私はこちらの「綾人サロン」の動画も良く見ています。
UP主の綾人さんは、大型トレーラードライバーであり、勤務先の安全運転担当者でもあるそうです。
私も、(殆どが2トンクラスでは有りましたが)バイトで10万キロ程トラックドライバーの経験が有り、その経験のお陰なのか、車を「修理する」程の事故には、加害・被害を含めて今まで遭ったことは有りません。
車を人間に例えれば、バンドエイド程度の怪我迄、と言えそうです。
(因みに、狭い道のすれ違いでミラーを擦ったり、車庫入れでコツンとぶつけたりした事は、それなりに有ります (^^;))
※自慢では有りませんよ(^^;) 経験が有るからそれが活かされて、大きな事故に遭わないでいると思う。 それを言いたいだけです。
彼の動画で、「ああ、これは乗用車しか乗らないドライバーには、知ってもらった方が良いなぁ。」と思える動画が有ったので(と言うか、複数有りますね。折を見て紹介していこうと思います。)、ご紹介します。
大型トラックの サイドミラーが 危険な理由
冒頭で、「えっ、あの車、居たの!?」と思うでしょうね(苦笑)
大型トラックのミラーって、幅だけで20cmくらいありますからね、死角を作るには十分な広さが有るんですよねぇ(汗)
逆に、これを知っていると、この動画で自分が乗用車のドライバーの立場だったら、どこを注意すれば良いかわかりますよね。
大型トラックの運転手の顔が見えているかいないか、という事を確認する事すればいい。
それで、大型が譲ってくれたのか・こちらが見えていないけどたまたま減速したのか、という事の判断が付けられますよね。
(と言うより、「こちらが見えていないかもしれない。」と思いつつ、前に出ればいいわけですw)
この動画は大型の目線ですが、実は、一般のミニバンクラスも、Aピラーとミラーが作る死角で、似た様な事態になるんですよね(^^;)
ちょっと古いけど、こちらの画像。
これは2007年当時乗っていた、初代シエンタの、交差点停止中に運転手目線で見た右方向の拡大写真。
Aピラーの位置がちょうど右側の横断歩道上に来ていて、歩行者どころか停止している車両が有るのか無いのか、わからない(苦笑)
勿論右側のピラーなので、顔を左右に少しずらせば死角は補えます。
今乗っているヴォクシーやKeiワークスは、ドライビングポジションとピラーの位置関係が違ったり、ヴォクシーはクォーターウインドウが有る事や、Keiワークスはピラー自体が細いので、交差点での右方向の死角は殆ど気になりません。
ただ、緩やかな右カーブではAピラーが対向車線を完全に塞いでしまう事が有り、気を付ける必要が有りますが・・・。
で、私の場合問題になったのは、顔を少しぐらい動かしても補えない位置関係にある、左のAピラー死角。
シエンタを買った時は、その前に乗っていた初代bBの「左側死角」を考慮して買ったのですが、それでも見難かったですね(^^;)
※初代bBを買ってからこの死角の大きさと危険に気が付き、燃費も1.3Lではあるものの4ATだったのでなんと13km/L台と言う不経済さに嫌気がさし、3年強でシエンタに変えました。
燃費は大幅に改善して、1.5Lで16km/Lとなったのですが、カタログ19km/Lに遠く及ばずこれに関しては不満が続く事に・・・。(今のヴォクシーは2.0Lで15km/L越え、しかもカタログ燃費14.4km/Lなので、不満無しw)
現行のシエンタはクォーターウインドウが有るので随分見易いですが、初代シエンタの死角は「bBよりは少しマシ」程度で、交差点での気の使い方は殆ど変わりませんでしたね(><)
その為に補助ミラー付けて、大回りしても死角を減らす様にしていました。
因みに、左ピラーを今のヴォクシーと比較すると、こんな感じ。
ヴォクシー 初代シエンタ
同じ停止線で止まっての比較です。
横断歩道の見え方が全然違いますよね。
それに、俯角もヴォクシーの方が大きく取れるので、初代シエンタに対して手前が見えています。
この為、シエンタは少し大回りをして死角を補って曲がる事が多く、この写真では補助ミラーを付けていませんが、後で補助ミラーを付ける事に。
対してヴォクシーは最初からミラーの下に標準で補助ミラーが2つついていますが、日常的にこれらは殆ど見なくて済んでいますw
前を向いていても、死角って有りますからね。
意識して走らないと、事故につながりますから気を付けましょうw