遅まきながら今日は初六本木ヒルズ、森美術館のコルビュジェを観に行った。豆たぬきちゃんと
11時半に受付の前で落ち合う約束をしていたのだけど、どうも段取りがまずかった。
猫社長は52階の入り口で待ち、豆だぬきちゃんはチケット売り場で猫社長を待っていたのだ。
豆だぬきちゃんは携帯を持たぬ人、時が過ぎても猫社長からはアクセスができない。じりじりしていたら、
待ち合わせから10分が過ぎた頃、携帯が鳴ったので画面をみたら公衆電話からからだった。
こりゃ豆たぬきちゃんだとボタンをプッシュしたとたん、ものすごい勢いでアラームが鳴り出した。
パポーパポーと鳴り響くのであせってパワーボタンを押したのだが、電源をオフに出来ない、その上不気味な
黄色いエクスクラメーション・マークが画面いっぱいに点滅している。
回りの人たちも怪訝な顔をしている。困り果てた猫社長は大音響の携帯を持ったまま、展望カフェの
お兄さんに助けを求めた。するとお兄さんは携帯を裏返してバッテリーをはずしてみた。
音はそれで収まったのだが、また収めると大音響が始まる。このままじゃ豆たぬきちゃんとめぐりあう
ことはおろかテロリストと間違えられるか、美術館からたたきだされるとほんと泣きたくなった。
ん?待てよ、あああー、防犯ブザーがオンになってるう。オフにしたらすぐに音がやんだ。
ひゃあ、まいった、まいった、防犯ブザーのスイッチが何かの拍子でオンになっちゃったんだ。
何かじゃないだろ、お前が入れたんだろ、そうです猫社長です。お兄さんに平謝りとお礼。
猫社長の携帯はデザインの好みからキッズ携帯なのだった。
豆たぬきちゃんから二回目の電話がほどなく入った。10メートル先の公衆電話からだった。
もしやと思い、52階まで上がってきたのだそうだ。猫社長の性格を知り抜いている。
今日は携帯に脅され、踊らされ、そして携帯様のおかげで友と会うことが出来たけど、
携帯に頼り過ぎの生活は猫社長をますますアバウトな方向へ導いていく。引き締めよう。
もう疲れちゃって美術鑑賞どころじゃなかったよ。
11時半に受付の前で落ち合う約束をしていたのだけど、どうも段取りがまずかった。
猫社長は52階の入り口で待ち、豆だぬきちゃんはチケット売り場で猫社長を待っていたのだ。
豆だぬきちゃんは携帯を持たぬ人、時が過ぎても猫社長からはアクセスができない。じりじりしていたら、
待ち合わせから10分が過ぎた頃、携帯が鳴ったので画面をみたら公衆電話からからだった。
こりゃ豆たぬきちゃんだとボタンをプッシュしたとたん、ものすごい勢いでアラームが鳴り出した。
パポーパポーと鳴り響くのであせってパワーボタンを押したのだが、電源をオフに出来ない、その上不気味な
黄色いエクスクラメーション・マークが画面いっぱいに点滅している。
回りの人たちも怪訝な顔をしている。困り果てた猫社長は大音響の携帯を持ったまま、展望カフェの
お兄さんに助けを求めた。するとお兄さんは携帯を裏返してバッテリーをはずしてみた。
音はそれで収まったのだが、また収めると大音響が始まる。このままじゃ豆たぬきちゃんとめぐりあう
ことはおろかテロリストと間違えられるか、美術館からたたきだされるとほんと泣きたくなった。
ん?待てよ、あああー、防犯ブザーがオンになってるう。オフにしたらすぐに音がやんだ。
ひゃあ、まいった、まいった、防犯ブザーのスイッチが何かの拍子でオンになっちゃったんだ。
何かじゃないだろ、お前が入れたんだろ、そうです猫社長です。お兄さんに平謝りとお礼。
猫社長の携帯はデザインの好みからキッズ携帯なのだった。
豆たぬきちゃんから二回目の電話がほどなく入った。10メートル先の公衆電話からだった。
もしやと思い、52階まで上がってきたのだそうだ。猫社長の性格を知り抜いている。
今日は携帯に脅され、踊らされ、そして携帯様のおかげで友と会うことが出来たけど、
携帯に頼り過ぎの生活は猫社長をますますアバウトな方向へ導いていく。引き締めよう。
もう疲れちゃって美術鑑賞どころじゃなかったよ。