縁起笑店

縁起の道も招き猫から
陶芸家猫社長のつれづれコラム
横浜の縁起村から伊豆の満腹村に移住

やさおとこ

2010-01-25 | Weblog
伊東屋でネオカラーの赤を買おうと棚から取った。ネオカラーの容器は半透明なので中の色を一応
確かめようと蓋をひねった。ところが硬くて開かない。渾身の力を込めてもうんともすんともぴくっとも
しない。ちょうどいいところに棚を整理していた伊東屋のお姉さんがいたので
「すんません、中の色を見たいので開けてもらえませんか」とネオカラーを手渡した。
でもね、人間ペンチと自称する猫社長でも開けられない代物をかよわそうなお姉さんが開けられるとは
猫社長はまんずまんず期待してなかったのさ。
案の定、お姉さんには無理なのだった。お姉さんはレジにいた背の高い若いお兄さんにバトンした。
お兄さんはネオカラーを受け取って蓋をひねった。お兄さんの顔がみるみる赤くなった。
うおーー、腕の筋肉が盛り上がっている。鬼の形相、でも開かない。
ぶお、すごい音、力が入りすぎて屁がでちゃった。おいおい実まででてないだろうねえ。
伊東屋のお姉さんあああーと言う顔をしてネオカラーをお兄さんから取り上げて向こう側にいる
今度は背が低いがっちりタイプの先輩格のお兄さんのところに持っていった。
スルスル、あっという間に蓋は本体と離れた。がっちりさんおみごと。
背の高いお兄さんは猫社長にすみませんと恥ずかしそうに言ってうなだれた。
やさおとこ金と力はなかりけり、だけどもおならは臭いのよ。
過去の猫社長コラム。

玉川高島屋最上階のルーフギャラリーのショップでも販売してます。
横浜そごう6階ジャパンショップにお雛様が揃いました。