縁起笑店

縁起の道も招き猫から
陶芸家猫社長のつれづれコラム
横浜の縁起村から伊豆の満腹村に移住

鎌倉八幡宮は臭かった

2010-04-11 | 干支
樹齢800年以上とされる大イチョウが倒れてから1か月がたった神奈川県鎌倉市の鶴岡八幡宮で、
残された大イチョウの根元から新たな芽が育ち始めた。
猫社長が初めて鎌倉に行ったのは小学校の秋の遠足だった。大仏、長谷観音の後八幡宮に立ち寄ったと
記憶している。その記憶があまりよろしくない。よろしくないとは鶴岡八幡宮がなんとも臭かったからだ。
みんなもぞろぞろ歩きながら臭い、うんこくせーと鼻をつまんでいた。どこかにウンコが落ちている
のかなあそれも大量に、と思った。
当時、銀杏の実があれほど悪臭を放つなんて知らなかった。あの日あの時快晴の鎌倉八幡宮の参道は
つぶれた銀杏でどこもかしこも黄色に染まっていた。
今の鎌倉は銀杏が落ちてもすぐに片付けられているみたいだ。落ち葉の季節に近代美術館に出かけても
あの田舎の香水の香りはなく代わりに銀杏売りのおじさんたちが香ばしい炒りたての銀杏を売っているのみ
であった。
ところであの大イチョウは実を付けていたのかなあ。

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