の極端と思える甘さは、交通社会に害を増やしてしまっていると思います。漫然と集中力のない運転は後ろから見ていてもヒヤヒヤしたり迷惑だったりします。自分も含めてですが、免許取得者は常に責任を持ち、運転技量の維持向上を意識すべきですね。 - EP82-SW20 [2010年9月5日 21:11]
>おぺさん、こんばんは。 連続コメントありがとうございますw
読んで頂きありがとうございましたw
AT車は基本的には操作ミスで壊れることが無い。
だから、ドライバーは車に対して自ら責任を負う意識が薄れてきてしまっていると思います。
私自身もシエンタのエンジンが加速ボケ→オーバーホールに至った段階で、「設計ミスだろ、これ!」と立腹してしまった口です。
MT車ならともかく、今のAT車はドライバーの操作ミスを全部カバーする設定になっていますからね。
真冬でエンジン始動直後に駐車場から勢い良く発進する車をよく見かけましたが、AT車はMT車と違い「冷えている時のギアの渋り」が無いので、ドライバーが車をいたわろうとする気持ちを無くしてしまうのだと思います。
昨今の車のあり方が、ドライバーの意識改革をしてしまっていると思えました。- 真鍋清 [2010年9月7日 1:52]
- 愛車ヴィッツ1300U-L、79600km走行は先程の山形往復1000kmで11.9km/lを常時エアコンオン+120-140km/h巡航にて記録、晩秋から初冬にかけては同条件(高速・高負荷)にて15km/lが期待できそうです。
- EP82-SW20 [2010年9月7日 23:02]
>真鍋清さん、こんばんは。 連続コメントありがとうございますw
コメントの場所が違うような気がしますが(笑)
シエンタではこの走りをしたら、11km/L切りそうです。
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