縁起笑店

縁起の道も招き猫から
陶芸家猫社長のつれづれコラム
横浜の縁起村から伊豆の満腹村に移住

紅ぐも

2015-08-02 | Weblog
洗面所の天井に赤ちゃんの手の平くらいの蜘蛛が張り付いていた。
小さい蜘蛛なら見逃すけれど、これは大きすぎて怖い。
蜘蛛はゴキブリとかを食べてくれる益虫だから殺したくない。
それで昆虫網やらエアダスターで外に出そうと試みたけれど
敵は足がたくさんある分身動きが早いもんで、猫社長の魔の手を
かいくぐってスルスルと移動してしまう。
もうこのままにして放って置こうかなと一瞬思ったのだけど、
夜中に寝ている時に、蜘蛛が額の上に降りてきて口から体の中に
忍び込んで、体内で分裂を重ね重ね、気がついたら
猫社長が紅蜘蛛になってしまったら困るので、やはり捕まえることにした。

紅蜘蛛は梅図かずお先生が少女フレンドに連載していた本当に怖かったホラ~漫画だ。
邪悪な継母に蜘蛛を口から入れられた少女がおぞましい紅蜘蛛となり、、、
うーん、内容はほとんど忘れてしまった。けど怖かったことは鮮烈に覚えている。
梅図さんは当時ヘビ女、赤ん坊少女、ミイラ先生、笑い仮面etcetc
恐怖のオンパレード漫画を次々に繰り出していた。また読んでみたいなあ。
梅図さんて、40年経っても猫社長に紅蜘蛛の恐怖を思い出させるのだからすごい人だ。

そうそう、デカ蜘蛛はいつの間にかどこかへ消えた。
もう猫社長の中にいるのかも、   ぎゃ~、蜘蛛になっちゃうよ